乾燥の季節が来ました
おお!久しぶりの加湿器のフレッドくん!
加湿器の使い始めは冬の訪れを感じるっす
加湿器の使い始めは冬の訪れを感じるっす
冬は好きなんだけど
MS家は乾燥が気になるよね。
でも今年はそれも改善されそうだよ。
MS家に以前やってきた暖房器具の
おかげでね。
そういえば少し前に使い始めた
暖房器具気になってたんだよね
暖房器具気になってたんだよね
うん!今回は以前モニターした
2つの暖房器具のその後のお話。
珪藻土の家での3年間の奮闘記
自然素材の家であるMS家は
壁も天井も全てが珪藻土。
珪藻土の家は調湿性に優れ
湿度が高い5月〜9月はものすごく快適。
一方で冬は乾燥が半端ない。
※珪藻土の家全てがそうとは限らない。
施工方法や家の性能にもよる。
メインの暖房がエアコンであるMS家では
加湿していないときの
冬の湿度は平均40%前後。
ひどいときは30%台。
そこで一昨年から活躍している加湿器が
スタドラフォームのフレッドくん。
この子のことはすごく好きだけど
1つしかないので他の部屋が乾燥。
だから加湿器の使用以外にもこれまで
試行錯誤しながら実験をしてきた。
■MS家乾燥対策記事
実験①インテリアを邪魔しない冬の乾燥対策。快適な暮らしは追求から
実験②アナログな加湿器をハンドメイド。紙バンドのカゴバッグで乾燥対策
実験③冬こそ活躍するサーキュレーター。リビング階段の寒さ対策&乾燥対策
実験②アナログな加湿器をハンドメイド。紙バンドのカゴバッグで乾燥対策
実験③冬こそ活躍するサーキュレーター。リビング階段の寒さ対策&乾燥対策
どれもちょっとひと手間かかるっすよね!
そうなんだよね。
布を吊るしたりお湯を入れたり
サーキュレーター移動したり…
そもそもエアコンをメインの
暖房にしてるから乾燥する。
そこで今年は考えを変えよう。
一階リビングは広いから
エアコンの方が効率がいい。
でも部屋が分かれた2階では
エアコン使わないことにする。
エアコンなし?さすがに寒いんじゃない?
大丈夫!今年はいつもとは違って
快適さを作るヒーローが揃ったよ。
それが以前モニターをした
暖房器具たちだ。
循環のボルネード&じんわりの夢暖望
◎部屋の循環は任せたまえ!
サーキュレーター式ボルネード
この子がやってきたのは昨年のこと。
元々ボルネードのサーキュレーターを愛用中で
それがきっかけでモニターのお話をいただいた。
サーキュレーターで有名なボルネードらしい
お部屋循環型のヒーターだ。
ものすごく温かい風が出るのでなく
柔らかい温風で循環しながら温める。
だからお部屋の温度差が生まれにくく
エアコンだけを使うより乾燥しにくい。
ただ6畳用のためリビングでは効果が薄く
今は2階の仕事部屋で愛用している。
◎じんわり優しく守ってあげるよ
夢暖望の暖話室
この子は先月モニターをさせてもらった子。
スターウォーズに出てきそうな見た目と
レトロな色が可愛らしい。
夢暖望の特徴はお部屋を
じんわり温めてくれるところ。
それはメリットでもデメリットでもある。
すぐに暖かさが欲しい人には向かないけど
強い暖かさが苦手な人には向いている。
また、本体が熱くなりにくいので
小さいお子さんがいる家庭でも安心。
エアコンのように乾燥しないので
本当はリビングで使いたいけれど
9畳までなので寝室で愛用中。
ボルネードは温風、夢暖望は遠赤外線だよね?全然違うタイプだけどちょっと似てるところがあるね
そうだね。しばらく使ってみて
こんな共通点があると思ったよ。
★ボルネードと夢暖望の共通点
・一般的な暖房器具の悩み解決のために作られた
・エアコンのように湿度を極端には下げない
・本体は熱くならない
・お年よりも子供も安心して使える
・広い場所や極点に寒い場所で単体使用は困難
・じんわりと温めるので即効型でなく持続型
・一般的な暖房器具の悩み解決のために作られた
・エアコンのように湿度を極端には下げない
・本体は熱くならない
・お年よりも子供も安心して使える
・広い場所や極点に寒い場所で単体使用は困難
・じんわりと温めるので即効型でなく持続型
特に嬉しいのが乾燥しにくい状態で
部屋を温めてくれるところ。
では早速この2つを使って2階を快適化する
ゆるい実験をしてみよう。
暖房器具でゆるっと実験
実験の内容や条件
・加湿なしと加湿ありで夜間に暖房使用
・仕事部屋▶ボルネード
(サーモスタット付で設定温度になったら切れる)
・寝室▶夢暖望
・MS家は高気密高断熱の家
(家が保温保冷をする▶詳しくはこちら)
・MS家では数値より体感重視のため
絶対湿度を図るような湿度計ではない
・実験をしたのは11月
実験と言っても本格的な器具はないので
あくまで体感重視という点はご了承を。
また使い勝手は住まいによって
変わってくる点もご注意を。
①エアコンの場合(加湿なし)
まずは寝室、仕事部屋それぞれで
