パントン嬢が白い…
最近毎日雨っすね…
テラスで遊びたいのに!
テラスで遊びたいのに!
あれ?パントンチェアなんか白くない?
あ、やっぱ気付いた?
そうなんだよ…
パントン嬢白化してきた…
はあ?なんで?!椅子ラブならすぐ直そう!
モチのロンだ!
というわけで今回は
白化した樹脂の椅子を
台所や車用のアレで直そう!
※今回お話する方法は状態や力の掛け方で
傷つくことがあります。注意点も述べますが
実際にやる場合は充分注意してください。
なぜパントンチェアは白化したか?
MS家のテラスで
優美な曲線を見せつける
2脚のVitra・パントンチェア。
真っ白なテラスに置くと
赤やオレンジがよく映える。
樹脂は日光に弱い
ということは承知している。
それでもテラスに置きたかったのは
半屋外でも好きな椅子を楽しみたいから。
だからこそ対策をしてきた。
してきたが…
天候が悪い日につい放置して
しまうことが続いた。
その結果白化してしまった。
オレンジはまだいいけど
赤はひどい…
ごめんね、パントン嬢!
嫁氏を許して!
だからなんで白化するんだよ?!
樹脂の白化はね
度重なる雨 ×日光で起こる。
わかりやすいのは
車の樹脂パーツね。
しばらく使っていると白くなるでしょ?
いわゆる経年劣化ってやつだ。
プラは黄ばむことがあるけど
白化はまた別のもの。
な、直す方法はあるんすか?
車用の樹脂回復スプレーとかなら
ある程度直ると思うよ。
ヴィプロス Nuricom ヌリコム VS-786
でもこういうのって結構高いから
今回は家にあるもので直してみよう。
それでは
レッツリペア!
パントンチェアの復活リペア
〜今回使ったもの〜第一段階:ブラシ第二段階:家庭用メラミンスポンジ第三段階:重曹仕上げ:タオル、車用アーマーオイル
え?何第一段階とか第二段階って?
家具を直す時は
ダメージが少ないものから
試したほうがいいんだ。
リペア=ある意味でダメージ
を与えることだからね。
そして先に行っておくと
激落ちくん(メラミンスポンジ)
は思っている以上に傷をつける。
このブログで前に触れてきたように。
だから本当はできるだけ避けたいし
使う場合は力の掛け方に要注意。
第一段階:ブラシ+洗剤で洗う
まずはいつもやってるように
ブラシ+中性洗剤で洗う。
当たり前だがとれない。
ですよね〜
第二段階:メラミンスポンジでこする
メラミンスポンジは2段階にわけて
実験してみる。
まずは柔らかいタッチでこするために
一度洗面所の掃除に使う。
こうすることでいきなり使うより
ガシガシとこすらなくて済む。
いざ!
ブラシではとれなかった
汚れは落ちてきた!
でも白化は若干落ちたくらい。
そこで今度は新品サラのメラミンで。
この時力を入れすぎると傷つけるから
あくまでゆっくり磨くようゴシゴシ。
割と落ちてきたけど
これ以上は落ちなさそう…
第三段階:重曹+柔らかいメラミンでこする
次の段階は重曹。
重曹はいろいろな使い方ができるけど
パウダーで使うと研磨剤にもなる。
重曹+柔らかくなったメラミンで
ゆっくり力を入れすぎずこすっていこう。
おお!落ちてきた!落ちてきた!
もうしばらくゆっくり優しく
こすっていくと…
多少は残ったけど
綺麗になった!
鮮やかな色が綺麗っす!
仕上げ:タオル+アーマーオール
仕上げで最初に大事なのがタオル。
拭き上げの意味あるけど
タオルである程度磨かれる。
これ、実はティッシュもそうで
どんなものも摩擦で磨きが起こる。
だから拭くというより磨くように
タオルを滑らせていこう。
そして最終仕上げは
アーマーオール。
これは
艶出し+日焼け止め用の車用溶剤。
セイワ アーマーオール プロテクタントオリジナル
普段は車の ダッシュボードに
使っているけどたまに家具にも使う。
カー用品店とかホームセンターなんかで
だいたい700〜800円くらいで売ってる。
MS家はよく使うから家に常備。
研磨して艶がなくなったところを磨くと
ピカーン!
この通り、ピッカピッカになる!
完成!
パントン嬢のビフォーアフター
それじゃあビフォーアフターを比べてみよう。
座面
座面の端
背面トップ
大復活じゃない!
うん、美しさが蘇ったね!
よく見たら多少は残ったけど
これ以上は傷つくからやめといた。
書斎の椅子と入れ替え。その時の注意点
せっかく直したのにテラス出したらまた劣化するんじゃ…
そうなんだよね…
だから書斎の椅子と入れ替えることにした!
はい!
ここも似合うなあ。
パントンチェアは見た目以上に
書斎はガチなワークスペースというより
家事の合間の作業や映画を見るのに使う。
2階で使うオフィスチェアには劣るが
普段使うにはかなりいい椅子だ。
アウトドアチェアもやってきたし
しばらくは書斎で使うことにしよう。
なお、外で使っていた樹脂系を
家用にする場合は注意が必要だ。
外で使っていると擦れて裏にバリができて
床を傷つける恐れがあるから。
今回はバリがあまりなかったけど
できていたら研磨していたと思う。
お気に入りを自分で直す嬉しさ
久々の家具リペア
研磨に時間かかったけど
楽しかった。
お気に入りの家具が
劣化したり壊れたりすると
辛くなる。
だけど復活するその瞬間
なんとも言えない嬉しさが
こみ上げてくる。
これからもできるだけ
自分の手で大事な子たちを
直していこう。
その前に劣化させないようにしましょう
それな!