お出かけのお土産
ただいま!
どこ行ってたんすか?お腹すいたっす!
ごめんね!ナウガくんたちと
ちょっと遠出してきたよ。
お土産買ってきたから許して。
布じゃん!あれ?これどっかで見たことある…
そうそう。ミナペルホネンね。
面白いもの見てきたんだ。
布じゃお腹いっぱいにならないっす
食べ物もあるよ。
今回は京都に行ってきたから
日本の建築やものづくりの店を
紹介しよう。
京都に行った訳と今考えてること
先日夫氏と京都にドライブに行った。
目的は観光地の現在を見に行くためと
日本の建築やものづくりを見に行くため。
休みの日はお店を応援するために
外食にしているMS家
外食に行くと結構人が多く以前の自粛とは
人の波が変わっているのを感じる。
確かに例のはやり病は謎な部分が多く
気をつけなければならないとは思う。
でも恐れ過ぎも問題だと思う。
不安ばかり煽ると買い控えや自粛進行。
消費行動は経済とつながっている以上
影響を受けるのは最終的に自分自身。
そのことにみんなが気づいてきたせいか
少しずつ流れが変わっているのを感じる。
(あくまで個人的な感覚だ)
#食べて応援 シリーズ
— mashley@インテリアブロガー&椅子オタク (@mashley1203) January 26, 2021
【津田宇水産】兵庫県たつの市
モダンカフェのようなシーサイドレストラン。市場のような店内でアラカルト注文。新鮮な牡蠣や魚介を美しい海を眺めながら堪能。
平日もほぼ満席で、人の流れが変わってきたのを感じました。https://t.co/S4oxQ3fhu4#民間GoTo pic.twitter.com/VkXx0qh6WF
加えて今はたくさんの情報が錯綜し
正しそうな情報もフェイク情報もある。
誰がどんな意図で発信するのか
それを考えて情報を精査すると
結論がかなり違ってくる。
自分の家族を守り、暮らしを守り
住んでいる地域や国を守るには
自分で情報を集め判断するしかない。
嫁氏も日々情報を集めソースをたどり
どうなっていくのかひたすら一人で考察中。
考えること調べることが多すぎて
最近毎日寝不足気味だ。
そこまでする?!
だって家族と住む場所を守りたいからね。
みんなが安心して暮らせて
言いたいこと言えるようになってほしい。
自分で判断して行動するには
自分で情報を集めないといけないから。
そしていろいろ考える中で
MS家として出た結論
今こそさらに
日本のものづくりとお店を
応援したい
勝手に応援したい
嫁氏はただの一般人だから
一人ができることは限られる。
草の根運動でしかない。
だけど不安を煽り続けるよりも
少しでも日本のプラスになると思う。
そんなわけで
京都に行くことにした。
ここまでが長いな、おい!
京都の街をお散歩してみて
今回は烏丸駅周辺を散歩してきた。
錦市場を歩き
建築を堪能し神社にも行った。
時々椅子さんレーダーが反応し
椅子を愛でる。
歩いてみて感じたのが
人はたしかに少ないけど
ゼロではないということ。
嫁氏は京都に住んでいないから
実際にどうなのかは知らない。
京都に住んでいる友人曰く
流行り病の流行以前よりは
かなり少ないとか。
特に錦市場は以前は歩くのが
困難になるほど賑わっていたそう。
外国人向けの観光地は
場所によっては人が少ない。
それでも全く人がいないわけでなく
デパ地下は多少の賑わいを感じる。
お店の多くが対策を頑張っている。
だから個人的には今は対策しつつスムーズに
外食やお出かけできるのではと思った。
もちろん最終的な判断は
自分で行うべきだけど。
ではいくつか行った中で
おすすめスポットを紹介しよう。
昭和初期の建物で楽しむミナの世界
MS家のデイベッドやスツールの
ファブリックとして愛用するミナペルホネン。
風呂敷も愛用している。
その独特の世界観が好きで
以前「つづく展」にも行った。
そのミナペルホネンの京都店は
建物も面白いそうで行ってみた。
京都市の下京区にある壽ビルディング。
ここは昭和初期に作られた建物で
日本の有形文化財にしてされている。
この辺りは以前路面電車が走っていて
こういうビルがたくさんあったそう。
でも同じ年代に建てられた建築物で
残っているのはここだけらしい。
鉄筋コンクリートで作られた建物は
各階の天井高が高く窓も大きい。
壁面に施されたモールディングが
また美しい。
現在賃貸オフィスビルとして使われおり
