ベア「お腹すいたっすよ!」
ポニ「また書斎に篭ってる!」
ごめん、
そろそろご飯作ろう。
ポニ「いつも書斎に篭るけどそんなに心地いい?」
もう最高だよ。
狭い空間ですごく落ち着く。
でもねこの書斎が心地よくなったのは
狭いからってだけじゃない。
狭い空間はアイデアと工夫で
心地いい空間になるんだ。
どうも。
家具コンシェルジュ嫁氏です。
ベア「姐さんドヤ顔っすよ!」
いや、一度言ってみたかったんだよ!
皆さんは「狭い」という言葉に
どんなイメージをお持ちだろう?
以前は家づくりで「狭い」は
ネガティブなイメージも見られた。
「こうすれば広く見える!」
「狭い家を広く感じさせる!」
そんな言葉がネットや広告で踊っていた。
小さな島国の日本の家はかつて
「うさぎ小屋」と揶揄されたこともあった。
でも近年は変わってきている。
狭いことをプラスに捉え
狭い空間を求める人も増えている。
それには家族構成の変化や格差社会など
いろんな要因があると思う。
家自体も大きいことより小さくて
質の良いものを求める人も増えている。
住宅メーカーの商品や家の実例
を見てもそれがわかる。
セキスイハイムはコンパクトな間取りを提案。
住める小屋を手がける
設計事務所や工務店もある。
建物だけでなく家の中の空間も
狭さを前向きに捉え有効活用する例も多い。
例えばここにあげるのは海外の事例だけど
日本でも同じような実例は検索で出てくる。
部屋の間を生かし
ちょっとした収納にする。
玄関の近くにこんな収納があれば
身支度もしやすそう。
階段の踊り場を
趣味のスペースにする。
広い場所より自分のしたいことに
集中できそう。
家の端にできた空間を
オープンな書斎にする。
空間の端っこに奥まったスペースだと
落ち着きそう。
こういう使い方は広くないからこそ良い
むしろ狭いからこそよさがある。
MS家も家の中で空間活用をしている。
シューズクロークもそう。
パントリー的な役目の階段下収納。
でも特にお気に入りが書斎。
ここはたまたまできた場所だけど
心地よさのためいろんな仕掛けがある。
家づくりを始めた当初は
書斎を作る予定がなかったMS家。
二人暮らしだし大好きな椅子をベストに飾ろう
と思って始めたのが家づくりだったから。
でも最初の案で外観に問題が生じた。
シンメトリーじゃない…
嫁氏はシンメトリーが大好きだ。
建築家フランクロイドライトが好きな理由も
シンメトリーが一つの要因。
だから外観のバランスを取るために
坪数を調整し空間を作ることになった。
それがこの2畳半の小さな書斎だった。
そして時には次回のDIYの計画を練る。
リビング=オフィシャル空間とするなら
思いっきりプライベートな空間だ。
だから好きな椅子の本、旅行の本
をたくさん置いている。
そしてミニチュアやボードゲーム。
インテリアのテイストは
③おうちカフェ
MS家は朝はパンの時とご飯の時がある。
嫁氏が一人の時は一人カフェ。
ベア「今日はドライカレーっすね!」
あえてつけなかった。
またドアがないとアクセスもしやすい。
もしドアがあったらこの書斎は
全く使わないか引きこもるがどちらかだった。
さらにドアがないと
暖房もほぼいらない。
リビングのエアコンやサーキュレーターで
1階の室温や湿度を循環。
MS家の家の性能を大いに活かすことができ
わざわざ暖房が必要ないから電気代にも優しい。
狭い場所を活用した収納は
ベア「一人カフェいいっすねえ。
一応聞くんだよ。いる?って。