テーブルがビヨーン
ベア:あれ?うちのテーブルが伸びてるっす!
ポニ:誰か来たの?
うん。
お客さんが来てMS家で
豪華なご飯会が開催されたんだ。
嫁氏がやったのは食器とかの用意くらい。
シェフや食卓を共にしたみなさんとの交流で
これからの暮らしについて元気をもらったよ。
パンサークルのオフ会@MS家
先日MS家にてパンサークルのオフ会を開催。
パンサークルとは看板娘「部長」が運営するブログで
みんなが作ったパンを報告する楽しいサークル。
リンク▶︎部長の楽しいパンサークル記事
以前オフ会を開催した時はみんなで
パンを焼いて楽しんだ。
今回来てくださった方々。
・シェフ: 絵描きの月来子さん( 兎徒然)・神戸パンダさん
今回はみんなでパンを焼くのでなく
月来子シェフの料理を食べる会。
月来子さんはプロの絵描きさんで
うさぎのふきちゃんのご家族でもある。
これまでMS家も度々アートを描いて頂いた。
アートもふきちゃんも魅力的だけど
彼女が日々作る料理も心躍るものばかり。
盛り付けはカラフルで繊細で
時にはレストラン時には料亭
日々の料理が一般的な家庭料理には見えない。
何度か食事を頂いたけどどれも絶品。
みんなで思いっきり食べたいとなり
MS家で開催となった。
今回は事前にご自宅で用意をして頂き
MS家で仕上げ。
それでは月来子シェフによる
コースの数々を目でご堪能ください。
月来子シェフによる華麗なる食卓
・鶏ハツの甘辛ポテトサラダ
嫁氏は内臓系が苦手だけど
このハツはお代わりしたいくらいだった。
・ごぼうのポタージュ
驚くべき技術!
ごぼうのポタージュにほうれん草ピュレで
葉っぱやうさぎさんが出現!
味ももちろん絶品。
・フランスパン
MS家でフランスパンを
焼くようになったきっかけは
月来子シェフのフランスパン。
シェフのパンは気泡まで美しい。
・だしトマトのロールキャベツ
ロールキャベツは爪楊枝を使わなくても
綺麗にできると初めて知った。
トマトだけが主張せずいろんな味が
優しく語りかけてくるようなスープ。
・海老と菜の花の和風グラタン
味噌味のグラタンに箸が止まらない。
洋と和の意外な出会いは
クリーミーで人を惹きつけて離さない。
・トマトとモッツァレラの
ほうれん草生パスタ
MS家で導入されたパスタマシンを
使ってみたいと言ってくださった。
事前にほうれん草を練りこんだ生地を
用意してくださってMS家で製麺。
経験したことのないもちもち感で驚いた。
生地が違うとこうも違うのか!
・和牛のパイ包み焼き
パイまでうさぎさんの装飾。
そんなワクワクするパイ皮の中に
美味しいお肉が閉じ込められている。
風味を閉じ込めるということは
こういうことなんだと体験した。
・柑橘香る生ハムサラダ
皿の上がカーニバル。
見た目が美しいだけでなく
塩気、酸味、甘み
いろんな味わいが一気にやってくる。
サラダでこんなに楽しいなんて
あまり経験がない。
・くるみのブラウニー
普段はあまり食べないので
コース料理の時デザートはパスする。
けれど「別腹」という言葉が
これほどしっくり来たことはない。
甘すぎないブラウニーに
一緒にいても仲良くできるフルーツたち。
最後までしっかり堪能させてもらい
心もお腹も大満足。
感覚だけでなく積み重ね
見た目も味も未体験な料理の数々。
どれも深い味わいでそれでいて
素材の味がしっかりする。
そしてお皿が並べられた時
みんなが「わあ!」と歓喜する。
こんなすごいことできるのは
何故なんだろう?
感覚?
それもあるかもしれない。
月来子シェフに話を聞くと
五感が繊細で優れているのを感じる。
でもそれだけではないと思う。
シェフとは個人的な付き合いは多くないけど
シェフのオタクぶりをこれまでたくさん見た。
パン作りのために本を買って勉強し
道具にこだわって揃え
他の人の料理を観察する。
つまり観察や経験を積み重ねてきたことも
すごいものを作ることに繋がっているのだと思う。
そしてそれは料理だけでなく
他のことにも言えると思う。
生き生きしているみなさん
今回オフ会にきてくださった皆さんは
それぞれご自分の得意分野や趣味をお持ち。
イラストだったり書道だったりカメラだったり。
昔から続けてされている方もいれば
お子さんができて始めた方もいる。
中にはお仕事に繋げる方もいらっしゃる。
ブログでも特に得意な分野の話は
すごく生き生きしている。
それを見ているといつ始めるかよりも
積み重ねだなあって思った。
そしてインテリアもそうだと思う。
インテリアも積み重ね
以前インテリアってセンスより
知ることだと思うって話をした。
今はいろんなお話や相談をいただく嫁氏だけど
何年か前は家具のことなんか興味なかった。
使えればいいって思っていた。
でも椅子好きを発端に貪欲に家具を眺め
経験を繰り返し家具目当てで海外まで行くように。
それは30歳をすぎてからのこと。
だから何かを始めるには遅すぎることはなく
むしろ積み重ねが大事だと思う。
年を重ねて時間かけてできること
ひたすら飽きるまで向き合って
オタオタしくなってみよう。
もちろん体や能力は年齢と共に
衰える部分もある。
嫁氏も最近時々自分が数分前に
置いたものの場所を忘れる。
でも能力や体が衰えるからって
何もできなくなるわけではない。
むしろ時間をかけることで
できるようになることもある。
そしてそれを続けると
暮らしが変わることがある。
オフ会にきてくださった皆さんと
話をしているとそんな元気をもらえた。
そして以前の自分ならシェフの料理を見て
こう思っただろう。
「こんなすごいこと自分にはできない」
でも今はこう思う。
「これと全く同じはできないけど
嫁氏もきっと料理上手くなる」
パンサークルのみなさん
MS家にきてくれてありがとう。
嫁氏はまた明日から頑張れる気がします。
インテリアも料理も掃除も。