1Fはミナの洋服のショップ。
2階〜5階はミナのアトリエや雑貨店舗、
子供の本専門店などが入っている。
建物内部はシンプルだけど
ところどころアールデコ調の装飾。
歩いているだけでワクワクしてくる
レトロな空間になっている。
玄関の床タイルがツボ。
展示も可愛いなあ。
4階にあるミナの雑貨屋は
ワクワクする空間。

ファブリックだけでなく
生地の芯を使った照明装飾や
商品を飾る棚が手作り感あって面白い。
一番ぐっと来たのが窓のこのアート。
これどうやって描いたんだろう。
つづく展では皆川さんの面白い制作過程
を感じたけどここにも遊び心がある。
これは実際に実物を見たほうが楽しい。
素敵なものを見せてもらったので
ちょっとでもお礼をしたくて余り布を購入。
一つ500円でいっぱい入っていた。
そのうち額に入れて壁面ディスプレイに
しようかなと考え中。
美しい日本の建築物と楽しいミナの世界観。
それを同時に味わえる素敵な場所だった。
永禄三年創業の料理道具の老舗「有次」
錦市場の中にある料理道具の老舗
「有次」。

永禄三年から450年以上も
包丁や鍋などの料理道具を
職人さんたちが作り続けている。
特に有名なのが包丁で一般人からプロまで
愛用者が多く海外でも人気があるとか。
嫁氏は以前は包丁に興味がなかったけど
柳宗理を使い始めて興味が湧いてきた。
店内で包丁研ぎも見れると聞き行ってみた。
店内にはかなりの数の包丁。
種類も大きさも様々でド素人の嫁氏には
使い方がわからないもの多数。
鍋を叩いてできる鱗のような模様は
嫁氏の大好物だ。かっこいいなあ。
動物の抜き型も売っていて
ウサギさんがかわいい。
奥の方では職人さんがひたすら
包丁研ぎをしていた。
水をつけて研ぎ石でシャッシャと研ぎ
研ぎ具合を確認する。
包丁を扱うその手付きが美しく
しばらく見惚れてしまった。
ここにあるものは決して安い値段ではない。
けれど手仕事から作られる道具たちは
なんともいえない輝きを放っている。
一生モノの道具っていうのは
こういうところで手に入るのだと思う。
今回は買い物はしなかったけど
いつかお金をためて鍋を買いに来ようと思う。
昭和初期から続く甘味処「梅園」
お腹が空いたので甘味処「梅園」へ。
昭和初期創業の京都の人気甘味処で
市内に数店舗ある。
今回はお邪魔したのは河原町店。
小さな店舗だけど中に入ると
奥は結構広い。
天井の照明やエアコンは店舗に
マッチするよう装飾されている。
人気のお店らしく入店後から
お客さんが増えてきた。
クリームあんみつとか美味しそうだけど
冬だったので温かいものを食べることに。
色々食べてみたくて嫁氏は甘味点心
ワクワクさんはおしるこを注文。
普段はあまり小豆系は食べないけど
ここのは優しい甘さでぱくぱくいける。
特に美味しかったのがみたらし団子で
とろりとしたみたらしあんがたまらん…
濃厚すぎずお餅の味も
しっかり楽しめる。
餅の焼き加減も絶妙。
甘さでごまかそうとせず
素材のよさを楽しんでほしい
というお店の意図を感じた。
美味しいものほど無駄を省き
ちょうどいいバランスなんだな
って改めて思った素敵なお店。
これからも日本のものを応援
短い時間だったけど
日本の伝統やものづくりを感じる
素敵な旅だった。
今は家にいながら物を簡単に買えるし
遠くにいながら写真で色々見れる。
だけど建物の美しさは実際に
近くで見て触ると全く印象が違う。
ものづくりは実際の作業を見ると
職人の技術のすごさに感動する。
家で美味しいものを食べるのもいいけど
作る人の顔を見て食べると気分が違う。
だからって無理に行くべきとか
押しかけるべきとか言うわけではない。
お店に行くか自宅で楽しむかは
各個人で判断すべきだと思うから。
だけど
たくさんのお店や技術が失われつつある今
嫁氏は少しでも外に行って応援したい。
ちゃんと対策をしながら。
旅行も日程や家計を調整してやってきたい。
調べると今はGOTO使うより
安くで泊まれる旅館も結構ある。
流行り病が終わったら…っていっていると
そのお店はもうなくなるかもしれない。
実際に好きな店がなくなったことがあるし。
これからもできるだけ日本のものを購入し
お店に行って応援していこうと思う。
自分が住む国を大事にし元気にしたい。
僕もおやつもらったら元気になるっす
じゃあベアくんは常におやつ食べてるから
万年元気だね!