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家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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絶景の海で何もしない休日、淡路島のコスパが高いホテル「カモメスローホテル」宿泊記

たまねぎづくしのおみやげ
 
ただいま。
 
おかえりっすよ〜!もう!どこいってたんすか?
腹ペコっす!
 
 

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ごめん、お土産ちゃんとあるから!

 

玉ねぎチップスに、玉ねぎスープ…
お土産がたまねぎばっかり!
 
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さて、玉ねぎが特産品として有名なのはどこでしょう?

 

兵庫県の淡路島だね!

 

正解!先月結婚記念日だったから

ワクワクさんと小旅行に行ってきたよ。

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淡路島って同じ関西県内で結構近いっすよ!

旅行っていうかドライブじゃないっすか!何しに?

 

何もしない時間を楽しみにいったんだ。 

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海の見えるホテルへね。

 

 

 

 

旅行では何もしない時間が欲しい
 

は?わざわざ時間をかけて行って何もしない?意味不明!

 
そう!何もしない時間を過ごしに行ったよ。
 
嫁氏って普段落ち着かない性格だから
休みの日も結局ずーっと動いてしまう。
 
海外旅行いくと予定をパンパンにして
1日中足が棒になるまで歩いてしまうし…

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だからここ数年の国内旅行のホテル選びは
「何もしない時間作り」を意識して選んでる。
 
去年は福岡県の糸島に名作家具を愛でながら
ボーッと過ごす時間を楽しみに行った。

 

でも結局椅子に興奮してたけどね…

 

まあね…でも外にあれこれ観光にいかず

のんびり過ごし自分と向き合う時間になったよ。

 

今回の淡路島の「カモメスローホテル」でも

波の音を聴きながらそんな時間を過ごせたよ。

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コスパの高い何もしないホテル
 

かもめスローホテルのことを知ったのは

2020年7月のオープンを知らせるニュース記事。

全室オーシャンビュー。淡路島に「自然の音」を感じられるリゾートブティックホテル『KAMOME SLOW HOTEL(カモメスローホテル)』がオープンしてる | 神戸ジャーナル

 

全室オーシャンビューで

周りには海しかなくて

部屋のインテリアが面白そうで

朝ごはんついて一人12,500円〜

※価格は時期やお部屋で変動

 

GOTOあるし行くしかない。

 

予約は公式HPや旅行サイトなどからできるので

2週間ほど前に予約しておいた。

◎HOTEL公式HP◎

kamome-slow-hotel.jp


◎楽天トラベル◎

 

今回は朝夕がついたプランを予約。

GOTO使って二人で33,000円ほど。

 

場所は淡路島の西側の海岸沿い。

 

明石海峡大橋を渡り

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迷路みたいな安藤忠雄の淡路夢舞台で遊んで

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お昼には淡路牛の牛丼を食べて

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到着。

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 本当に周りには海と家しかない。

※近くに淡路城があったけど2020年11月現在休館

 

よって何もしない時間の

確保完了。

 

建物は外壁に無垢材を使ったモダンな雰囲気。

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さあ中に入ってみよう。

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西海岸を感じるロビー
 
ロビーはカリフォルニアのオープンリビングを
感じさせる作りになっている。

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さっきまで日本の民家を見て走ってきたのに
ここだけ別世界みたいだ。
 
ソファは床を一段低くたところに配置され
立体感を感じる空間がかっこいい。

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面白い装飾がたくさんある。

かもめのネオンライトとか

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トイレのユーモラスなマークとか。

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そしてロビー奥のテラスには

でっかい海が広がる開放的なテラスが登場。

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プールもあった。

このプール、若干パリピ向けっぽい。

オタク嫁氏は御呼びでない感じだ…

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秋なので寒いけど夏はここで過ごすと気持ちいいんだろうな。

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受付は古いレコードがディスプレイされた

カジュアルな雰囲気。

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受付のお姉さんは

丁寧すぎず、いい意味であっさりで

気楽に過ごせる雰囲気。

 

部屋にはレコードプレイヤーがあるらしいので

一枚借りて部屋に向かうことにした。

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遊び心ある無駄のないオーシャンビューな部屋
 

今回泊まるお部屋は二階のスーベリアルーム。

 

部屋は13:00や14:00など時間になっている。

なぜかは不明だけど何か面白い。

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ではお邪魔します。

 

