あーあやっちゃった…
ベア「姐さんどうしたの?」
瞬間接着剤を使おうとしたんだけど
前に蓋しめる前に拭き取り忘れて…
こんなになってしまった!
蓋が閉まらん。
DIYで一番使いやすいんだけど
すぐ固まるから使った後
始末しないといけない。
サラッとしてるから倒さないように
気をつけないといけないしね。
というわけで今日は新しい
瞬間接着剤を使ってみよう!
ポニ「なにこれ?!本当に瞬間?!」
そうなんだ。KOKUYOさんの
GLOOっていうシリーズ。
ストレスフリーに楽しく「貼る」
作業をする文具なんだよ。
KOKUYOさんといえば
キャンパスノート
テープのりドットライナー
ビートルティップ
テープカッターカルカット
などなど日本の文具の定番を
数多く生み出している。
オフィスチェアも作っていて
何度か座ったけどいイッスね!
そんなKOKUYOさんが2019年頭に
販売スタートしたのがGLOOシリーズ。
デザイン会社のnendoさんと協働で
開発した「貼る」に特化したシリーズ。
↓nendoさんのHP
ポニ「見た目がめちゃくちゃかっこいい!」
そうなんだ。
だけどKOKUYOさんが目指したのは
美しさだけじゃない。
「貼る」ってこんなに変われる!
がコンセプト。
貼ることをもっと楽しく
ストレスを無くすために
生み出された文具たちなんだよ。
例えば「角まで塗りやすいスティックのり」
コクヨ【GLOO(グルー)】スティックのり(Sサイズ・約10g)
普通のスティックのりって
こんな風に円柱だよね。
でもスティックのりを使う場面って
紙とか封筒とか角ばったものだ。
つまり普通のスティックのりでは
角までしっかり塗れない。
だからGLOOは四角い。
コクヨ/グルー スティックのり(しっかり貼る) Sサイズ/タ-G301
角までしっかり塗れる。
それに四角いから机の上でも
転がらずいなくならない。
次に「片手で軽く切りやすいテーブカッター」
テープカッターというと
重いものが主流。
でも重いと持ち運びにくい。
そこでテープカッターの底に
吸盤をつけて軽さと使いやすさを実現。
それから「持ち方が選べるテープのり」
KOKUYOさんの定番商品の
テープのりドットライナー。
これを調査すると
「縦持ち」する人と
「横持ち」する人の
2パターンがあったとか。
人が商品に合わせるのでなく
商品が人に合わせどっちも対応できるように
開発されたとか。
そして最後にMS家にやってきた
「色が消える瞬間接着剤」
元々KOKUYOさんには
という瞬間接着剤がある。
これは押すと赤い接着剤が出てきて
光に当たると乾いて透明に。
キャップは密閉され使いかけでも
固まらない。
容器は自立するから転がらない。
接着剤の名作だ。
その改良版がGLOO。
よりすっきりとした見た目になった。
じゃあ早速使ってみよう。
マットな質感の容器は
インテリアの邪魔をしない。
持ちやすく机に横置きしても
転がっていかない。
液を出してみよう。
うーん、最初はちょっと
押すときに固いかな。
お!出てきた!
赤っていうか紫。
普通の瞬間接着剤は透明で
塗った場所がわかりにくいけど
これならわかりやすい。
先っぽが尖っているから
出したい部分にだせる。
木をくっつけて見ると…
くっついた!
紙は…くっついた!
あれ?透明にならないな。
ベア「姐さん光に当てなきゃ!」
そうだった!
お!しばらくしたら
透明になってきた!
ちなみにフタにも工夫が。
お尻にさせるから
なくなりにくい。
さらにフタの中は黒い。
これは光を遮断して液の
色を保護するためだそう。
フタもかっちり閉まるから
液だれして固まりにくい。
使ってみた感じは
・最初に出すまでやや固い
・いつも使う瞬間接着剤プロ用
よりは固まるのがゆっくり
・必要な量を正確な位置に塗れる
・フタに仕掛けあり
即効性を求めるなら
普通の瞬間がいいかも。
だけどふだん使いやちょっと
使う時にはこれいいね。
デザインって見た目だけではない。
使いやすく心地よくするのもデザインだ。
イームズさんの椅子たちを製造する
ハーマンミラー社の言葉で
嫁氏が好きな一節がある。
「デザインは問題解決のためにある」
今回のKOKUYOさんの取り組みも
見た目だけでなく問題解決のデザイン。
文房具は手軽に選べていろんな種類が
あるから問題を見つけるのは難しい。
だけど気づかない中にも
「ちょっとしたストレス」
が潜んでいる。
テープを持ち運ぶ時重い。
一般のスティックのりでは
角が塗れない。
テープのりってどう持つのが
正解なの?
瞬間接着剤の蓋が固まる。
ほんのちょっとした問題。
その問題を解決するために
できたデザインがこれだ。
シンプルが流行りだからではなく
かっこいいからだけでなく
使う人を心地よくして
サポートしてくれるデザイン。
KOKUYOさんはこう仰っている。
モノの形は時代とともに変わっていくもので、
スティックのりにしても、
新しい定番になるような形があるかもしれない。
(Nikkei Trendyより)
仕事のスタイルも暮らしも
時代と共に変わっていく。
だからこそその時代ごとに生まれる
「問題」を「解決」するという
発想のデザインがこれからは必要だと嫁氏は思います。
今ののり使い終わったら
スティックのりも
買ってみようかな。