ベア「秋っていうのにまだ暑いなあ」
ポニ「こんな日はドライブするか」
ベアポニ「ウェーイ!」
気をつけて!
ベアポニ「あ!」
ほら言わんこっちゃない。
ベア「ここの道がガタガタなのが悪いっす!」
ポニ「なんでこんなのにしたのさ!」
石畳っぽいでしょ。
本当は石が良かったんだけど高くてね…
ベア「でもかっこいいっす!ドライブには向かないけど」
ポニ「一年半の付き合いになるけどどうなん実際!」
じゃあその話をしよう。
今回はスタンプコンクリートと一年半
付き合ってメリットデメリットのお話。
一年半前引き渡し後に
外構を行ったMS家。
外構の予算は100万円。
これを安いととるか高いととるかは
地域や人によって様々。
でも100万円というと意外と
できることは少ない。
普通のブロックを置き
コンクリートを敷いただけで
値段は上がってしまう。
MS家は家の性能と自然素材に
お金をかけた。
↓家の性能のお話はこちら
だから外構は100万円以上は
出せなかった…
その後住み始めてから庭をいじり
小屋をキットなしで自分たちでDIY。
だいぶ形になってきたけど
一年半前は何もなかった。
その時限られた予算で選択したのが
スタンプコンクリート。
いわゆるスタコン。
(勝手に命名)
スタンプコンクリートは
コンクリートにスタンプを押し
模様を作っていく手法。
↓ここで作り方をレポート
職人さんが施工する手間がかかるので
普通のコンクリより値段が上がる。
だけど石やレンガを敷き詰めるよりは
断然安い。
これはデンマークで見た石畳。
本物の石には敵わないけど
コンクリでいい雰囲気が出る。
さて一年半この子と過ごして
どうだったのか?
読者さんからもたまにお問い合わせを頂くので
メリットデメリットをお話しよう。
①質感よしコスパ良し
まずは何と言っても質感の良さ。
石じゃないのに石畳みたいな質感を
コンクリートで実現できる。
夜になると陰影も美しい。
その上石やレンガより
格段に安い。
最初は石で見積もりとったけど
余裕で150超えてた…
②汚れが目立ちにくい
何と言ってもこれ!
MS家の駐車場は前半分がスタコン
後ろ半分が普通のコンクリ。
スタコン全部やると予算が足りないから
しょうがない。
ポニ「後ろの普通のコンクリは
だいぶ汚れが目立ってきた…」
そうね。
これ今後ちょっと変えようと思う。
でも同じように使っているスタコンは
ほとんど目立たない!
っていうかむしろ使ううちに
味が出ている。
スタコン最高!
でもいいことばかりでもない。
①やはり本物には劣る
MS家はスタコンに大満足。
だけどやはりよーく見ると
石とはなんか違う。
外構にものすごくこだわって
本物志向の方にはオススメしない。
②ゴミが詰まる
汚れが目立ちにくいのがメリットだけど
一方でゴミは詰まる。
これはスタコンの形にもよるけど
切れ込みが多いとそうなる。
MS家はグレーで目地が黒だから目立たないけど
白のスタコンにすると目立つかも。
ほうきや水で掃除すればいいけど
神経質ならオススメしない。
メリット
・質感とコスパのバランス良し
・汚れが目立ちにくい
デメリット
・本物の石やレンガには劣る
・ゴミが詰まる
というわけで全体としては満足。
ただコンクリートの宿命「亀裂」
については今後気になる所。
今の所見当たらないけど
どうなるか観察していこう。
限られた予算の中で選んだ
スタンプコンクリート。
とても気に入っていて散歩の帰りに
自分ちが見えるとワクワクする。
実は外構を決める時家本体より
時間が割けず当時は切羽詰まっていた。
ベア「1ヶ月で決めろと言われてもね…」
ポニ「わかるわけないよね…」
そうなんだよ。
現実逃避で海外の外構写真見まくり
たまたま発見したのがスタコンだった。
ある意味ラッキーだったと思う。
だってコンクリって一度やったら
なかなか直せないものだから。
だからもし家づくりされてる方がここを読み
こんなやり方もあるんだ!
って思っていただけたら嬉しい。
みなさんが後悔の少ない
家づくりができますように。