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真っ黒なテレビの圧迫感を抑える3つのインテリアテクニック|リビング

存在感を出しまくるテレビの真っ黒な画面
 
みなさんこんにちは。
 
30脚の椅子×40鉢以上の植物と暮らす
家具コンシェルジュのmashleyです。
 
今日はベアくんがインテリアの相談をしたいとか。
 
僕の部屋のことっすよ!
 

 
具体的には?
 
 
大きなテレビがどーんとしてなんとかしたいっす…
せっかくのカラフルなインテリアが台無しっす…
 

 

黒はね他の色より主張が強いタイプなんだ。

 
黒を広い面積で使うと圧迫感が出て
部屋が狭く見えることがある。
 
そして最近のテレビは大型化しているので
強調したくなくても勝手に目立つんだよね。

だからインテリアを損ねることがあるんだ。
 
 
じゃあうちのリビングを例にして
テレビの存在感を抑える方法を実践してみようか。
 
 
MS家のリビングにはテレビないでしょ?
どうやってベアに説明するの?
 

 

テレビはないけど映画が好きだから

Apple TV用の液晶ディスプレイモニターはある。

 
 
42型だから最近のテレビと比べたら
そこまで大きいわけではないけど
真っ黒で目立つことに代わりはない。
 
だからこれを使って実例で紹介していくよ。
 
キーワードは
・フォーカルポイント
・色の一人ぼっち防止
・観葉植物パワー

 

は?ぼっち?!なんじゃそりゃ!

 
 
 
この記事でわかること
・部屋の中のテレビの圧迫感を軽減するヒント
・観葉植物の力は偉大
 

 

 

テレビの圧迫感をインテリア的に抑える3つの方法

せっかくのフォーカルポイントをテレビに譲らない

 

ん?フォーカルポイントって何スカ?ポイントがもらえるっすか?

 
フォーカルポイントとは
部屋の中の視線を集める場所のこと
 
 

クリスマスツリーがある場所とか和室の床の間とか?

 
そうそう、さすが鋭い。
 
部屋に入ったときに一番最初に目につくから
その部屋がどんな部屋かを印象づけるんだ。
 
例えばMS家のフォーカルポイントは
ブラケットライト(壁照明)がある左奥の壁。

 
大好きなフランク・ロイド・ライトの照明が
住人のこだわりの強さの象徴になっている。

 
フォーカルポイントは入って奥の壁や
対角線上のコーナー部分になることが多い。
 

それはなぜっすか?

 
人が部屋に入ったとき
真っ先に目を向けるのは部屋の端が多いから。

 
あと部屋の遠くをフォーカルポイントにすると
部屋が広く見えるっていう理由もある。
 
では問題。
 
フォーカルポイントに
テレビを置くとどうなる?
 

ただでさえデカくて存在感も圧迫感もバリバリなのに余計に目立つ!

 
そう。
しかもそれが部屋の印象となってしまう。

 
だからテレビを目立たせたくないなら
フォーカルポイントには置かないほうが良い
 
そんなわけでMS家では
部屋に入ってすぐの視界に入らない所に
ディスプレイモニターを置いている。

 

テレビの黒をぼっちにしない

 
インテリアの色を考えるときは
仲間はずれを作らないのがコツ。
 
例えばくすみ緑や茶色で固めた
落ち着き空間に赤が1つだけだと
違う意味で紅一点。

 
不協和音を奏でてしまう。
 
1色だけではなく仲間として調和するように
配色を考えてあげることが大事だ。
 
同じことはテレビの圧迫感にも言える。
 
部屋の中にテレビ以外に黒がなかったら
真っ黒なテレビ1箇所だけが悪目立ちする。
 
そんなときはつなぎとなる黒を足して
テレビを一人にさせないこと。

黒いフレームや黒の時計などを
圧迫感が出すぎない範囲で
ちょい足しすると良い。
 
うちは既に扉が黒いからもう黒は必要ないけど
今回は模様替えも兼ねて椅子さんを使ってみよう。
 
ハーマンミラーのヴィンテージワイヤーチェア。
黒だけど後ろが見えるから圧迫感が少ない。

 

まさか液晶ディスプレイの横に座るんじゃないよね?

