オイル仕上げテーブルは乾拭きで
ベアくん「よいしょよいしょ。お手伝い♪」
ポニ「おい!相棒!何してんだよ!
その台拭き使ったら嫁氏に怒られるよ!」
ベア「なんで?!」
ベアくんお手伝いありがとう。
でもその台拭きはキッチン用なんだよ。
でもうちのテーブルは木製で
オイルフィニッシュ。
水分は輪じみや木の変形の
原因になってよくないんだよ。
まあ一応リンレイで保護しているから
ある程度大丈夫なんだけどね。
だから、はいこれ。乾拭き。
ポニ「え?何これ?可愛い子がいる!」
これはIrma(イヤマ)ちゃんって言って
デンマークのスーパーのキャラクター。
日本でも北欧好きさんに
結構人気があるんだよ。
デンマーク旅行記第19弾。
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今回はイヤマちゃんお土産と
スーパーのIrmaの中をご紹介。
Irmaちゃんグッズ
現地のスーパーの紹介の前に
まずは今回のお土産を。
イヤマちゃんグッズ。
・トートバッグ
・ふきん
・タブレット
・スパイス
あとグミも買った。
ふきんはかなり大きい。
だからいろんな使い方ができる。
カトラリーカバーにもいい。
そして後ろにタグがついてる.
引っ掛けることも可能。
バッグはかなり丈夫。
買い物バッグにぴったり。
それからスパイスは
黒でかっこいいイヤマちゃん。
シンプルなデザインは形は違うけど
ミッフィーに近いものを感じる。
驚愕のラクリッツ味
さてドキドキおやつターイム!
ワクワク「え?なんでドキドキなの?!」
ふふ…
まずはタブレットから。
ベアくんあーん。
ベア「レモン味うまいっす!」
ポニ「ゲッ!なんだこれ!」
ラクリッツ味って言って
原料はリコリス草。
パブリック・ドメイン, Link
北欧の人は好んで食べるみたいだけど
かなり癖があるよね。
日本でいう仁丹みたいなものだと思う。
ポニ「く、口直しにグミを!」
ベア「色付きのやつ美味しい!」
形もイヤマちゃんだよ。
ポニ「げげ!黒いやつしょっぱい!」
ラクリッツ味に当たったね…
これもタブレットと同じ味ね。
デンマークに限らず海外では
時々見かけるんだよ。
英語ではリコリス味ともいうよ。
ハリボーにもあるよ。
Fazer サルミアッキ SALMIAKKI 40g×5箱セット
デンマークのご飯は高いけど
美味しかったよね。
ただラクリッツは正直美味しくはない。
でもデンマークらしくてネタとしては面白い。
あくまで家族で楽しむのが目的で
人にあげるのはオススメしないけど。
日本でも買えるけど現地がお得
食べ物は売ってないけどイヤマちゃんグッズは
一部日本でも買うことができる。
トートバッグ
イヤマ オーガニックキッチンタオル2枚セット
それでもお店中に溢れるイヤマちゃんを
日本で買うと結構いいお値段する。
以前デンマークの雑貨は
日本と値段が変わらないか
日本の半分ほどの値段で買える。
トートバッグは1500円しないくらい。
ふきんは700円くらい。
スーパー自体はオーガニック系なので
決して安くはない。
それでもお店中に溢れるイヤマちゃんを
堪能できる楽しいスーパーだ。
さてイヤマちゃん巡りの旅に出よう。
イヤマちゃんの歴史
Irma(イヤマ)はデンマークで最古
ヨーロッパで2番目に古いスーパー。
創業は1886年。最初は卵を売る店。
By Unknown - http://www.taendstikmuseum.dk/IRMA.html, Public Domain, Link
最初のロゴはこんな感じ。
建築家の娘Elseちゃんを
モデルにしたとか。
その後だんだん単純化され現在のマークに。
親指をグッとしているのがまたいい。
イヤマスーパーは現在市内に80店舗。
至る所でお店を見かけた。
デパートのイルムスにはでっかい
イヤマちゃん像が。
80年代途中危機に陥るもイヤマちゃんの
ロゴと共に国内外から愛されている。
じゃあちょっと入ってみよう。
製造過程から責任感
こちらは中央駅近くのイヤマ。
ぐるっとしてみよう。
すごくシンプルな陳列で美しい。
商品にもイヤマちゃんがたくさん。
パスタもイヤマちゃん。
例のグミ。
グッズはこんな感じで売っている。
オーガニックのスーパーなので
基本的に値段はお高め。
サラダは1000円くらい…買えない…
高いなあと思うけどイヤマは
食材の提供とエコに関して
強い責任感を持っている企業だ。
鶏さんや豚さんがいい暮らしで
育てられているかをチェック。
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CO2をより排出しない育て方の
農家と契約している。
その独自のこだわりとブランディングは
世界から注目され中国でも一部販売契約。
HPやインスタグラムでは
食の楽しさや大切さを発信している。
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ここの物価の高さは消費税や人件費もあるけど
値段にはそれなりの理由がある。
お客様は神様でなく従業員は王様
翌日は違う店舗のイヤマへ。
実は前日と同店舗に行こうとしたら
祝日でお休みだった。
Google先生はOpenと仰っていたけど
やはりHPで確認がオススメ。
カートはかごと一体型で
引っ張る感じが面白い。
イヤマちゃんに彼氏が!
買って帰りたいけど液体は重いなあ…
お土産にも買ったスパイスは
こんなにたくさん。
お店のお姉さんはこれまた
笑顔が素敵だった。
イヤマは従業員にも優しい。
HPにこう書かれている。
「イヤマでは従業員が王様」
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立場に関係なく意見できる環境があり
人手を補うのでなくポジションごとに雇用。
肉売り場担当
レジ担当
マネージャー
などなど
ポジションごとに雇用するのは
デンマークの他の職場もらしい。
年齢で上に行くのでなく
必要なポジションが空いたら
社内外関係なく募集する。
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だから上に行くのは実力が必要で
ある意味実質的な平等と言える。
もちろんそこには必要なくなれば
クビというデメリットもあるが。
ただデンマークは失業保険が4年間
9割保証されるのでチャレンジはできる。
そして正規非正規の概念がない。
同一賃金でパートかフルかは時間の差。
そして自分の仕事に誇りと責任を
持って全うする。
実際イヤマは2018年デンマークの
最もオススメの会社賞を受賞したそう。
お客様は神様でなく
従業員は王様。
人を大事にする姿勢を
スーパーからも感じ取れた。
イヤマちゃん来ないかな
日本にいる時から来たいなあと
思っていたスーパーのイヤマ。
イヤマちゃんグッズ目当てだったけど
スーパーのことデンマークの暮らしを
聞いたり調べたりするうちに
より魅力的なスーパーに思えた。
日本でも最近はDEAN&DELUCAなど
海外のスーパーが入ってきている。
イヤマも近くに来ないかな。
難しいか。
そんなふうに思いながら
お土産をかかえて後にしました。
次回
次回デンマーク旅行記最終回。
空港で再び家具にまみれる。
☆続く↓