ツタがすごいことに
ナウガJr.「久しぶり!ナウガJr.と仲間たちだよ!
最近晴れ続きでお庭の植物が元気!」
ナウガver1「瀕死状態のガジュマルが
息を吹き返してきたネ!」
ナウガJr.「シェフレラさんもさらに大きく!」
でも特に伸びがすごいのがアイビー。
植え替えてからぐんぐん広がってる。
ツタは舐めたら危ないから
注意しながら育ててるよ。
親分「でもデンマーク旅行の写真見たら
もっとすごいツタがあったゾォ!」
そうだね。アレはすごかった!
あの公園の中はとても素敵だったよ。
久々に夜遊びした。
デンマーク旅行記第18弾。
今回は世界最古の遊園地
チボリ公園でお散歩。
デンマークってどんな国?
デンマーク旅行記も18回。
ここまで読んできていただいた方は
デンマークにどんな印象を持たれただろう?
デザイン大国。
穏やかで真面目で
伝統を大事にする国。
嫁氏はたった三日だけどそう思った。
人も穏やかで優しい。
公共の場所では穏やかで静か。
図書館でもバスの中でも。
旅行中優しい場面に何度も
遭遇した。
困っている知らない人を助ける
電車である旅行者の女の子が眠って
駅を乗り過ごした。
すると周りにいる人が
寄ってきて助言し始めた。
「大丈夫?」
「次の駅で降りて反対から
●●行きに乗ったらいいよ」
「さあみんな道を開けて!」
「急げ!」
「頑張れ!」
なんて優しいのだろう。
福祉の話でも書いたけど
共に生きるという意識があるからかも。
もちろん日本人がみんないい人ばかり悪い人ばかり
でないようにデンマークにも犯罪はある。
だけどたった三日なのにここの人たちは
穏やかで優しいという印象を持った。
でもいつも穏やかとは
限らないと知った。
もちろんい意味でだ。
それはチボリ公園のお散歩で
明らかとなった。
チボリからディズニー、倉敷へ
コペンハーゲン中央駅の前にある
これはラディソン ホテルから見た景色。
まずは昼間に周りを散歩してみた。
ここは公園としては世界で三番目
遊園地としては世界一古い場所。
周りにはものすごいツタが。
こんな太く大量になるには
相当の年月が必要だ。
この公園何と
170年以上も前にできた。
ゲオ・カールステンセンという人物は
海外での見聞を広める中で大衆娯楽を学んだ。
「そうだ!コペンハーゲンにも階級関係なく
みんなが楽しめる場所を作ろう」
時の王クリスチャン8世に
「土地貸して!」とお願いするも最初却下。
By Louis Aumont - http://www.rosenborgslot.dk, パブリック・ドメイン, Link
だからこうお願いした。
「娯楽があると国民は政治だけでなく
関心が分散するでしょう」
王「おっけ!」
彼はかなり計算高かったようだ。
王様から土地を借りたゲオさんは
8ヘクタールの遊園地をオープン。
最初の年には
2万人近くが来場。
市民に愛される場所となり
アンデルセンはここで童話の構想をしたとか。
雪の女王
何十年もしてある人物が訪れる。
ウォルト・ディズニー。
ウォルト・ディズニー 創造と冒険の生涯 完全復刻版
子供だけでなく大人も楽しめる
場所をと作ったのがディスニーランド。
Disney PARKS PERFECT GUIDEBOOK
1990年代になると日本にもチボリ公園を
モデルにした場所が岡山県にできた。
倉敷チボリ公園だ。
他にもチボリをモデルにしたんじゃないか
と思われる公園が色々あるそうだ。
残念ながら倉敷チボリ公園は
2008年に閉園してしまった。
でも色々な場所にインスピレーションを
与えた最古の遊園地なのだと思う。
そして
コペンハーゲンでは今も大人気。
4月から9月までの夏のみ営業なのに
年間来場者数は350万人。
これまでに数億人が訪れているそう。
ちなみに祝日の朝はこんな長蛇の列!
穏やかなデンマークの人たちは
一体どんな風に過ごしているのかな?
って思ったら
イメージと全然違った!
チボリで夜の散歩
帰国前日の夜チボリ公園へ。
22時の閉園まであと1時間。
※閉園時間は曜日や祝日前などで変動。
入場料2000円弱を払って中へ。
階段が兵隊さん。
結構人がいる。
そして照明が綺麗。
お!なんか見えてきた。
アラジンの世界みたいだ。
こっちは中国っぽい。
昼間はショーをやってるんだろうな。
こっちは五重の塔ならぬ四重の塔!
いろんな国の文化が
入っていて面白い。
お!なんかいる!
お掃除ロボットならぬ
芝刈りロボット!
うわ!なんて幻想的な噴水!
ん?
んん?
何とまあ!
これロイヤルコペンハーゲン!
さすがデンマーク。
こんなところにも地元の名品が。
ってアレルイスポールセン?!
やっぱりPH 5-4½だ!
ペンダントライト PH 5-4 1/2
圧巻!
夜の遊園地って
歩くだけでも楽しい。
いろんな国の言語や鐘の音が聞こえてくる。
レストランもある。結構本格的。
「子供だけでなく大人も楽しめる」
がこんなところのにも溢れている。
地元の人もこうやってのんびり
お散歩しているのかな。
って思っていたら
叫び声が聞こえてきた。
ウェーイ!
絶叫系アトラクションの数々!!
ものすごい勢いで回っている!
みんなワーキャーとすごい盛り上がり!
ワクワクさん乗りたい?
あ、逃げた。
高いところ怖いもんね。
嫁氏もアレに乗ったら吐く!
他にもジェットコースターや
めっちゃ回転するやつとか絶叫系多い!
そしてどれも閉園間際なのに
すごーく盛り上がっている。
チボリ公園は確かに最古の遊園地。
そして外から見るとレトロだ。
楽しく散歩もできる。
でも同時に割とガチな
アトラクションの遊園地だった。
それにしても若い人はノリノリだ。
いろんな国の人いるし地元の人とは
限らないけど夜は結構パリピーなのかな。
その考えは外に出て確信に変わった。
道端で踊る人々
帰り道街がすごく盛り上がっている。
パーティーバスが走って
大音量で音楽が流れる。
道端ではノリノリで踊る人が。
後で聞いた話によると翌日は
キリストの昇天祭で祝日。
それでこの盛り上がり様。
メリハリ
昼間は穏やかで優しい雰囲気の
デンマークの人たち。
でも休みの日の前になると
パリピーかってくらいの大はしゃぎ。
以前デンマークの働き方の話を聞いた時
仕事をするときはきっちり
休むときは思いっきり休む
という印象を受けた。
公共の場所では礼儀正しく
でも遊ぶときは思いっきり。
ここの人たちはお仕事でも
暮らしでもメリハリがあるのかな。
そんな風に思いながらホテルへ
戻りました。
楽しいお散歩だった。
次回あのスーパーに
そうそうお土産を買わなくては。
次回デンマークのスーパーで
可愛いあの子に会いに行こう。
☆続く↓