 
ここに観葉植物を持ってくるんだ。

観葉植物で真っ黒感をカモフラージュする

 
観葉植物の自然な緑色は
部屋
の色を調和させる役目がある。
 

なんとなくわかるっす!グリーンを見たらなんか落ち着くっす!

 
緑は暖色でも寒色でもない中間色。
他の色と仲を取り持ってくれるよね。

 
だから真っ黒なテレビの周辺に置くと
圧迫感や強すぎる存在感を軽減してくれる。
 
試しにいろんなパターンをやってみよう。
 
観葉植物1鉢のシンプルパターン
 
観葉植物を1つ置くだけでも
随分とテレビ周りの印象が変わる。

before

after


森盛りジャングルパターン

 
植物好きとしてずっとやってみたかったやつ。

before

after
 
 

ジャングルすぎるだろ!

 

でもなんか生き生きとした雰囲気になったっす!

 
ここまでの植物の量は好みが分かれるけど
植物を増やすと黒の重厚感が軽減されるよね。
 
植物でテレビを隠すパターン
 
これは以前やっていたレイアウトで
テレビを隠すように植物を置く方法。

 
背の高い植物は物を上手に隠したり
お部屋をゾーニングしたりするのにいい。
 
 

まとめると配置・色・植物の工夫でテレビの圧迫感が抑えられるわけだね!

 

なんか頑張ったらできそうっす!

 
よかった。
 
ただここまでは
インテリアテクニックを使う方法。
 
実はそれ以外の選択肢もある。

リビングにテレビを置かないor小さくする方法も

ここで紹介するのは暮らしの中で
テレビの重要性が低い人向け。
 
大きな画面で毎日テレビを見たい人にはおすすめではない。
 
リビングにテレビを置かないパターン
 
テレビを見る頻度が低いなら
寝室などの個室に置く方法がある。
 

そういやMS家も一昨年までは2階にモニター置いてたよね

 
そうそう。

 
夫氏のエンタメルーム
 
今は気分的に1階に置いているけど
使用頻度は高くないから2階でもいいんだ。
 
ちなみにこの方法のメリットは
生活にメリハリがつくこと。
 
ご飯を食べるときはながら食べしなくなる。
 
テレビを小さくするパターン
 
テレビをリビングにレイアウトする場合でも
そんなに見ないなら小さくするのもアリ。
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そうすれば真っ黒な画面が
リビングで幅を利かせることもなくなる。
 
最近は大画面化が進んでいるけど
本当に大画面が必要かどうかは人によるよね。

テレビ周りをボタニカルにするとこんなメリットも

今回のリビング模様替えでは
森盛りジャングル案を採用。

 
しばらくこの状態で過ごしてみたら
テレビの圧迫感軽減以上の収穫があった。
 
画面を見るたび自然とグリーンが目に入って
映画を見ながらリラックスできる。

 

それは一石二鳥っす!

 
あと数値上の効果はわからないけど
目にも優しい気がする。
 
実際に目の緊張をほぐす効果もあると
言われているからね。
 
量やレイアウトでも変わるけど
観葉植物の偉大さを改めて感じたよ。

 
今回はリビングインテリアの真っ黒画面が調和し
気分もホッとする大満足の模様替えになった。
 
もしテレビ周りが気になるようなら
レイアウト・色・植物を工夫するといいかも。

 

映画見ながらリラックス…じゃあこの状態でホラー映画見たら一体どんな気分に?!

 
し、森林にいる心穏やかな気分で鑑賞できるかもしんない!
 

そんなアホな!

 
 
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