ベア「最近米がやたらうまいっす!」
ポニ「君また腹が出るよ」
土鍋のおかげもあるし
ザルのおかげもあるだろうね。
やっぱりちゃんと丁寧に米を炊くと
それだけでご馳走だ。
でもこうなってくると欲しくなるものがある。
ベア「え?茶碗ならあるっすよ」
いやいやご飯のお供。
つまり漬物。
そろそろあの子の出番が来たようだ。
皆さんは漬物が好きだろうか。
嫁氏は昔苦手だった。
野菜は新鮮に食べるのが好きだから。
でも味覚や好みは変化していく。
お米や味噌汁が美味しくなると
漬物が美味しいと思うようになった。
最近ではどの漬物も好き。
苦手だった時にも唯一好きだった漬物がある。
それが大根のつぼ漬け。
先月帰省した時。
母から鹿児島のつぼ漬けをもらった。
これがうまい。
これはスーパーのものだけど
母も家で何度か作ってくれた。
ネットでも似たものを買うことができる。
でも自分でも作って
日常的に食べたくなった。
そこで眠らせていたものを使うことにした。
それがハリオの一夜漬け器。
この一夜漬け器はシンプルなのに
すごい実力を持っている。
ハリオさんはガラスの製造販売を行う
日本のメーカー。
創業は1921年と歴史があり
最初は理化学系ガラスを製造。
フラスコとか
ビーカーとか
フラスコやビーカーはインテリアとしても
使うことができる。
またキッチン用品好きな人は
水出しボトルを見たことがあるかもしれない。
コーヒーが好きな方の写真を見ると
時々実験を彷彿とさせるスタンドを見かける。
ブランディングをしっかり行い
見た目のデザインも魅力的。
でもそこは理化学系ガラスを長年
作られているハリオさん。
見た目だけではない。
使い勝手も優秀。
ガラスは耐熱製品が多く
レンジや食洗機に使えるものが多い。
HARIO(ハリオ) フタがガラスのご飯釜3合炊き GNN-200B
耐熱ガラス部分は茨城県で製造。
(パッキンなどパーツは一部海外製)
実は日本国内で耐熱ガラスを製造するのは
このハリオさんだけだそうだ。
しかもこの工場は周辺への環境配慮から
煙突がない工場。
さらには壊れた場合に備え換えのパーツも販売し
割れたガラスの修理も行なっている。
まさに持続可能な企業だと言える。
だから嫁氏はハリオさんが大好きだ。
そんなハリオさんが販売する一夜漬け器。
これからすごい活躍を見せる。
販売されているのは赤と白の蓋がある。
MS家では白い蓋。
セットになっているのは3点。
・ガラス本体
・重石
・保存用の蓋(パッキン付き)
(説明書にはレシピ付き)
ベア「思ったより大きいっすね!」
ポニ「重い!なにこれ?!」
これ漬物石の役割をする重石だよ。
じゃあ早速作ろうかな。
<白菜の漬物>
付属レシピに書いてあるものを参考にした。
レシピにはレンチンの工程は書いてないけど
今晩味見したいから時短レンチンしてみよう。
白菜を切って塩をまぶしたら軽く温め
塩コンブや唐辛子をまぶす。
重石を置こう。
蓋をかぶせてしばらく放置。
2時間くらい置いてまずは浅漬け
として食べてみよう。
うまい。
いつもはタッパーに入れてブンブンするけど
レンチン+重石で味が少し馴染んでいる。
翌日は一夜漬け。
だいぶ水分が出ている。
ブランチのカレーのお供にしてみた。
さらに味が染みてうまい。
浅漬けと一夜漬けの2回以上楽しめる。
<大根のつぼ漬け>
待望のつぼ漬け。
配合や作り方は母がやっていたのを
なんとなく思い出しながらやってみる。
・塩もみ用塩
・醤油:酢:砂糖=1.5:1:1
(醤油は鹿児島のもの。ない場合は砂糖多め)
・生姜、鰹節、鷹の爪=適当
まずは大根の皮をむいて切り
本来は塩もみして一晩置く。
けれどここでは時短でレンチン。
大根の水気を切っている間に
タレを作る。
本来は鍋で調味料をグツグツするけど
ここでも時短レンチン。できたら大根を投入。
一晩つけたら出来上がり。
味見してみよう。
どれどれ…
うまいいいい!!!
ただ母の味には程遠い。
これは作り続けていかないと。
何度か使ってみていいところが見えてきた。
①レンジOK食洗機OKで時短
まずはこれ。
耐熱ガラスを使うという
ハリオさんだからできること。
翌朝漬物食べたいなあって
急に思い立ったら夜作れる。
大根のような根菜でもレンチンで
火が通るので味が染みやすい。
しかも食洗機が使えるから洗い物も楽。
②ガラスだから食卓OK
この容器の魅力は重石も含めて
ガラスでできていること。
だから冷蔵庫から出して
そのまま食卓に出すこともできる。
むしろ食卓に置きたい。
③蓋つきで密閉性が高い
実は世の中には類似した商品が色々ある。
似たようなものはたくさんあるので
どっちが先は知らないが一般的な形なのだろう。
でもハリオ容器の魅力は
パッキン付きの蓋があること。
しかも外しやすいようにちゃんと
持ち手もつけられている。
冷蔵庫で保存することを考えると
蓋があると液体が漏れないから嬉しい。
ポニ「魅力的だけど注意点やデメリットは?」
もちろんあるよ。
①重い
まず重石があるから当たり前だけど
本体も割とがっつり重い。
片手で持つのはちょっとしんどい。
それだけしっかりしているということ
だけど持ち運びには注意。
②重石はレンチン不可
ガラスボウルは耐熱で温度差120度まで
蓋は耐熱180度までで熱にも強い。
ただし
重石だけはホウケイ酸ガラスで
熱には強くない。
うっかり一緒にレンチンしないよう注意。
③密閉できるが一部匂いは注意
蓋はパッキン付きなので
しっかり密閉することができる。
試しに水を入れて転がしてもこの通り。
白菜の漬物の時は匂いが
あまりしなかった。
ただ大根など匂いが強いものは
多少匂い漏れがある。
そもそも匂いの透過性は
密閉性だけでなく蓋の素材も関わる。
詳しくはWECKの実験を見るとわかりやすい。
蓋はポリプロピレンとシリコンなので
液体は漏れずとも匂いは漏れることがある。
漏れる匂いはキツくはないけど
多少は匂いが出ると思った方がいい。
デメリットや注意点はあるけど
この容器自体には大満足。
だって野菜があればこれからは
時短で気軽に漬物を作れる。
何か一品欲しいなあというときに漬物。
朝のご飯と味噌汁に漬物。
漬物をプラスするだけで
食卓がちょっと豪華になる。
これからいろんな漬物を作るのが楽しみだ。
そしていつか母の味を再現したい。
そうそう。
ハリオさんと言えば
もう一つ魅力的なガラスがあるんだ
ベア「何スカこれ?!実験道具?!」
ポニ「怪しい葉っぱが?!」
ふふふ…
☆続く↓