北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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無垢の床の掃除&お手入れは梅雨前。自然素材の家はメリットもデメリットも

ベアくんイライラ

 

 

ベア:嗚呼もう!!

ポニ:どんまい!相棒!

 
 

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どうしたの?

 

あ、姐さん!床に掃除機かけてたら

板と板の間にカスが待って取れないんす!

 
 

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あ、そっか。

もうすぐ梅雨だもんね。

 

ドユコト?


 

自然素材の家だからね。

 

木が膨れる前に掃除しなきゃ

いけないってこと!

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自然素材の家は良し悪し

MS家は自然素材の家。

 

床は無垢のオイル塗装。

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壁は天井も側面も珪藻土。 

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建具や作り付けのドアも

有害物質を発しないものを使用。

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自然素材の家なんですって言うと

「いいね!」「うちもそうしたい」

って言っていただき嬉しい。

 

ただ自然素材の家って実は

向き不向きがある。

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特に梅雨の時期や冬など

温度や湿度が変わる時期には

メリットデメリットを感じる。

 

珪藻土:調湿するけど時々乾燥

 

家を長く大事に保ち快適に過ごすため

梅雨前には準備が大切。

 

例えば家のホコリを取り除いておくと

湿気がホコリに付着せずカビになりにくい。

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寝室に除湿剤を置いておくと

マットレスがカビにくい。

 

オカモト 水とりぞうさん 

 

↓マットレスのお手入れ方法でも書きました 



湿気がお部屋に充満する前に

汚れをとって置くと全然違う。

 

MS家も賃貸の時は梅雨前は

バタバタとやっていた。

 

でも今は必要なくなった。

 

なぜか?

 

珪藻土の壁が調湿してくれるから。

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あと埃の起きないような工夫もしている。

例えばこんな工夫▶︎
・ホコリには柔軟剤を(詳しくはこちら
・ティッシュを置かない部屋作り(詳しくはこちら
・家の中はカーテンレス(詳しくはこちら

 

一方で冬は乾燥しすぎる。

だからいろんな乾燥対策をしている。 

 
珪藻土の壁はメリットもあれば

デメリットもある。

 

床も同じことが言える。

 

無垢の床:気持ちいいけど伸び縮み

引っ越してから嫁氏はほとんど

スリッパを履かない。

 

それは無垢のオイル塗装の床は

裸足が気持ちがいいから。

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極寒地域ではないので床暖房は入っていない。

だけど冬でもキーンとした寒さは感じない。

 

1F&寝室はオークで硬いので時々冷たさはあるけど

2Fの客間パインは特に暖かみを感じる。

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一方で無垢ゆえの手間もある。

 

無垢の床は木材となっても

生きている。 


湿気によって伸びたり縮んだり。

 

だからお手入れが必要。

特に梅雨の前は。

 

冬の乾燥でガバッと開いた床板の隙間は

梅雨には湿気で膨らみ隙間が狭くなる。

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するとどうなるか?

 

冬の間に隙間に詰まったカスやゴミが

取り出しづらくなる!!

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 MS家は珪藻土のおかげで梅雨でも

さらっと過ごしやすい。

 

だけどそれでも梅雨はやや湿度上昇。

 

だから梅雨の前に床の隙間を掃除し

お手入れをしたほうがいい。

 

無垢床の梅雨前手入れ

<使う道具>

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・つまようじ

・千枚通しやクジリ

・古い歯ブラシ

・綿棒

・雑巾

・蜜蝋ワックス

・ウエス

 

今回やることは

床の隙間や表面を綺麗にして

蜜蝋のお手入れで仕上げること。

 

蜜蝋のお手入れは前に書いたように

半年から1年に一回。


ただしキッチンや玄関など

水分がかかりやすい場所や

人がよく出入りする場所は

蜜蝋が剥げて床が変化しやすい。

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だから部分的に蜜蝋ワックス

もやっておく。

 

①隙間のゴミを取り除く

まずは隙間からゴミを除去。

 

基本的にはつまようじを使う。

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 だけどオークの床など堅い木は

つまようじが折れることがある。

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 そういう時は千枚通しで掻き出す。

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ただし

千枚通しは強いので

床を傷つけないように注意。

 

隙間が広い場所では綿棒や歯ブラシを

使うと効率よく掃除できる。

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②部分的に拭き掃除

無垢のオイル塗装は基本的に

水拭きしない方がいい。

 

水分を吸って木が膨張伸縮するから。

 

ウレタン塗装は別。

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ウレタンは表面をテカっと樹脂で

固めてるから水拭きでも大丈夫。

 

オイルは基本乾拭き。

 

ただオイル塗装でも住むうちに

何かこぼして汚れることが。

 

そういう時はかたーく絞った雑巾で

そこだけふき取る。

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③蜜蝋ワックス

綺麗になったら仕上げ。

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蜜蝋が剥げたところや

よく通るところだけワックスを。 

 

蜜蝋ワックスはオイルと違って

時間を置いてから拭き取りという

作業がいらないのがいい。

 

着なくなった服をウエスを使う。 

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板を一枚ずつ塗り込み磨くように。

そしてすぐしっかり拭き取り。

 

できた。ツヤが出て綺麗。

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蜜蝋塗ると木部を保護するだけでなく

木目がはっきりしてより綺麗に見える。

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ついでに蜜蝋やオイルの手入れは

輪じみが消えることもある。

 

ウェグナー のデイベッドに輪じみ。

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これを蜜蝋ワックスでこすると

わかりにくくなる。

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本当は色付きオイルでやったほうが

より綺麗に消えるけど手元にないからまあいいか。

 

WATCO(ワトコ) ワトコオイル ナチュラル

 

これにて梅雨前対策完了!

 

長短知って自分に合った選択を

 

触れると気持ちよくて体に優しく

機能性もある自然素材の家。

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嫁氏は掃除が苦手だったけど

DIYは大好き。

 

家づくりや家具好きをきっかけに

家の手入れ好き人間になった。

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家のお手入れは手間でなく

世話って思っている。

 

でもこれを読んで

「何これ?大変!」

って思われる方もいると思う。

 

確かに楽ではない。

 

何もしなくてもいいということはなく

季節に合わせた手入れが必要。

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だから忙しくて手入れはできない

そういうのが苦手というならオススメしない。

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人には向き不向きがあるからだ。

 

だけどこういう人なら向いている。

 

手入れを楽しみたい

 

傷や剥げも味と思って楽しめる

 

手入れをしながら家を育てていきたい

 

DIYやリペアが好き

 

そんな場合は家と共に成長する

楽しみがあなたを待っています。

 

みんながいいと思うもの

値段が高いもの

 

それが必ずしも合うとは限らない。

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物を選択する時特に家づくりの時は

メリットデメリットを知って

後悔の少ない選択を。

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蜜蝋後の大事なこと

 

あ!最後に一つ大事なこと!

 

そうだね大事なことがあった!

 

 

蜜蝋ワックスに使ったウエスは

自然発火の危険性があるので

水につけて口を縛ってから捨ててね!

 
 

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ポニ:僕が言おうと思ったのに!!」

ベア:美味しいとこは持ってかれるもんだ…

 
 

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そういえば掃除&お手入れといえば

あそこもそろそろやらなきゃ…

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