ベア「おお!ホルンだ!」
ポニ「これワクワクさんの?」
そうだよ。
先週末楽団の演奏会があったんだ。
子供達のための演奏会で
アンパンマンとか色々やってた。
何よりワクワクさんがイキイキして
嬉しそうだった。
「ご夫婦で趣味が共通してますね」
って言われるけど元々全然違うんだ。
違うけどお互いの好きなものを
応援して楽しんでいるよ。
うちのワクワクさんは多趣味。
技術と数学の教員をしていたので
ものづくりや構造に詳しい。
ミニチュアも作るし
今は小屋づくりに熱中。
↓小屋作り進行中
昔はバンドを10個掛け持ちして
いたので楽器大好き。
(バンドで歌って演奏するワクワクさん)
ピアノ、ホルン、ギター、トランペット、
カホンなど一通り演奏。
車も好き、特にマツダ大好きで
しょっちゅうディーラーに行く。
↓ワクワクさんのマツダ話
「ディーゼルってどんなの?」
なんて聞いたらもう大変。
30分は話し続けます…
(ミニショールームでジョンクーパーに乗った)
ボードゲームも好きで
20年近くやっているプレーヤー。
↓ボドゲ話
一方嫁氏も好きなものがたくさん。
家具特に椅子が大好き。
不器用だけれども
ものを直したり作ったり
するのも好き。
旅行も好きで今まで12カ国
行きました。
親の影響で映画も大好き。
月一回は映画館で映画も見ます。
↓嫁氏の映画話
アメコミ、タランティーノ、
コメディ、サスペンスなんでも来い!
こんな風に2人の趣味は全然違います。
でもそれぞれの趣味を応援し
時には共有。
楽しく過ごしています。
ナウガ親分「違う趣味なのに
仲良くする秘訣はなんだゾォ?」
それはね自分の世界を教えあい
相手の好きなことに興味を持つことだよ。
最初はお互い苦手意識がありました。
↓嫁氏視点
↓ワクワクさん視点
でもお互いを知るうちにだんだん
友達として仲良くなります。
その中でグッとくることがありました。
ある時それぞれの趣味を話していました。
ワクワク「車が好き」
嫁氏「映画が好き」
ワクワク「ボドゲが好き」
嫁氏「旅行が好き」
ワクワク「こんな風に違うものを
教えあうって楽しいね」
嫁氏グッときた!
結婚した友人がよくこう言っていました。
「旦那と趣味が違う」
「彼の趣味が理解できない」
「趣味が共通している夫婦が羨ましい」
でもワクワクさんは違いました。
「こんな風に違うからこそ
お互い好きなものを教えあえるね」
はい、嫁氏陥落。
その後付き合って一緒に住むようになり
お互いの世界を教えあいました。
ワクワクさんは嫁氏を
車屋さんに連れて行く。
いまだに車の専門用語はチンプンカンプン。
だけど自分の好きな車がわかってきました。
嫁氏はワクワクさんと映画を見るように。
今ではワクワクさんは毎日Netflixを見て
月一回の映画館のあとは激しく議論。
またワクワクさんは木の性質や
道具のことを色々教えてくれました。
だから嫁氏は彼を家具やに連れて行き
椅子の話やインテリアのオタク話。
椅子が好きになったワクワクさん。
自分で好きな椅子を選ぶように
なりました。
3+3=6でなく3×3=9になるように
お互いの世界を教えあって
新しい世界が広がります。
「相手の趣味と違う」
「趣味が合わない」
そんなご夫婦やパートナーも
いらっしゃると思います。
でもよかったら相手の趣味
ちょっとのぞいてみませんか?
もしかしたら
合わないかもしれません。
だけどもしかしたら新しい世界に
巡り会えるかもしれません。
最初から
「合わない」と決めてかからず
「何してるの?」
「どんな風に面白いの?」
夢中になっていることを共有すると
自分自身の世界観や価値観が
広がる可能性があります。
人生は短いです。
どうせならいろんな世界を覗き
ワクワクしませんか?
それに好きなことを目を輝かせて話す
パートナーはすごく魅力的です。
うちのワクワクさんも
いつもはこんなですが
そしてこんなですが
演奏中はちょっとかっこいい。
好きなことに熱中している姿を見ると
何年一緒にいても飽きません。
あなたが好きなものを大事にすると同様
パートナーが好きなものも大切に。
そしてお互いに好きなものを
お互いに紹介しあう。
新しい世界との出会いが
待っているかもしれません。
演奏会の日ルンルンで
「行ってきます」と家をでたワクワクさん。
子供達に音楽を楽しんでほしいと
YMCAしたり
カレーパンマンになったり。
ノリノリで演奏。
↓クリックで再生
キラキラ輝くその姿を見て
元気をもらいました。
嫁氏もカホン練習して
いつか演奏したいな。
これからもいろんな世界を
教えてね、ワクワクさん。