例年通りエアコンを使ってみた。
設定温度はどちらも20℃。
エアコン実験(加湿なし) | 仕事部屋 | 寝室 |
20:00 外10℃ | 19℃ - 46% | 18℃ - 48% |
21:00 外9℃ | 20℃ - 45% | 20℃ - 45% |
22:00 外9℃ | 22℃ - 42 % | 22℃ - 43% |
23:00 外9℃ | 23℃ - 39% | 22℃ - 43% |
乾燥する。唇痛い。
寝室はまだマシだけど
寝室より小さい仕事部屋は
エアコンの効きがよく、乾く…
②ボルネード&夢暖望(加湿なし)
別の日に仕事部屋▶ボルネード、
寝室は夢暖望を使ってみた。
ボル&夢暖望(加湿なし) | ボルネードin仕事部屋 | 夢暖望in寝室 |
20:00 外12℃ | 20℃ - 48% | 18℃ - 48% |
21:00 外12℃ | 21℃ - 48 % | 19℃ - 47 % |
22:00 外12℃ | 22℃ - 47% | 20℃ - 48 % |
23:00 外11℃ | 21℃ - 47 % | 20℃ - 47% |
温めにより若干湿度は下がったものの
大きな乾燥にはならなかった。
体感的に強い乾燥を感じにくい。
これはめちゃくちゃ嬉しい。
③ボルネード&夢暖望(加湿あり)
さらに別の日に違う実験をしてみた。
昼間に2階の踊り場で加湿器で加湿をし
2階全体の湿度を上げておく。
大体どの部屋も50%〜52%前後。
そして夜は加湿器を切って
暖房器具を使ってみた。
ボル&夢暖望(加湿あり) | ボルネードin仕事部屋 | 夢暖望in寝室 |
20:00 外10℃ | 20℃ - 50% | 19℃ - 50% |
21:00 外10℃ | 22℃ - 51% | 19℃ - 49% |
22:00 外9℃ | 22℃ - 50% | 20℃ - 50% |
23:00 外9℃ | 23℃ - 50% | 21℃ - 50% |
かなり快適。
元々冬は乾燥しやすいので最初に
湿度を上げておくと下がりにくかった。
②よりも部屋の中が程よく潤い
目や肌の乾燥も感じにくく快適。
実験まとめ&使って気づいたこと
実験やしばらく使ってみたことを含めて
気付いたことをまとめてみよう。
両方に共通してすること。
★ボルネードと夢暖望共通
・エアコンよりも乾燥を感じにくい
(全く湿度が下がらないわけじゃない)
・加湿した後の使用でさらに快適
・どちらも体感の暖まり方はゆったり
・エアコンよりも乾燥を感じにくい
(全く湿度が下がらないわけじゃない)
・加湿した後の使用でさらに快適
・どちらも体感の暖まり方はゆったり
★ボルネードについて
・温まりやすさは夢暖望より早い
・ただし、循環機能メインなので
オフにしたら温度は持続しにくい
・温風だけどサーキュレーターなので
湿度が極端に下がることはなかった
・部屋全体が暖かさ、湿度共に快適
・極端に寒い日以外は6畳なら1台でいけそう
・黒いパーツはホコリが目立つ
・温まりやすさは夢暖望より早い
・ただし、循環機能メインなので
オフにしたら温度は持続しにくい
・温風だけどサーキュレーターなので
湿度が極端に下がることはなかった
・部屋全体が暖かさ、湿度共に快適
・極端に寒い日以外は6畳なら1台でいけそう
・黒いパーツはホコリが目立つ
★夢暖望について
・温まりの即効性はボルネードより低い
(真冬はこれだけでは厳しいかも)
・ただ、温まったらそれが持続しやすい
・極端に寒い日はエアコンで温めてからだと実力発揮しそう
・電気代抑えめらしいので(実証はまだ)
つけっぱなしでも安心感があり
・程よい暖かさを安心して保てる意味で寝室にぴったり
・温まりの即効性はボルネードより低い
(真冬はこれだけでは厳しいかも)
・ただ、温まったらそれが持続しやすい
・極端に寒い日はエアコンで温めてからだと実力発揮しそう
・電気代抑えめらしいので(実証はまだ)
つけっぱなしでも安心感があり
・程よい暖かさを安心して保てる意味で寝室にぴったり
今年は2階のエアコンは休眠
暖房器具というと色々なものがある。
エアコン、ハロゲンヒーター、石油ストーブ。
どれも完全無欠ではなくその器具にも
メリットがあればデメリットも有る。
MS家で使っている子達も一長一短だ。
だけど3年間色々やってきた中で今回は
一番作業の負担が少なく快適さを感じた。
エアコンを使ってきた頃と比べ
温まりすぎず乾燥具合も少ない。
おかげで乾燥による肌や目の痛みがなく
かなり過ごしやすくなった。
工夫で乾燥対策をすることも大事だけれど
時には道具に頼ることも大事だと思った。
今年の冬の夜の二階での過ごし方は
もうこれで行こう。
極端に寒い日は別として
2階のエアコンはお休みしてもらおう。
あとは1階だね…
そうね…それはまた試行錯誤しながら考えようね。