20年もののアトラスパスタマシンを手入れして生パスタを作る

義母さんから受け継いだもの

ベア「これなんっすか？」

ポニ「パスタマシン？」

そう。

この前義実家に帰った時ね

お義母さんからもらったの。

お義母さん老後に向けて

物を整理してもう使わないからって。

ポニ「年季入ってる箱だねえ！」

20年物らしいよ。

しばらくしまわれていたそう。

今回はこれをお手入れして

活用してみよう。

発端：ラザニアの失敗

去年ホームベーカリーを活用して

ラザニアを作った。 

美味しかったけどラザニア麺がいまいち…

麺自体は弾力があったけど

うまく伸びず太くなった。

練習してうまくなるか

いつかパスタマシン買おうと考える。

いろいろ探していてマルカート社の

アトラスいいなって思った。

 

マルカート社(イタリア)パスタマシン『アトラス150』

見た目もカッコよく

パスタの本場イタリア製。

うどんやラーメンも作れそうだ。

黒もかっこいいなあ。

MARCATO（マルカート） アトラス パスタマシン 

しかも壊れた時用に替え刃も

ちゃんと売っている。

パスタマシン　ATL150用カッター　000091　

いつか買おうか、でも場所とるなあ。

その前にうまくなったらいらないか。

なんて考えていたらお義母さんが

「あるけどいる？」

いります！いります！

というわけで20年ものの

アトラスパスタマシンを受け継いだ。

じゃあお手入れしていこう。

水はダメ！マシンの手入れ

ベア「20年ものとしては綺麗っすけど

結構粉とか汚れすごいっすね！洗おう！」

待って！洗っちゃダメ！

ほら書いてあるでしょ？

絶対洗っちゃダメ！

ブラシとふきんで綺麗にしていくよ。

無印の隙間ブラシとふきんで。

隙間はハンドルを回しながら少しずつ。

できた！

ポニ「綺麗になったけど口に入れるものでしょ？

ローラーが気になる…」

うん、そうだね。

だから中のローラーは生地を作って

それで綺麗にするよ。

それじゃあ生地を作っていこう。

生地作りで掃除とパスタ麺

強力粉、薄力粉、オリーブオイル、塩を混ぜ

ホームベーカリーへ。冷蔵庫で1時間以上寝かせる。

生地ができたらマシンをセットしよう。

ベア「これなんスカ？」

クランプだよ。

こうやってキッチン台に

取り付けて固定するんだ。

なしで回してみたらマシンがガタガタして

うまくいかなかったからつけたほうがいい。

それじゃあやっていこう。

ポニ「待って！これ何？」

これはできたパスタを干すやつ。

これ元々は山崎実業さんのtower

キッチンペーパーかけなんだ。

 

KITCHEN PAPER HOLDER 戸棚下キッチンペーパーホルダー

でもMS家はキッチンペーパーやめたから

洗って別の方法に使えないかと取っておいた。 

やっと活用できる！

もちろん除菌済。

①マシンのローラー掃除

打ち粉をしたら切り分けて

少し掃除用に少し取っておく。

これをマシンに入れハンドルを回し掃除。

汚れが出なくなるまで。

②パスタ麺作り

説明書がなかったので

こちらの公式動画を参考にした。

ポイントは

・ダイヤルを回してローラーの間を

徐々に狭くして段々生地を薄くする

・ローラーに入れるときは打ち粉をつける

 まずは生地を薄くする過程。

レベル０でしっかり薄くしたら

レベル1→2→3..と薄くしていく。

0〜7まであるけど

5ぐらいがちょうど良さそう。

7にしたらこんなになってしまった。

あと入れるたびに伸びるから

打ち粉をつけないとくっつくので注意。

生地を薄くしたら製麺のローラーに通し

できたものを打ち粉をつけて干していく。

最初は打ち粉が足りずちぎれたけど

２回目は結構綺麗にできた。

ワクワク「楽しそう！ワクワクさんもやる！」

いいよ…

って最初から

なんでそんな上手いの？！

なんか悔しい…

でも楽しそうだからいいか。

ワクワク「これめっちゃ楽しい！」

それは良かった。

じゃあ次から麺係はワクワクさんにしよう。

ちなみにレベル４と６だと

厚みにこんな違いがある。

さていっぱいできた。

調理していこう。

日別パスタ茹で実験

麺は数日冷蔵庫で置いた方がいいと

どこかで読んだ。

だから実験してみる。

①即茹で

②翌日茹で

③4日置き茹で

①即茹で

できた麺を塩とオリーブオイルを入れ

沸騰させたお湯で1分茹でて調理。

この日はボロネーゼ。

うーん、ソースは美味いが

麺は柔らかすぎる…

②翌日茹で

一晩冷蔵庫で寝かせた麺を

同じように茹でる。今度は30秒。

一晩経つとやや乾燥していた。

この日はサバとニンニクの

オイルパスタ。

まだ柔らかいけど

昨日よりやや硬さが出た。

③4日置き茹で

4日経つといい具合に乾燥。

この日は前回出てきたジェノペーゼ。

↓パンとナッツソースがうまかった 

だいぶ１本１本がしっかりし

もっちり感が出た。

つまり麺を作ってから4日くらい

置いた方がいいとわかった。

ただし今回作った麺はどれも茹でると

オイルを入れてもくっつく部分があった。

そしてやっぱり全体的に柔らかい。

これは生地の問題だと思うので

今後改良していこう。

20年後の今ここから活躍

パスタマシンというものを

今回初めて使ってみた。

正直驚いている。

手作業で生地を薄くすると未熟だから

どうしてもまばらになり厚みが出る。

それがくるくる回すだけで

こんなにできるとはすごい。

こんな単純な作りなのに

これ考えた昔の人はすごい。

でも単純だからこそ

20年も長持ちしたのだろう。

そして楽しい。

パスタ麺を作った日ワクワクさんなんか

掃除に使った生地で楽しそうに練習していた。

これラーメンできそうだね。

今年はうどんとかラーメンとか

リベンジラザニアとか色々やってみよう。

そして大事に手入れしていこう。

お義母さんありがとう。

受け継いだものを長く愛用していきます。

次回映画を見てあるものを作る

というわけで早速

パスタの次にあるものを作ることに。

ベア「ついにラザニアリベンジっすか？」

いやいや。

麺類じゃないんだな。

実は映画を見てあるものが

食べたくなってね。

次回はそれを楽しく作ろう。

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