ベア「こんちは!ベアだよ!
今日はお便りから紹介するね」
住宅ローンのプロsennichさんより↓
ありがとうございます。
ポニ「 照明って家具決める時最後になる
ことも少なくないけど結構大事なんだよね」
そうなんだ。
でも目的に合わせて適切に
選べば居心地いい空間になるよ。
一つでなく複数の照明を使うと
空間が立体的になること。
インテリアを激変させるのに
ベランダに小さな照明を使うと
雰囲気が一変すること。
LEDにすると電気代だけでなく
住宅ローンにも役立つこと。
でもお部屋ごとの実践話が
まだできていなかった。
というわけで6-7月にかけて
時々照明の選び方の話を。
今回は寝室に
フォーカスしてお話。
まずお部屋の家具を選ぶ場合
大切なのは何でしょう?
ベア「テイスト!姐さんいつも
言ってるじゃない!」
うん、それも間違いじゃないよね。
どんな部屋にしたいかは大切。
でももっと大切なことがあるよ。
それは部屋の目的。
たとえば寝室を眠る場所と
捉える人の場合。
いくら好きなテイストでも
ヴィヴィッドすぎると落ち着かない。
嫁氏は椅子が好きだから
椅子が多すぎると興奮して落ち着かない。
照明の選び方も同じで
その部屋の目的を考える必要がある。
だからまずすることは
次の二つを考えること。
①部屋の目的
(例:リラックス、遊びなど)
その上で
②部屋のテイスト
(例:モダン、ホテルライク、レトロなど)
この点寝室は一般的には
次のような目的がある。
・眠る
・リラックスする
・書斎があり作業する
・本を読むなど余暇に使う
つまり日本の広くない住宅事情を考えると
寝室の目的って実は一つじゃない。
だからこそ住まう人の目的にあった
選び方が必要と言える。
ただ「眠る」という共通点があるので
どちらかというと落ち着く雰囲気が良いと思う。
じゃあ実際に具体的な選び方を
見ていこう。
まずどこに配置するか?
一般的には天井につけることが多い。
ただ天井だけだと明るさを
コントロールするのが難しい。
天井に明るすぎる光をつけると
眩しくて眠りに入りづらいことも。
また賃貸やマンションだと
位置を変えられないこともある。
そこでオススメがサブ照明を
活用すること。
例えばMS家の客間1には
4つの照明がある。
基本はホーローの傘照明。
MS家は基本的に暗いのが好きだけど
これだと作業には暗いことがある。

そこで壁の端にはエジソン電球。
これはアイアンシェードがあるけど
ほぼむき出し。
さらに本を読むために椅子の近くに
スタンドライト。
イケアの和モダン照明をつけると
さらに明るくなりボドゲできる。
大事なのは天井のメイン照明
だけに頼らないということ。
メイン照明の明るさを上げても
それは光がキツくなるだけ。
優しい光でかつ作業する明るさには
複数の照明を組み合わせるのがオススメ。
必要に応じてスイッチオンオフ
だけで明るさ調整ができる。
シェードの形はお部屋の印象だけでなく
時には明るさや色も変えてしまう。
照明の種類をいくつか見ていきながら
形を比較してみよう。
<ダウンライト>
pin
天井に埋め込むタイプの小型照明。
住宅での使用がここ数年で増えている。
メリット
・部屋がスッキリする
・寝室に適したダウンなら眩しくない
・奥まっているので埃がつきにくい
デメリット
・リモコンもあるが基本はスイッチで自分で消す
・電球交換が結構大変
「ダウンライトは眩しいのでは?」
と聞かれることがある。
でもMS家のダウンは普通のではなく
グレアレス。
中で光が反射するから直接
目に光が入らない。
そして場所はベッドの
足元を照らす場所に。
だからぼんやりした光で
リラックスできる。
<シーリングライト>

コストが比較的小さく全体を照らすため
戦後日本で一気に広まった照明。
メリット
・コストが比較的小さめ
・お部屋全体を一つで明るく照らせる
・リモコンや調光つきなど種類豊富
デメリット
・電球にもよるけど明るすぎることがある。
・陰影をつけるなど立体感はできにくい。
<造作間接照明>
pin
壁や天井に施工で
照明設置場所を作る方法。
MS家は寝室ではないけど
リビングにこの照明がある。
メリット
・ぼんやり漏れる光で落ち着く雰囲気になる。
デメリット
・造作なので気軽には行えない。
・住宅メーカーやリノベ会社に要相談。
<裸電球>
pin
シェードをつけずに
電球だけを吊るす方法。

メリット
・明るすぎない電球なら穏やかな雰囲気に。
・シェードがないのでコスト削減になる場合も。
・選ぶ電球によってはオサレ感がでる。
デメリット
・明るすぎる電球だと光がキツイ。
・部屋によっては複数必要。
<ペンダントライト>
様々なタイプがある。
・傘型
傘型といっても色々ある。
やや小さめで複数垂らしてみたり。

傘型のメリットは光が傘の形に応じて
下に向かって伸びていくこと。
だから寝室で傘型を使うなら
大きすぎないほうがいい。
あと光が直接目に入らないように
ベッドの頭から離れた位置がオススメ。
・プラスチック
MS家の客間2には北欧照明
レクリントがある。

薄いプラスチックを折り紙のように
折り点灯すると優しい光。
プラスチックの照明は形によるけど
電球全体覆うものは光が優しくなる。
他にも
アーティチョークのような北欧照明VITA

前にも一度話をしたことあるけど
電球の色や明るさは気分も左右する。
上の記事では色温度や照度を詳しく解説。
白い光で明るい部屋では
キビキビして作業を促す。
オレンジ系の明るすぎない光は
気分を落ち着かせリラックス。
使い方にもよるけど寝室は
やはり後者がオススメ。
またこの方法は賃貸等で位置や形を
いじれないという方も手を出しすい。
電球を変えるだけで部屋が変身。
騙されたと思ってぜひお試しアレ。
あと照明じゃないけど関連して
カーテンの選び方も結構重要。
ここにも住まう人の特性が影響する。
・自然光で寝起きしたい
・外の街灯が明るいからガッツリしめたい
自然光で起きたいなら
薄いレースカーテンやカーテンレスもよい。

MS家はブラインド。
基本的にカーテンは洗濯や埃の関係で
あまり使いたくないから
ブラインドなら明るさを調整できるし
完全に覆うわけじゃないから自然光も入る。
ポニ「このシリーズまだ続くの?!」