でーきた。
ベア「いい匂い!」
ポニ「今日は何パン?」
今日は米粉とヨーグルトのもちもちパン。
ベア「いただきまー…」
待った!これは翌日のお弁当用。
今日は皆お休みだから前回作った
フランスパンの余りを食べよう。
やっていた美味しい食べ方があるんだ。
さてまずはカットしよう。
ポニ「何このおもちゃみたいなナイフ!」
スイスのビクトリノックス社の
トマト・ベジタブルナイフ。
1,000円前後で買えるナイフなんだけど
パンも切れる優秀ナイフなんだ。
先日長年使っていた
ブレッドナイフがお亡くなりに…
ワクワクさんが昔から使ってたやつで
多分10年以上使っていたもの。
だいぶキレが悪くなりパンを切ってもガタガタ。
ある日力を入れてエイヤー!って切ったら
持ち手がやられてしまった。
家具なら直せるが刃物は無理だ。
ブレッドナイフ さんお疲れ様でした。
ここで嫁氏焦る。
なぜなら数日後に我が家で開催の
パンサークルのオフ会を控えていたから。
ブレッドナイフないとパン食べれないじゃん!
そんな時見つけたのが
このビクトリノックスの
ベジタブルナイフだった。
ビクトリノックス 【VICTRINOX】 トマトベジタブルナイフ
ビクトリノックスはスイスの会社。
https://www.victorinox.com/jp/ja
名前を聞いたことがない人でも
このツールは見たことがあるかもしれない。
ビクトリノックス 【VICTORINOX】 クラシック SD
ナイフや鋸など1本で色々使える
マルチツール。
設立者するカールさんが1880年代に
軍隊のために開発したツール。
http://www.victorinoxswissarmy.co.uk/links/history.htm,
Public Domain, Link
ナイフ=刃+持ち手という従来の常識を覆し
1本で抜群の機能を誇るナイフが誕生した。
現代では旅行者やBBQを楽しむ人にも人気で
袋開けや栓抜きなど1本で色々な役割を担う。
ヴィクトリノックス社の役割も変化し
今では様々な製品を生み出している。
ナイフを発端に始まった会社は
家で使う刃物や旅行用品を製造する。
100年以上前からナイフに関わってきた
ビクトリノックス。
そんな歴史ある会社のベジタブルナイフは
コスパが高く汎用性の高いものだった。
①小さいのに切れ味すごい
このナイフは
「トマトベジタブルナイフ」という名称。
サブ的な扱いなのでとても小さい。
カトラリーナイフと比べると
同じくらいの大きさ。
なのによく切れる。
野菜を切ってみよう。
玉ねぎはスパッと。
パプリカも簡単にサクッと。
使い始めというのもあるかもだけど
本当にスパスパ行く。
②ベジタブル以外もいける
名前は「トマト・ベジタブル」だけど
野菜以外もスパスパ行く。
VICTORINOX(ビクトリノックス)公式 トマト ベジタブルナイフ
家で焼いた食パンもスパッと綺麗。
鶏肉も気持ちいいくらいに切れる。
一人暮らしの人はこれあると
かなり便利かも。
③1,000円前後で買える
値段は店によるけど
これだけ色々切れて1,000円前後。
VICTORINOX(ビクトリノックス)トマト&ベジタブルナイフ
小さいからというのもあるけど
使い勝手を考えるとコスパが高い。
ベア「便利そうだけどデメリットはあるんすか?」
もちろんあるよ。
①切りにくいものもある
色々なものが切れるけど
小さいから切りにくいものもある。
特に硬いもの。
切れるけど普通の包丁の方が
切れ味はいい場合がある。
例えばじゃがいも。
切れるけど力がいる。
パンは切れると書いたけど
フランスパンはちょっと特殊。
硬いから少し力がいる。
切れるけどあまりに硬いパンの場合は
切るとき注意が必要。
ものには得意なことと
そうでないことがあるから。
②切れやすいので怪我注意
嫁氏は洗い物中にスパッと軽く指を切った。
それぐらい本当によく切れる。
調理の時はもちろん洗い物の時は
うっかり刃先に触らないようご注意を。
というわけで必要に迫られて買った
ビクトリノックスのベジタブルナイフ。
MS家にとってこれは大当たりだった。
実はワクワクさんからの要請で
ペティナイフも検討中だった。
でもこれだとある程度のものは切れるから
ペティナイフも買う必要がなくなった。
もちろんガチで料理する人なら
もっと使い分けするから必要だろう。
けれどちょっと料理をしようかな
っていう人には使いやすいナイフだと思う。
しかもコスパ高いし。
長く使いたいのでそのうち波型ナイフ用の
包丁研ぎを買おうっと。
貝印 シャープナー 包丁研ぎ 【あす楽14時まで】波刃が研げる
じゃあ前日のフランスパンで
ガーリックトーストを作ろう。
ポニ「前日のパンカチカチだよ!」
それが美味しくなるんだ。
普通のガーリックトーストでなく
包み焼きでね。
・フランスパンを全部下まで切らずにカット
・オリーブオイル、バター、おろしにんにく、
バジルを混ぜたものを用意
・カットした部分にこれを挟み込む
・アルミホイルで包む
・トースターで焼く
これで完成。
あと前日のアヒージョを海鮮パスタに
リメイクしたよ。
さてお昼にしよう。
ガーリックトーストは切れ込みがあるから
食卓で手でちぎって食べられる。
ワクワク「うまい!おかわり!
なんでパンを包み焼きするの?」
包み焼きをすることで表面が乾燥せず
外はカリカリ中はしっとり。
だから食べ切れない時はホイルに包み
あとで温めて食べることができる。
BBQの盛んなオーストラリアで教えてもらった
嫁氏のお気にいりのフランスパンの食べ方。
フランスパンって翌日は硬くて質が落ちるけど
これなら美味しく食べられる。
前回フランスパンづくりをお伝えしたので
たくさん作ったらぜひお試しあれ。
3回に渡ってオフ会の内容を話しつつ
パン作りに使える道具の話をしてきた。
こねる
焼く
切る
パンサークルを始める前はパン作りって
技術がなきゃ無理って思っていた。
実際技術はあったほうがいいし
そのほうが美味しくなる。
でもその技術は作れば磨けるものだ。
もちろんプロのパン屋とは違うけれど
作るほど美味しくなると思った。
そして技術だけでなく道具が
作り手を助けてくれる。
高いものがいいという意味でなく
自分にあったものが大事。
サークルではパンの作り方だけでなく
時々皆さんが使う道具についても教えてくれる。
だから作ることだけでなく
道具を見つける楽しさにも目覚めた。
自分にあった道具を見つけて
それを使い手入れするのは楽しい。