11月までは暖かかったのに
だいぶ寒くなってきました。
MS家でも夜や休日は
エアコン稼働中。
その弊害でエアコンつけると
湿度40%以下…
ベア「乾きすぎぃ!」
ポニ「加湿器のフレッド君は?」
↓フレッド君について
家にいる時はつけてるけど
いないときはオフ…
それが心配なんだ…
無垢の床は
乾燥で変形してしまう…
これをなんとかせねば!!
MS家は珪藻土の壁。
調湿をしてくれて
夏はカラッと過ごしやすい。
ただこれはMS家だけなのか
不明だけど冬すごーく乾燥。
エアコンなしだと40%くらい。
エアコンつけると40%を切る…
でも以下の理由からエアコン以外の
暖房は不可能。
・気密性が高いため石油ストーブ不可
・オール電化のためガスヒーター不可
また家の特性上以下の乾燥対策は不可。
・リビングに洗濯物の部屋
干し場所ない。
(したくないのもある)
・床は無垢のオイル塗装のため
水拭き不可。
ベア「家の間取りや性能に
こだわってもできないことはあるね」
そうだね。
完璧な家なんて
ないからね。
だから植物を使った実験をして
読者さんにいろいろ教えてもらった。
使った後のバスルームの
ドアは開けておく
お芋を茹でてみる
冬は鍋!!
いろいろやってみると
エアコンをつけていても
40%台に。
読者のみなさんありがとう。
そして書斎ではフレッド君の
活躍で湿度45%〜55%台に。
ただ何もしていない時
誰もいない時にも
ある程度の湿度をキープしたい。
人がいる時はフレッド君で
人間は大丈夫。
でも30%台は
家や家具も心配だ。
実際は心配するほどすぐには
木は変形しないけど家や家具は
嫁氏にとっては家族だからね。
よって
水分が蒸発できる状態を作る
MS家では水の容器を置いても
その水は全然蒸発しなかった…
そこで読者さんのアドバイスを
受けて試しに階段に洗濯物を。
38%→43%
見事湿度上昇。
MS家では水そのものではなく
布に水を含ませ
水が蒸発する状況を作ると
湿度が上がるとわかった。
ポニ「じゃあリビングに無理やり
洗濯物干しちゃう?」
うーん…それはちょっとなあ…
だからね…
インテリアの邪魔をせず
湿度を上げる方法を考えたよ!
前にギャッベ展に行ったとき
壁に絨毯をかけてあった。
↓ギャッベ展
壁にラグやファブリックをかけると
かっこいい。
そしてこの時に来場記念として
いただいたペルシャ更紗。
他の店舗でも色違いを頂き
こっちは客間ベッドカバーとして使用。
もう一枚のこのブルーを
どうやって使うか考えていた。
そんな時にMS家の乾燥対策には
布に水分を含ませるのが
効果的だとわかった。
だったらペルシャ更紗に
水分を含ませて吊るせば
インテリアの邪魔をせず
乾燥対策になる!!
名付けて
更紗アタック!
ベア「ダサい…」
ただ問題があった…
壁には水分を含んだものを
かけられない
ナウガ親分「アートはガンガン
かけているゾォ!」
アートは濡れてないからね。
珪藻土は湿気を吸ってくれる。
だけどあまりに長時間水分が
触れていたらどうなるか…
だから壁にかけるのはダメ。
そこで思いついた。
ブラインド部分につけよう。
MS家にはカーテンがなく
一部がブラインド。
そしてこのブラインドは
ウレタン塗装。
ウレタン塗装なら
多少水がとんでも
弾いてくれる。
よし!
ここに掛けて実験だ!
まず水に濡らす。
ペルシャ更紗は木のスタンプに
塗料をつけて柄を作っている。
ゴシゴシこすらない限りは
あまり色落ちもしないそう。
丁寧に絞って
水が落ちないようにする。
そしてブラインドの手前に設置。
クリップで留めているだけ。
ぴったりサイズだ!!
なんか雰囲気変わって
これはこれで好きかも。
余分な水は拭き取り
初回は水が落ちる危険性が
あったのでウエスを敷いておく。
あと家具や壁に当たる部分は
濡らしていない。
さてどうなるか。
現在湿度39%
10分後湿度41%
30分後湿度42%
1時間後湿度42%
その後カラカラになるまで
41〜42%を行ったり来たり。
これいいかもしれない。
カラッカラになってきたら
霧吹きでシュッシュ頑張る。
ガスヒーターを使う
おうちに比べたら
低い湿度かもしれない。
でもMS家にとっては
加湿器なしで
40%超えたのはありがたい。
しかもインテリアの
邪魔をせずに。
ただ二つ問題が…
まず
部屋が暗い…
夕方や夜お日様が
気にならない時にしよう。
あとホコリが増えるのが嫌で
カーテンレスにしたのに
ホコリが増える可能性がある。
それはしばらく続けないと
わからないけど。
ひとまずはこの方法で
しばらく行ってみよう。
乾燥対策はいろいろある。
策を練っている時は
「中身か見た目か
どっちかじゃないかな?」
「諦めてずっと加湿器
つけるとか…」
って言われた(ワクワクさんに)。
でも考えるとアイディアは
浮かぶもの。
完璧な方法ではないし
ものすごい威力ではないけど
湿度もインテリアも
どっちも諦めずに済んだ。
とはいえ他にもいろいろ
ありそうだからこれからも
実験は続けていきます。
快適さとは自分で悩んで
追求してこそ見つかるのだと
思うからです。