MS家のドアは
無垢のモールディング。
あ、洗面所のここだけ別。
モールディングっていうのは
こういうドアの装飾や
壁の窓下のこういうのとか
(MS家担当工務店さんのモデルハウス)
天井ぼボコボコした装飾。
(ウィーン旅行の第九会場)
海外では一般的なモールディングは
ここ数年日本でも使われる機会が
増えたように思います。
モールディングには
効果もあるけど
デメリットもある!
ポニ「え?!あるの?
とりあえずつけとけば
海外のおうちみたいに
なるんじゃないの?」
甘いな!
お部屋のバランスや
お掃除のことも
考えなくちゃね!
モールディングは
ギリシャやローマの建築で
使われてきた装飾方法。
ベア「いろんな装飾方法があるんすね」
本来は装飾だけじゃなく
接合部分を隠す役目
もあるんだよ。
壁と床の境目
ってクロスでも塗り壁でも
時に不自然になる。
ポニ「それを隠すために日本でも
巾木が貼られているよね」
モールディングには
いろんな種類がある。
時代ごとの建築デザインと
共に発展してきたから。
例えばアカンサス。
Acanthus (ornament) - Wikipedia
ギリシャでは古くから
神聖な植物と見られ
今でも国花として重宝。
それからエッグ&ダーツ。
卵とヤジリを表す装飾は
男性と女性を表すと言われてるよ。
こんなふうに元々モールディングの
装飾にはそれぞれ意味があったんだ。
①立体感
ベア「モールディングは凸凹で
立体感ありますよね」
立体感があるということは
光が当たると陰影ができる。
インテリアにメリハリができ
それだけで存在感が生まれるよ。
②クラシックで気品
ポニ「装飾って細かい技が
見えるほど豪華にみえるよね」
モールディングもいろんな種類があって
直線だけより線が増え複雑だと
重厚感が生まれるよね。
だからクラシックな雰囲気になるよ。
でもモールディングは
存在感があるからこその
デメリットもあるよ。
①時々やぼったい
上のメリットの裏返しで
存在感や重厚感あるからこそ
使い方によって重苦しい…
(ヴェルサイユ宮殿@フランス旅行にて)
そもそも海外で古くから
使われてきたモールディング。
(ヴェルサイユ宮殿@フランス旅行にて)
海外の家は
日本の家より広くて
天井も高い。
だからクラシックなスタイルだけでなく
モダンな雰囲気でも似合う。
(外観でも見かけます@マイアミ旅行)
一方、最近は変化があるものの
日本の住居は全体として
小さくて天井も高くない。
やたらとモールディングを使いすぎると
それだけで重苦しく
野暮ったくなる。
MS家ではドアや外観に
モールディング。
↓外観について
でも巾木は普通の直線。
↓MS家の巾木への情熱
他の一戸建てのリビングより狭いので
壁や巾木までモールディング
にするとちょっと重い…
↓MS家リビング
ベア「何でもかんでも使うんじゃなく
計画的に取り入れるのが大事なんすね」
②そうじ
実際に使って気づいたのは
時々ほこりがたまる。
凹凸があるんだからまあそうなる。
掃除をすればいいんだけど
黒いドアにすると
ちょっと目立つ。
気になる人はやめておいたほうが
いいかもしれない…
モールディングは板を使って
DIYもできるから新築に限らず
手軽に取り入れられる装飾。
最近リノベのお家のDIYで
作る人もいる。
ただわりとインパクト強いから
取り入れる時は計画的に。
何か装飾をつけると
何もないよりは
何かしら効果が生まれる。
だから「これいいな」だけでなく
「お部屋全体としてみてどうかな」
「実際暮らした場合どうかな」
という視点で取り入れるのがおすすめ。
ベア「バランスを考えた装飾で
居心地いいお部屋を作ろう」
ポニ「君はバランスのいい生活で
お腹ぽっこりを直そう」
モールディングの立体感いいね!
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