うさぎTシャツかわええ
な、なんすかこの可愛いTシャツ!
友人のアーティスト・永富月来子さんの
イラストが書かれたTシャツだよ。
あ、うさぎ界のアイドル・ふきちゃんの飼い主さんっすね!
ん?2021年展示会って書いてる…
えきしびしょんって展示会って意味なんスね!さすが相棒!!
…辞書引けよ!
まあまあ。仲良く仲良く!
そう、とうとう月来子さんが
展示会を開いたんだよ!
知り合って早3年!
友達としてとても嬉しくて
嫁氏は泣いた!
これまで応援してきたのもあるけど
彼女の絵を間近で見て
改めて思ったんだ。
月来子さんの絵って
見ていると元気がもらえて
生きてていいんだなあって。
そしてなぜそう思うのかも
なんとなく自分なりに考えたよ。
ブログを通して友人になった月来子さん
ブログでの交流って
不思議なもんだ。
短文や写真だけのSNSと違って
文章はその人自身が見えてくる。
だからブログで交流する人って
会ったことないのに身近に感じる。
月来子さんもそんな一人だ。
うさぎのふきちゃんと暮らす
プロのアーティストさん。
彼女の描く絵は優しい。
これまでMS家も何度か
描いてもらった。
家ができた時のリビング
夫婦の結婚祝い。
昔の愛車ミラジーノさんが
壊れた時に元気出してっていう絵。
MS家にやってきたふきちゃん。
遊びに来てくれた時に
描いたもらった嫁氏。
でた!本物より美人なやつ!
うるさい!
どれもお気に入りで毎日眺める度
ニンマリとしてしまう。
彼女の描く絵はまた
懐かしさを感じさせる。
仕事をしながら
絵描きの活動を続け
ついに展示会!
決まった時は泣いた…
好きなことをするって
楽しくもあり辛いこともある。
仕事をしながらの
活動はなおさら大変だ。
だから自分のこともみたいに
嬉しかった。
そして展示会では
彼女のイラストから溢れ出る
優しさや懐かしさ。
その正体がなんなのか
自分なりに考えたことがあった。
優しいカフェRIZOさんでの展示会
展示会の最終日に向かったのは
神戸市須磨区にあるカフェRIZOさん。
入り口ふきちゃんいる!!
ふきちゃあああん!
中に入ると月来子さんの
世界が広がっていた。
すごい!どこもかしこもウサギさん!
ポップはお店をイメージした
うさぎさん。
いつもはSUZURIで売ってるグッズも
展示会用イラストで販売したいた。
夫婦でTシャツを買った。
これからの季節ちょうどいい。
このうさぎさん木の上で踊ってるね!面白い!
その理由はお料理で判明したよ!
絶品の前菜とリゾットとうさぎデザート
話しながら絵を楽しみ
早速前菜がやってきた。
お!あの絵のお皿っす!
そうなの!
そしてキッシュがまたうまいのなんの…
メインはあさりのリゾット。
海苔の佃煮が入っていて美味しい。
250円でデザートもついてくる。
うさぎがかわええ。
手作りの桃タルトがまた絶品で
250円は安すぎる…
どれもこれも美味しすぎて
おかわりしたくなるくらいだった。
中村佳穂さんの歌と重ねるうさぎさん
料理に舌鼓を打ちつつ
月来子さんと話したり
彼女を絵を堪能した。
原画を眺めているとき
頭の中である音楽が流れた。
去年からずっと聞いている
中村佳穂さんの『そのいのち』。
中村佳穂さんは
独特の歌詞と歌い方が魅力の歌手。
AppleのCMに楽曲が使われたり
最近は『竜とそばかすの姫』で
声優もされたりしている。
中でも『そのいのち』は
聞いているだけでなんか涙出る。
あてもない荒野を歩くように
生きていると巡り合う苦難の数々。
だけど
「生きているだけで君が好きさ」「どこに行っても君が好きさ」
なんて歌ってくれる。
(中村佳穂・AINOU『そのいのち』より)
(中村佳穂・AINOU『そのいのち』より)
精一杯生きる生き物への
溢れ出る愛情を感じる。
月来子さんの絵を見てると
まさにこの歌が重なった。
彼女の描く細かな一本一本の線は
生命力に溢れ優しさも感じる。
生き物への包み込む愛情がそこにある。
「生きてるだけで君は素敵だ」
そう言われているようだ。
彼女の絵を眺めていると
優しさとともに元気が湧いてくる。
彼女自身もお母さんのように
愛情深い人だ。
だからなんだか包まれるように
あったかさを感じるんだろうな。
アートは元気をくれる五感のご飯
世の中で起こっていることを
ずっと調べていると絶望を感じる。
これから起こることを考えるほど
嫁氏の持病なんてちっぽけなくらい。
今後苦しみや辛さばっかりに
なっていくんじゃないかって。
その度にいかんいかんって…
それでも頑張れるのは
家族や姪っ子がいるから。
一人だったらどうなっていただろう。
そんな弱い嫁氏を支えてくれるのが
温かいアートや力強い音楽だ。
あと大好きな椅子も。
世の中を動かす人たちの中には
芸術は不要として潰してくる人もいる。
でもさ
嫁氏は思うんだ。
辛い時こそ音楽とかアートが
支えになってくれることがあるって。
人類は何万年も前からアートをやってきて
監獄の中でも活動をしてきた人もいる。
長くて暗い冬を室内でも楽しく過ごせるよう
北欧デザインは発展していった。
そういうことを考えると
元気をくれるご飯の一つだと思う。
舌以外の五感をフル活用して
感動したり驚いたり。
だから
アート活動を頑張る人
趣味を楽しむ人
インテリアを楽しむ人
誰かに何か言われても
負けずに頑張ってほしい。
そして夢を叶える月来子さんを見て
嫁氏も生きる気力が湧いてきた。
明日からまた椅子を愛でよう。
オタクだから椅子をおかずにご飯が食べれる!
月来子さん
素敵な時間をありがとう。
一生忘れられない素敵な日になったよ。
生きてることって素敵っすよ!僕のこの立派なメタボお腹も!
あ、うん
まずは生きるために健康のために
おやつの量を調整しよう!
?!おやつは生きる糧っす!禁止されたら無理っす!無理!
いや、食べてもいいけど量が…
昨日君がアイスとクッキーとポテチ
一気に食べたのを嫁氏は見たよ…
げ!
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」