リビングダイニングの照明選びのポイント。公共↔︎プライベートの区別

贈り物が来た

「MS家さんお届けものでーす！」

ベア「なんかでかい箱きた！」

ポニ「なにこれなにこれ」

これは友人からの贈り物だ！

ほら前にデンマークの衝撃的なお菓子

リコリス味のこと話したでしょ？ 

食べてみたいって言われたから

送ったらお返しがきた！

ポニ「あの例のヤバイ味でこんな

すごいものが！」

申し訳ないような嬉しいような…

でもありがとうございます。

ベア「これなんスカ？」

おお！これはスウェーデンのガラス工房

Sea Glasbrukのキャンドルスタンドだね。

早速使ってみよう。

お茶ともらったお菓子でオヤツ。 

これこうやって手で持つことも

できるんだよ。

一日の終わりにダイニングで好きな雑誌

読みながらのんびり。いい時間。

ポニ「本読むなら書斎使えば？」

ベア「この照明とロウソクじゃ暗くない？」

いやこういう趣味の雑誌はここがいい。

照明にはお部屋に合わせた役割がある。

リビングやダイニングは一人だけの

ものじゃないから特に大事なんだよ。

 

照明クイズ作ってみたよ

今までこのブログでは照明の話を

ちょこちょこしてきた。

そこで復習クイズ！

今までの照明話をおさらいする

クイズを作ってみたよ！

さてどうだったかな？

ベア「全問不正解っす！」

ポニ「あの誘導尋問にどう不正解するのさ！」 

もっと知りたい人はこちらを↓

☆「暗いと目が悪く…」には根拠なし

☆電球の明るさは人の行動に影響する

☆照明の選び方は部屋の目的から考えよう 

それを踏まえてリビングダイニングの

照明の選び方を考えてみよう。 

照明の選び方のベース

照明の選び方については

前回と考え方は同じ。

考えること 

 ①お部屋の目的

誰がどんな風にいつ使うか？

②お部屋のテイスト

北欧？モダン？ポップ？

その上で照明選び

①照明のデザイン

・明るさや便利さならシーリング

 

シーリングライト おしゃれ 6畳 CL6D-5.0

・印影をつけたいならスポット

 

シーリングライト 4灯 リモコン付き LED 対応 スポットライト

 

・デザインそのものがインテリアなペンダント

 

yamagiwa(ヤマギワ) 照明ペンダントライト 照明器具「SOLAR」

・空間スッキリなダウンライト

・程よい暗さがいい。ムードを盛り上げる間接照明

・空間を立体的にするサブ照明

 

LE KLINT -レクリント- ブラケットランプ332O】

②配置

真ん中に配置するのか

端っこにサブ照明置くのか

③電球の色や明るさ

作業や勉強に最適な明るい

「昼白色」「昼光色」

まったりだんらんする

「温白色」「電球色」

基本はお好みだけどMS家のオススメ

この時特にダイニングでおススメが

ペンダントの電球色。

テーブルの真上に配置して

オレンジの電球光で照らすと

赤みが出て料理が綺麗に見える。

あと北欧の照明は推奨の高さがあり

それに従った方が綺麗に見える。PH5とかね。

MS家の照明Solarはテーブルから70cm。

低すぎるように見えるけどこれが一番綺麗。

またリビングを「電球色」にしたいけど

お子さんがリビング学習する場合。

メイン照明を「電球色」にして

サブでスタンドを用意するのもいい。

 

バルミューダ ザ・ライト BALMUDA The Light L01A

あとは好みや目的で選ぶのがいい。

ただリビングダイニングと前回出た寝室では

決定的に違う部分がある。

 それはリビングダイニングが家の中では

「公共」的なお部屋であるということ。

部屋の種類は公共orプライベート？

以前お部屋には２種類のタイプがある

というお話をした。 

 一つが書斎や寝室、子供部屋など

特定の人が使う「プライベート」

もう一つがリビングやダイニングなど

みんなやお客さんが使う「公共」。

この２つはインテリアを考える時

区別しながら考える必要がある。

まずは「プライベート」

その部屋を使う人の意見や使い方が

一番大切。

作業部屋でチャキチャキ動きたいなら

明るい照明が合う。

まったりしたり作業したりその時で変えるなら

メインは電球色でスタンドを置くといい。

メインに使う人のお部屋の目的を

よく考えて選ぶのが大切。

一方「公共」の場所は

家族みんなが使う場所。

そこでどんな風に過ごすのかは

家族みんなで考える必要がある。

さらに家族に加え

お客さんも過ごすかもしれない。

それも含めて

普段はどうやってその部屋を使うか？

照明は明るい方がいい？暗い方がいい？

を考えていくのがいいと思う。

ここで意見が別れることもある。

例えば

お父さんは明るい方がいい

でもお母さんは暗い雰囲気が好き

なんてこともある。

その時は話し合いを。

家づくりでぶつかるのは当然だし

むしろぶつかるべきだと思う。

我慢して何も言わずに後になって

「ああすればよかった」

では修正しにくい。

ぶつかって議論することも

家づくりの大事なプロセスの一つ。 

普段は喧嘩しないMS家だけど

家づくりは些細なことでもぶつかった。 

もしお互いに譲れないなら？

サブ照明を増やしスイッチで

明るさを使うときに合わせる手もある。

houseでなくhomeを目指す家づくり

照明は思っている以上に

人の健康や気分に影響を与える。

だからこそ使う部屋が公共か

プライベートかを区別することが大切。

家づくりにはいろんな進め方がある。

譲り合いながら進むこともあれば

誰かが主導になることもある。

旦那様が主導になることもあれば

奥様が先陣切って決めていくこともある。

でもどんな進め方をするにしろ

リビングやダイニングは皆が過ごす場所。

勝手に一人で決めるより

住む人と一緒に考える選び方が大切。

だって照明や建具を選ぶことは

house(建物)を作るためというより

結局はhome(暮らしの拠点)を作ること

だと嫁氏は思うからです。

皆さんの家の「公共」の場所が

住む人みんなに心地いいものでありますように。

ちなみにMS家のリビングダイニングは

それぞれが自由にできる場所。

のんびりまったり自由に過ごせるように

ダウンライトはあるけどほぼ使わない。 

ワクワクさんはデイベッドでZzz…

嫁氏は一人で家具オタクタイム。

今回のエルデコはデザイン特集！

 

ELLE DECOR (エル・デコ) 2019年08月号増刊 Artek付録つき特別版

アルテックの歴史が載ってる！

あとNYのJFK空港にサーリネンの

TWAターミナルを改装したホテルがあって…

ベア「この人たちどこまで自由なんだ…」

ポニ「心地よすぎるっていうのもねえ…」