北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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ドイツハイビ社のクラシカルなポストは経年変化を楽しむ機能的ポスト

かくれんぼ
 

ベア:もーいいかい!

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ポニ:もーいいよ!

 

ベア:こっちから声が聞こえる!でも鍵しまってる!
 
 

 
開けてあげよう。ガチャリ。
 
ポニ:見つかった!鍵つきで折角のいい場所なのに!
 
 

 
いや、遊ぶための場所じゃないから!
 

鍵つきだと防犯はいいっすよね!でも見た目重視のポストなんでしょ?

 
いやいやとんでもない。
 
このポスト見た目はもちろん
機能としても優れ長く楽しめるポストなんだ。 
 

 

 

ガチロンドン?それともバランス?
 
MS家の外観はロンドンのアパートを
お手本にコーディネートしたもの。
 
こだわりはこちら。
・無垢の輸入ドア(→ドアの詳細
・街灯風の照明
・番地風の表札(→表札の詳細
・石畳風のスタンプコンクリート(→詳細

 

最近作った自作宅配ボックスも

この雰囲気に合わせて作った。

 
この玄関の構想をした時
一番悩んだのがポスト。
 
というのもロンドンの家を見ていくと
郵便受けはドアに穴を開けたパターンが多い。
pin
 
旅行をしてみても実際そういう家が多かった。
 
日本でも玄関ドアに郵便受けという形はあり
メリットデメリットがある。
★玄関ドア郵便受けの特徴
メリット:大きな郵便を受け取れる、外に出ず受け取れる
デメリット:防犯上のリスク、機密性断熱性にマイナス
 
嫁氏は何事も本気でやるのが好きだ。
 
それを考えガチで攻めに行くなら
玄関ドアに郵便受けだろう。
 
けれどMS家にとって一番大事なのは
性能と見た目のバランスだ。 
 
心踊る見た目も大事だけど
家は心地よく長持ちしないと無意味だ。
 
だからポストは玄関とは離れた場所に
設置することにした。
 
そこでこの外観に合わせ選んだのが
ドイツはハイビ社のポストだった。
 
ハイビポスト クラシカルポスト A ブラック/ゴールド【送料無料】
 
80年以上続く金属一筋のハイビ社
 
ハイビ社はドイツにある金属製品の会社。
 
 
1934年創立の80年以上続く老舗メーカー。 
 
例えばこんなものを作っている。
 
BBQ用品。
 
 
 
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暖炉の器具。
 
 
 
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日本で買えるものとしては
やはりポストが有名だ。
 
MS家が使っているクラシカルなタイプ。
 
 
かと思えばモダンなものも作っている。
 
ハイビポスト モダンポストA(ブラックメタリック)
 
 
同社の強みはクラフトマンシップ。
 
設計から製作までドイツで行い
職人が一つ一つ叩いて仕上げる。
 
だから長く愛され金属製郵便受けは
ヨーロッパでトップクラスだそう。
 
そんなこだわりの逸品を見つけ
これしかないと選び付き合って3年弱。

 
これが予想以上にいい仕事をしてくれる。
 
ハイビクラシカルポストの魅力
 
★ここが魅惑的
・クラシカルなイケメンさ
・カスタマイズ可能な設置方法
・経年変化を楽しめる
・鉄壁!水が入らない
・鍵つきの安心感
 
<見た目の魅力>
まず何と言っても魅力はこの見た目。

 
程よく装飾性があるのに
ギラギラしていない。
 
職人が仕上げたスチールやロートアイアンが
細部まで美しい。

 
そしてこのポストは本体と
スタンドが別売り。
 
 
だから家に合わせ門扉につけたり
スタンドにつけたりカスタマイズ可能。
 
さらに設置したときだけでなく
経年変化も楽しめる。 
 
雨風日光に晒され
中心の装飾がいい感じに禿げてきた。

 
うーん、いい味だ。
 
<機能での魅力>
見た目だけでなくポストとしての機能性もいい。
 
まず雨がほとんど入り込まないから
郵便物が濡れているのを見たことない。
(外に飛び出したものは別)

 
入口の部分はきっちりしまり
全てがっちりガードされている。
 
仮に雨が入ったときにも対策として
中に水抜きが用意されている。

 
ホコリなどは多少入るが雨対策が
きっちりしているのは安心だ。
 
また鍵付きだから本体が壊されない限り
抜き取れられるリスクは低い。

 

ポニ:もちろん完全防犯じゃないからね!

 
まあそんな大事な文書は入ることがないけど。
 
デメリット
 
★ここに注意
・大きい郵便物は入らない
・いちいち鍵が必要
・日本では錆び発生の可能性0じゃない
 
当たり前だけど大きな荷物は入らない。
 
メール便とか宅配便はこうなるっす!
 
 

 

MS家は宅配ボックスもあるから大丈夫だね。

 

そして鍵つきというのは防犯上安心感はあれど

毎回鍵を使って開ける面倒さがある。

 

面倒に感じる方は日本のメーカーの門扉に埋め込み

裏から開けるタイプの方が便利だと思う。

 
さらに湿気の多い日本ではドイツと違い
サビが発生する可能性がある。

 
一応防錆塗料は施されているけど
国が違うと変化の仕方も異なる。
 
 
嫁氏は自然素材の変化や職人が作った物の変化を
劣化ではなく経年変化と捉える。
 
 
基本はそのまま楽しむけどひどい時は
お手入れしリペアしようと思っている。
 
今の所サビは見られないけど
今後どうなるかはわからない。
 
そこを踏まえて検討するのがオススメ。
 
★この製品に向いている人
・クラフトマンシップが好き
・クラシカルなものが好き
・経年変化を味と捉える
・機能と見た目のバランスを重視

☆この製品購入に気をつけた方がいい人
・新品ピカピカが好き
・郵便物の出し入れは楽にしたい
 
暮らしと共に変化を楽しむ
 
郵便ポストというのは
選択肢がかなり多い。
 
値段の幅も様々で
予算もピンキリ。
 
このポストは販売店にもよるけど
本体は日本で2万円〜3万円。

 
職人の技術が生きるポストがこの値段なのは
個人的にかなりお得だと感じた。
 
しかも使いながら暮らしと共に
変化を楽しむことができる。
 
10年後20年後この子が
どんな表情を見せてくれるだろう。
 
それがとても楽しみだ。

 

ポニ:鍵隠したら超絶強いかくれんぼできるなあ。

 

それはやめて!鍵ないと郵便物出せない!