北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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室内での自家製切り干し大根の作り方。サーキュレーター×キャンプ用品で干し野菜にチャレンジ

キッチンにキャンプ道具?
 
ぬお!キッチンに謎の物体があるっす!
 

 

メッシュ素材だけどこれ何?
 
 

 
これはキャンプで使うドライネットだよ。
コールマン 食器アクセサリー ハンギングドライネット
 
こんなふうにスタンドに引っ掛けて
洗った食器を干すのに使うんだ。

 
使わない時はコンパクトに畳めるから
キャンプで重宝している。

 

なんでキャンプ用品が室内に?

 

食器を乾かすなら食洗機使えば?

 
これを使って
切り干し大根を作るんだ。

 
今回は室内で切り干し大根作りにチャレンジ!
 
切り干し大根を干す場所がない方も
トライできるかもしれない。
 

 

 
シェア畑で大量にとれる大根たち
 
わが家MS家は春にシェア畑を開始。
■少しでも安全な食料を自分で作りたい
 
無農薬・無肥料で
野菜を栽培中。
 
8月に大収穫を迎え
野菜がどんどんできてきた。

 
ピーマンは毎週ボコボコできてくる。

 
小玉スイカもとれるようになり
ウキウキさん(夫氏)は大喜び。

 
中でも勢いがノリノリなのが大根。

 
一時は虫に葉をほぼ食べられて
生存さえ危ぶまれていた…

 
でも諦めずに虫さんを一匹ずつ取り除き
ハッカ油アタックを繰り返して成長。

 
かくして人類(MS家)は
虫さんに勝利。
 
世は大根の大量収穫時代を迎える。

 

壮大な物語みたいに言うな!

 
たくさんできた大根をどうする?
 
たくさん収穫できて嬉しいけれど
うちは2人暮らしだから食べきれない…
 
煮物や大根おろしにしたり
作り置きできる漬物にしたりした。

 
まだ余る。
 
近所の人や家族に配る。

 
それでも余る。
 
じゃあ一気に使い切れて
保存食になる切り干し大根にしよう。
 

切り干し大根にしたら旨みや甘みが凝縮されて美味しいっすね!

 
天日干しに使うアレがない…
 
切り干し大根の作り方には
次のようなものがある。
①定番の天日干し
②レンジで乾燥
③オーブンで乾燥
 
量が多いので天日干しをしたい。
 
でもザルがない。
 
ホームセンターやネットでは
1,000円前後で売っている。
竹製盆ざる 65cm竹製盆ザル 65cm天然竹製
 
買えないことはないけど
大量の大根をさばくには
複数のザルが必要になる。
 
このためだけに買うのは
ちょっともったいない…
 
お金をかけずに
家にあるものを活用したい。
 
あとザルがあったとしても
大量の大根を干すと場所をとる。
 
そこで2つのアイテムを使った
室内干しの方法を思いつく。
 
生活家電×キャンプ用品を活用する理由
 
1つめは冒頭に登場したドライネット。
ネット状だからザルの代わりになる。

 
もう1つはサーキュレーター。
これで乾燥させる。

 
今回はタワー型を使うけど
手持ちのものなら何でもいいと思う。
■ボルネードのタワー型サーキュレーター
 
 

なんで扇風機じゃなくてサーキュレーターを選んだの?

 
サーキュレーターの2つの特徴が理由だよ。
 
まずサーキュレーターは扇風機と違って
涼をとるのでなく空気循環の役割がある。

 
室内で乾燥させると大根臭がこもるから
空気を循環させつつ乾燥させたい。
 
もう1つはサーキュレーターの風が
狭くて強いという特徴があるから。

 
扇風機は涼をとる目的があるため
広くてふわっとした風なのに対し
サーキュレーターは狭くて強い風。
 
だから大根に集中的に風を当てて
できるだけ短時間でできないかと考えた。
 
じゃあ早速やってみよう!
 
サーキュレーター×ドライネットで室内干し
 
まず大根を細く切る。
数は5本だから結構大変。

 
皮は取ってもつけたままでもいいみたい。
 
切った大根をキッチンペーパーを入れた
ドライネットに置いていく。

 
あっという間に3段のドライネットがいっぱいに。

 
切り干し大根を作る場所は
リビングのテラス前。

 
ここなら程よい日差しが入り
乾燥を促進してくれそうだから。
 
あとはサーキュレーターの風を当てて
ひたすら乾かすだけ。
 
さてどれくらいでできるかな?
 
切り干し大根ができるまでを観察
 
<干した翌日の朝>
 
夜に切り干し大根をセットし
翌日チェック。

 
朝チェックしたら結構乾いていたが
まだまだ水分が残っている状態。

 
<2日目の朝>
 
一気にカラカラ!もう完成!

 

めちゃくちゃ早くないっすか?!

 
びっくりした…
 
こんなに早いとは思わなかった。
 
たぶん3つの原因で早く乾いたんだろうね。
〜早く乾いたのは?考えうる原因〜
①サーキューレーターのおかげ
②天気が晴れていたおかげ
③壁が珪藻土のおかげ

 

雨だったらもっと時間がかかったかもしれない。
 
あと壁が調湿性の高い珪藻土だから
とも考えられる。

 
夏は湿度が高いから
ビニルクロスの室内だったら
もっと時間がかかるかもしれない。
 
大根5本から作れる切り干し大根の量
 
完成した切り干し大根を瓶に詰めてみた。

 

え?5本の大根を使ったのにたったこれだけ?!

 
うん。
それだけ大根は水分が多いってことだ。
 
つまり
この方法で切り干し大根を作れば
畑に残った大根をすぐ消費できる。

非常食も増えて万々歳。
 
切り干し大根の煮物がすぐなくなる
 
切り干し大根作りは今回が初めてで
祖母がやっていたのを見たことしかない。
 
祖母は縁側で天日干しして作っていたので
室内でできるかどうかは自信がなかった。
 
でも家のあるものを使って工夫すれば
室内でも十分できると実験でわかった。
 
早速自家製切り干し大根で煮物を作る。

 
人参と合わせて余っためんつゆと
砂糖、醤油を入れてコトコト。

 
作った切り干し大根はすぐに
なくなりましたとさ。
 

それベアが全部食べてたよ

 
なにい!
 

それは言っちゃダメっす!で、でもまだ大根あるからまた作るっす!

 
それでもやりすぎだ!
 

ありったけのだ〜いこ〜ん!かき集め〜♪(チャチャッ!チャチャ!)切り干し大根つ〜くるのさ〜♪

 

懸賞金は1ベリーくらいかな…