前回はMS家の11月現在の
暖房事情をお話ししました。
こんなコメントをいただきました。
乾燥します!
めちゃくちゃ乾燥!
だってほら見て!
MS家の湿度計がすっごく
反応している!
↓この湿度計の使い方
乾燥対策については今考え中。
でもこのことで問題発生…
それは無垢の床!
ベア「どしたの?」
あのね…
床のね隙間が広がってきた…
欠陥住宅とかじゃなくて
これは木の自然な反応なんだよ。
材料になっても生きているからこそ
メリットデメリットがあるんだ。
MS家の床は一階と寝室がオーク。
階段と客間2つがパイン。
インテリアに合わせるためと
コストの面から2種類の床。
どちらもそれぞれの良さがあり。
オーク↓
パイン↓
でもどちらにも共通して言えるのが
触り心地の良さ。
木材は熱が伝わりにくいので
ビニルの床よりもひんやりしません。
見た目にも温かみがある。
無垢材は
使ううちに色が変化。
劣化ではなく変化。
それもまた楽しみの一つ。
またこの「変化」には
「リペア」も含まれる。
無垢のオイル塗装は
自分で直せるメリットあり。
凹みだとアイロン攻撃↓
えぐれだとかさぶた式で直す。
おっと!客間2のパイン材に
またもやかるーいえぐれ発見!
かさぶた式は瞬間接着を使うけど
軽い場合はヤスリ+塗装のみ。
あまり手を加えすぎると
逆に目立ちます。
リペアは最小限に!
これが大事。
400番→600→800と
比較的キツくないヤスリで。
そのあとステイン塗装。
塗装のときは薄い色で試してから
濃い色へ移るのがオススメ。
いきなり濃い色だと
失敗した時が大変。
赤っぽいケヤキで塗り拭き取り。
拭き取りも大事な工程。
まだ目立つなあ。
次にチーク色。
これは濃いので蓋についた塗料を
ちょこっとだけ使おう。
そしてケヤキを塗った筆をそのまま
あえて色を混ぜるように塗り塗り。
ふき取るとこう。
いい感じ。
光の当たり方によってはわかるけど
あまり目立たなくなった。
こうやってお家を自分で
直すとさらに愛着がわく。
これも無垢材の魅力。
ただ無垢材の床には
デメリットも…
それが隙間問題!
冬になると
隙間が広がる。
ポニくんが歌って教えてくれるそう。
『無垢らはみんな生きている』byポニー
(有名なあの歌の替え歌)
無垢らはみんな生きている
生きているから膨らむんだ
無垢らはみんな生きている
生きているから縮むんだ
湿度違う夏と冬 比べて見ーれば
はーっきりわかーる その隙間
パインだってオークだってチークだって
みんなみんな生きているんだ
木材だから イエイ!
ありがとポニたん。
人間はクビチョンパされちゃうと
呼吸も血流も止まってしまう。
でも木は切られても
水分を吸ったり吐いたりする。
(MS家のキッチンのメーカさんWOODONEより)
水分取り入れると膨らみ
反対に乾燥すると縮む。
そうなると冬は乾燥するため
縮むから床の間の隙間が広がる。
そうするとゴミが入る…
人によっては掃除が大変。
MS家はダイソンの通称しらこちゃんが
ウィンウィン吸ってくれる。
でも時にはゴミがフィットして
ハマっちゃうことも…
さらにひどい時は乾燥で木が
割れてしまう可能性もあり。
だからそうならないように
よく見てオイルや蜜蝋を塗ってあげましょう。
どっちがいいかは施工してくれた
ビルダーさんに聞くのがよし。
オイルや蜜蝋を塗ると乾燥を
防ぐことができる。
だから塗ってみよう!
と行きたいけど今ない…
ポニ「えええ!
そこはさ読者さんのためにやるべきでしょ!」
わかってるよ!
でもね床塗るとなると
結構な量が必要なの!
来週ぐらいにね。
温かみがあり
手入れして育てる楽しみのある
無垢の床。
でも万人向けではありません。
家をよく見てあげて
お手入れは苦じゃないよ
ていう場合じゃないと簡単にダメになる。
だけどおうちが好きで
大事に育てたいという人
家や家具の変化を楽しみたい人
そんな方には無垢の床オススメ。
彼らの色が変わったり
傷ついたり
反ったり膨らんだり
変化するのは
生きている証拠。
そんな変化を一緒に住みながら
楽しんであげてください。
材料になっても変化する木ってすごい!
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