ベア「ずっと気になってることがあるんすけど…」
ポニ「僕も僕も!」
なになに?
ベア「この前キッチンの配置換え
したじゃないっすか?」
ポニ「その時冷蔵庫の上に米びつ置いたでしょ?
これ危なくない?読者さんも心配してた!」
ああ、これね。
下に耐震マットを敷いているんだ。
これ結構強くて多少のことで
グラグラしない。
このマットいろんな種類があって
値段も様々。
実は家の中でも色々使ってるよ。
今回はいろんな耐震マットを
対策しにくい家具や小物に使ってみよう。
※ちなみにMS家は地震の対策が
まだ万全ではありません。
これから少しずつ手を入れていき
強化していきたいと思っています。
地震が起きたとき心配なのが家具や
ものが倒れたり落ちてきて怪我をすること。
家庭でできる地震対策の方法は様々。
例えばL字を使って固定する方法。
これは手堅いけど壁に穴を開けるので
難しい場合もある。
上に突っ張り棒を入れる方法。
背の高い家具なら有効だけど
背の低い家具だとできない。
ベルトで固定する方法も同様。
下にストッパーやマットを入れる方法。
家具転倒防止 ストッパー 半透明タイプ 90cm 家具 地震対策
これだとL字よりは効果は低いけど
設置はしやすく手頃な価格で買える。
ただMS家はどれもできない。
家の特性と家具の特性があるから…
①家の特性=壁が珪藻土
MS家の壁と天井は全て珪藻土。
↓珪藻土のメリットデメリットはこちら
絵をかける時押しピンなどを刺しても
あとで修正できる良さがある。
一方でネジは安易に刺せない。
珪藻土の性質上刺しても抜けてしまう。
時計や鏡などはネジで止めているけど
予め位置を決めて後ろに柱が入っている。
玄関のハングイットオールは後でつけたけど
柱の位置を確認してからつけた。
でも何もないところにネジを刺すと
後で抜けてしまう…
だからL字は無理。
②家具の特性=北欧家具
MS家のリビングダイニングや寝室には
北欧家具が並んでいる。
北欧家具は見た目がシンプルなだけじゃない。
脚が長いから掃除機をかけやすく
通気性に優れている。
床に物を置かない生活にも効果あり。
背の高いものもあるけど
チェストやサイドボードは低くどっしり。
背が低いと倒れにくくはあるけど
突っ張り棒は使えない。
脚が細いからストッパーも無理。
イギリスのG-PLAN社サイドボードは
どっしりして下にラグがあるから倒れにくい。
問題はダイニングのチェスト。
中身が詰まってガタつきはない。
だけど念の為対策したい。
さてどうしよう?
そこで耐震マットを使うことにした。
小物やPCなどを固定するのに
耐震マットがある。
通販でも買える。
いろんな種類があり美術館で
使われるものもある。
値段も様々。
最近は100均でも売っている。
MS家では部屋の小物に使用。
例えばロイヤルコペンハーゲン。
この下に耐震マット。
チェストをガタガタさせても
動きにくい。
書斎のカメラ。
ここにも小さくカットした
耐震マットを敷いている。
キッチン小物や家電。
ここにもそれぞれ耐震マット。
まだ全部はできていないけど
少しずつ買い足して対策中。
実際に小物で使ってみて感じたこと
メリット
・通販、100均、ホムセンなど手に入れやすい
・洗って再度使えるものが多い
・カットして使える
・透明だと目立ちにくくインテリアに馴染む
・吸着がうまくいけばかなりガッツリくっつく
・地震だけでなく普段の転倒防止に使える
気になるところ
・吸着するのでホコリや汚れがつきやすい
・小さすぎるものだとすぐはずれる
・値段の幅が大きすぎてどれがいいと言えない
・実際の効果はわからない
一長一短だけど自由度が高いのが
耐震マット。
これを使って北欧家具を
固定してみよう。
今回使うのはアマゾンで買ったもの。
大きさやサイズも色々だけど
「震度7対応」にしてみた。
これをチェストの前脚に入れる。
ポニ「なんで脚4つ全部に入れないの?」
実は4箇所も一度やってみたんだ。
グラグラ揺すってみたら
前脚2箇所の方が安定性があった。
多分家具の下にストッパーを入れるのと同じ原理で
前脚に入れるとストッパーの役割になるのかなと。
記載された耐荷重36kgは4つ入れた時のもの。
本来は4つ使うべきなのはわかっている。
だけど実際に入れてみて
この方がしっかり留まっている。
だから寝室のチェストにも
同じように入れてみたよ。
そしたら同じように前二箇所の方が
安定性があった。
もちろん実際の地震で
どうなるかはわからないけど。
ベア「MS家では100均から1,000円
まで色々っすね。どう違うんですか?」
うーん…
それに関してはよくわからない。
だって起こってほしくないけど
地震が来ないとわからないからね。
今の所メーカーものや100均含め
数種類使ったけど違いは不明なんだ。
安いから悪いとは言い難いし
高いから確実とも言えない。
あと100均のは「溶ける」という噂
も聞いたことがある。
これも物によるかもだけど
今の所その様子はみられない。
実験的に100均マットを
直射日光の下に数週間置いてみた。
でも溶ける様子はなかった。
もし100均とそうでないものに
違いがあるとすれば安心感かもしれない。
メーカーのものには「震度7対応」
と書かれたものもある。
そしてそういうものの中には
どんな検査をしたか書いてあるものも。
それだと安心感はあるよね。
ただ一方で100均だから
一概にダメとも言えない。
要はどれも確実とは言い辛く
安心にお金を出すのかもね。
地震の対策を確実にするなら徹底して
ものを置かないのが安心かもしれない。
だけどそれだけでは
味気ない部屋になってしまう。
日々の暮らしを楽しみつつ
少しずつ対策をしたいと思う。
今の方法が確実だとは思っていない。
でもどれが確実かは
実際に地震時でないとわからない。
そしてそれは起きて欲しくない。
ただ何もしないよりは
対策をする方がいい。
そう思ってこれからも勉強しながら
少しずつ対策をしていこうと思う。
どうかこの対策が効果を発揮する時が
来ませんように。
ポニ「ところでやっぱり米びつ移動しない?
これ持ち上げるの重い!」
それは読者さんも指摘してくれたよ。
でもね…
シンクの下だと斜めにしないと入らないし
作業台だと場所が狭くなる…
うーん…
これは今後の課題だね…
ベア「姐さんの夏休みの宿題ね!」
小屋づくりやDIYより難しい課題だ…