ベア「愛知県の旅では建築にまみれ
椅子にまみれてきたっすよ」
↓建築にまみれる明治村
↓椅子にまみれる椅子バー
ポニ「ところでどこに泊まったの?」
本屋さん。
ポニ「は?」
本をテーマにしたちょっと変わった
ホテルに泊まってきたんだ。
ベア「どうせお高いんでしょう?」
いやいやこれがね
街中なのにすごくリーズナブルなんだ。
いつもどこかに泊まる時は
家具を愛でたり建物を愛でたり
面白い体験をしたいと思うMS家。
台湾ではお家みたいな家具ホテルに泊まった。
デンマークでは好きな建築家
ヤコブセンの伝説ホテルに宿泊。
先月の結婚祝いでは糸島で
何もしない休日を楽しんだ。
でも今回の旅は諸用があって
急遽決まったお急ぎの旅。
流石に街中で面白いホテルに泊まるなら
お金かかるだろうな…
そう思って探していたら
リーズナブルで面白いホテルを発見。
それがLamp Light Books Hotelだった。
場所は名古屋の伏見駅近くという
いろんなところにアクセスしやすい場所。
入り口には本の電飾が迎えてくれる。
外から見るとどう見ても本屋さんか
カフェにしか見えない。
でもこれホテルだ。
中に入ってみよう。
入るとでっかい本のオブジェと大きな本棚。
その奥には本を読むスペース。
本の種類は雑誌もあれば
旅行の本、推理小説など
じっくり読むものも多い。
反対側にはカフェがある。
このホテルのコンセプトは
「本の世界を旅するホテル」
「24時間灯の消えない本屋さん」
つまり本棚周りのスペースは
24時間利用することができる。
カフェは夜10時まで空いているそうで
夜遅くまでコーヒー片手に読書可能。
また本はここで読んでもいいし
1冊ずつ客室に持っていってもOK。
その際には一言声をかけてね
とのことだった。
本好きさんにはたまらないシステムだ。
ちなみにチェックインカウンターの
デスク装飾が本でこれまた面白い。
早速客室に向かおう。
客室廊下のサインも本のモチーフ。
今回泊まるのはバルコニー付きの
ツインのお部屋。
ではお邪魔します。
シンプルでコンパクトでいい感じ。
ビジネスホテルとは一味違うのは
意図されたシンプルなデザイン。
まず調度品の面でのシンプルさ。
例えば収納家具。
線でお絵描きしたようなフォルムが面白い。
ドアに使うサインはマグネット式で
シンプルでコンパクト。
スイッチやタオルハンガーなどは
全てモノトーンで統一されている。
バスルームはバスタブはなく
あえてシャワールームのみ。
トイレと仕切られており
床が濡れなくて済む。
バスタブ好きな人なら物足りないだろうが
MS家は普段からシャワーだからOKだ。
そして無駄ながないという意味でも
シンプルさがある。
アメニティはシャンプーなど以外は最小限。
髭剃りや綿棒など人によって必要度が
変わるものはチェックインの時もらう仕組み。
これがコストカットに繋がっているんだろう。
バルコニーは小さいけど夜景が綺麗。
そして客室でも本を楽しめる仕組みが色々ある。
まずバルコニー前にある一人掛けチェア。
足を投げ出してリラックスしながら
読書することができる。
その横には読書灯とサイドテーブル。
大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズ。
ベッドサイドにも読書灯があり
寝る前に読書も可能。
そしてさらに工夫されているのが
この天井の間接照明。
目に直接光が入らないから
リラックスして本が読める。
光量が必要なら読書灯を使うのがちょうどいい。
きわめつけはカードキー入れ。
これ切り離すとしおりになる。
これならしおりを忘れても大丈夫。
客室でも本を読むための仕掛けが
いっぱいあった。
せっかくだから夜は1階で
コーヒーを飲みながら読書をして過ごした。
ここの照明も明るすぎず
でも本は見やすくちょうどいい。
そして朝は朝食を食べながら
再び本にまみれる。
ちなみに朝食は有無を選択でき
ミニハンバーガー2つを選べる。
コーヒーはやや酸味が強く好みではなかったけど
ミニバーガーは美味しかった。
ここでの滞在中キンドルも含め
ずーっと本を読んでしまった。
朝から晩まで本を楽しめる
本好きのためのホテル。
シンプルでコンパクトで
1人や2人でふらっと泊まって
過ごすのにちょうどいい。
駅からも近く周りに店も多い。
そんな魅力的なホテルだが
お値段もリーズナブル。
一人4,000円代〜泊まることができる。
(時期やお部屋の大きさによります)
MS家の場合はバルコニー付で
朝食をつけたので少し値段が上がった。
それでも2人で12,000円行かないくらい。
お部屋の小ささを前向きに捉えるなら
コスパの高いホテルだと思う。
本に囲まれながらゆったりとした
時間を過ごすことができた。
また次名古屋の市内で用事がある時は
ここに泊まりにこようっと。
建築に椅子に本にと
好きなものにまみれた愛知県の旅。
食べ物も美味しく短いけれど
いい時間を過ごすことができた。
今回は時間がなかったけど
実は魅力的な家具屋さんもたくさん。
今度はゆっくり行って家具屋巡りを
しに行きたいなあ。
ポニ「現実にお帰りなさい」
はい…