ある日MS家のキッチンで。
ベア「米を食わせろっすよ!」
ポニ「MS家の乱だー!」
どうしたの?!
ベア「最近ずっとパン食だったっす!
パン好きだけど米がないとダメっす!」
わかったわかった。
先月新米を手に入れたから
この前土鍋を手に入れたよ。
ポニ「道具増えてるけどどこにそんな金が?」
あ、これ中古だから。
ベア「この鍋持ち手がない!」
ないことでのメリットがあるんだよ。
それにこの鍋はインテリアに馴染みつつ
MS家の願望を2つも叶えてくれたんだ。
願望①美味しい米を我に!
先月新米を手に入れた。
炊飯器でも美味しかったけど
鍋でも炊いてみる。
うまい!
でも土鍋だと美味しいだろうなあ。
うちはIHだからIH対応土鍋を
お店やネットで色々探した。
キントーのこれいい感じだ。
セラミックジャパンのdo-nabeも捨てがたい。
ceramic japan do-nabe L IH対応 モダン おしゃれ デザイン
イッタラはかっこいいが重い。でもいい。
ittala イッタラ Sarpaneva サルパネヴァ キャセロール3L /
モダンなデザインがうちには似合いそう。
願望②パンケースが欲しい
いつもパンを作ったあとは
ブレッドボックスに入れていた。
以前インテリアに合わせ自分で塗装したもの。
焼いたケースに入れシリコンラップをかけて保存。
でも食べかけパンって凹凸があり
結構乾燥してしまう。
このブレッドケースはいずれ
本棚で文具入れとして使うことになっていた。
代わりに密閉できたり調湿できたりする
ブレッドケースあればいいな。
ステルトンのこれは蓋が竹で
カッティングボードにもなる。
ジョセフジョセフも同じくだ。
またはこのモダンなお櫃もいい。
でも両方を一変に買うのは無理だ。
そんな時出会ったのがambaiというシリーズの土鍋。
デザイナーは小泉誠さん。
嫁氏の好きな椅子を作っている方だ。
小泉誠さんを知ったのは椅子がきっかけ。
椅子好きさんの間で有名なのがUUチェア。
背もたれと一体化した肘掛は美しい曲線を描き
ゆったりと座ることができる。
以前彼の椅子を製造する宮崎椅子さんに
工場見学にも行った。
でも椅子だけを作っているのではない。
例えば使い終わったら飾れる箸置き。
南部鉄器の鉄瓶はかっこよくて惚れ惚れする。
送料無料★tetu 鉄瓶【小泉誠 ヤカン ケトル やかん 南部鉄】
建築もデザインする。
箸置きから建築まで手がける
トータルなデザイナーさんだ。
元々木工の技術を勉強し
木に精通された小泉さん。
そのデザインは個性的だけど
柔らかさや素朴さがある。
フォルムは印象的だけど
キツさはなくあったかい。
そんな小泉さんが手がける
生活用品シリーズambai。
日本の技術を生かしたプロダクトで
いい塩梅で使えるように設計されている。
卵焼き器は蓄熱性に優れた鉄だけど
細かい特殊な凹凸で焦げつきにくくい。
ambai 玉子焼 角【小泉誠 卵焼き器 IH対応 ガスコンロ対応】
鍋蓋スタンドは水に強い四万十ヒノキを使用し
濡れた蓋でも安心して使うことができる。
日本各地の伝統的な技法を採用しつつ
現代の道具としても使えるようにする。
ambaiは古さと新しさを兼ね備えた
魅力的な道具たちだと思う。
この土鍋もまた現代の生活にマッチする
いい塩梅の道具だ。
①和にも洋にも馴染む現代のデザイン
ambai土鍋は伝統的土鍋と違い取っ手がない。
だから狭い場所に置くこともできる。
またスッキリと無駄がないので
どんなテイストにもぴったりだ。
土鍋というと和なイメージだけど
洋な食卓、洋なキッチンでも似合う。
②外は熱くなく蓄熱性高い
ポニ「取っ手がないとどうやって掴むの?」
フチの出っ張りを掴むんだよ。
でもねこれ調理中も熱くないんだ。
ただ漏れ出る蒸気が熱い時は
鍋つかみがあったほうがいい。
内部は蓄熱性に優れている。
鍋やスープをして置いても
お代わりするとき暖かい。
その秘訣は三重県四日市の萬古焼
であるということ。
耐熱性や蓄熱性に優れ耐久性が高い。
②ご飯に適した土鍋
さてご飯を炊いてみよう。
でも先に目止めをする。
目止めっていうのは
土鍋のお手入れであり使い始めの準備。
磁気には小さな穴(目)があり塞がずに使うと
ひび割れの原因になるからだ。
小麦粉などを入れて水で1時間煮て
洗って乾かす。
さてご飯を炊こう。
この土鍋はご飯に非常に適している。
目盛りが内側にある水の量がわかる。
あとのやり方は鍋の時と同じ。
ambaiは蓋が沈み込むデザインなので
吹きこぼれの心配もない点もいい。
できたら蒸らし十字で切るように混ぜる。
吸水を入れて60分で炊ける。
いただきます。
モッチモチで甘い。
ビバ土鍋!
③ご飯&パンのおひつになる
この土鍋には木蓋が付属していて
ご飯を炊いてそのままおひつになる。
食卓にそのまま出せるし
余った分はそのまま置いて
翌日食べることも可能。
また嫁氏待望のパンケースにもなる。
木蓋は調湿性があるので適度に
湿度を保って保存ができる。
ちなみに冷えたご飯で食べ比べをしてみた。
ポニ「炊飯器の方はそのままでも温めても
パサパサ感があるけど土鍋はもちもちだね」
冷凍だとどっちもやはり風味は抜けてるけど
土鍋の方が甘みが残ってる気がする。
やっぱ土鍋いいな。
④変形するおまけの鍋敷き
購入するショップによっては
おまけで鍋敷きがついている。
(ついていないショップもある)
これは変形させて使った後
木蓋を置いておくことが可能。
⑤手入れも難しくない
基本的には中性洗剤で洗って自然乾燥。
そして時々目止めが必要。
ただ時々強火すぎると焦げ付く。
でもお櫃ご飯したら自然と蒸気で剥がれるし
お湯につけておけば取れる。