何これ、面白い。

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部屋の中央のミラーと照明が一体化した

謎のオブジェは個性的で遊び心がある。

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テレビはなく代わりにあるのはレコードプレーヤー。

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壁は無垢板をペンキで塗装したもので

DIY好きとして見ていて楽しい。

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暗がりを満喫できそうなほんのりした灯りの

照明は金属の打った跡が反射して美しい。

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でも遊び心だけでなく

空間の使い方のうまさも感じる。

 

モルタルがかっこいい洗面所周りは

アメニティだけでなくゴミ箱や冷蔵庫も収納。

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シャワーブースはシンプルで最小限。

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ベッドの向いには広々と寛げるカウチがある。

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約11帖のそうそう広くない部屋なのに

ゆったりしていて無駄のない空間使いだ。

 

そして部屋の奥にはオーシャンビューのベランダ。

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ベランダにはソファや椅子があるので

ゆったりと寛ぐことができる。

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海がすごく近い。いい感じだ。

 

海の音を聞きたい方は動画でお楽しみを。

(こちらをクリックで再生↓)

 
 
 
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波の音とレコードと絶景と
 

夕食まで時間があるので部屋でのんびり

過ごすことにした。 

 

ロビーでボサノバのレコードを借りて

コーヒーを入れる。

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あとはひたすらぼーっとする。

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普段はぼーっとするのはすごく苦手。

 

予定を立てて次はあれしてこれしてと

考えてしまう。

 

でもここでは何もしないことを楽しむ。

 

波の音に耳を傾け暮れゆく夕日を眺めて

心を無にする。

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自分の家は好きだけど時には環境を変えて

こうやって過ごすのもいいもんだ。

 

そうこうしながら過ごすうちに

 

絶景が現れた。

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なんて綺麗なんだろう。

 

言葉を失うってこういうことなんだな。

 

寒いけどそんなの気にならないくらい

とにかくこの景色をいつまでも眺めた。

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ちなみにワクワクさんはというと…

 

いつも通りNetflixを見ていた。

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うん、家と変わらない。

 

そうこうしているうちに夕食の時間になった。

 

淡路愛溢れる創作料理
 
ホテルには食事場所がないので
すぐ近くのレストランに移動するそう。
 
「時間になったらお迎えに参ります」と
ロビーで美人のお姉さんに言われた。
 
そしてやってきたのが
トゥクトゥク !!

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めちゃくちゃかわいい。

 

風除けと毛布が用意され移動中も不快ではなく

むしろ楽しかった。

 

数分するとレストランに到着。

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ガーブコスタオレンジというレストランで

ホテルと同じ系列らしい。

◎レストラン情報◎

【公式】淡路島のイタリアンレストランGARB COSTA ORANGE(ガーブ コスタ オレンジ)でBBQとイタリアン

 

レストランはホテルと同じように

ややヴィンテージ感ある西海岸テイスト。

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席はソファ形式でゆったり座ることができる。

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嫁氏はお酒が飲めないので島ソーダで乾杯。

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お料理は完全なイタリアンではなく創作っぽさもある。

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淡路島の玉ねぎやわかめなどをふんだんに使い

淡路島愛にあふれている。

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この淡路島わかめのパスタ激ウマ。

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特に感動したのが淡路牛のステーキ。

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グリルで焼き上げられた赤身肉はジューシーで柔らかく

普段節約で牛肉を買えないMS家には感動ものだった。

 

デザート、コーヒー付き大満足の7品のコース。

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夕飯付きとそうでないのは7,000円くらい差があるけど

新鮮な食材でこのクオリティならむしろお得に感じる。

 

食事後ホテルに帰るとライトアップされムーディーな雰囲気。

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嫁氏はシャワーを浴びて

ボーッとしながら過ごしながら眠りについた。

 

ワクワクさんはapple信者らしく

夜中のappleイベントをリアルタイムで

視聴したらしい。 

 

やっぱり彼はどこにいても家と

やることが変わらないようだ。

 

部屋でベランピングな朝ごはん
 

 

朝ごはんはレストランか部屋か選択できるので

今回は部屋で景色を見ながら食べることに。

 

お願いしていた時間になったらお部屋に

カゴに入れてやってくるので受け取る。

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カゴ好きとしてはこの竹の籠すごく欲しい。

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ポットや籠の中に朝ご飯が入っているので

付属のお皿に出して並べていく。

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まるで朝からベランピング(ベランダアウトドア)

しているようですごく楽しい。

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美しい海を間近で見ながらの朝食、なんて幸せ。

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特に美味しかったのがこのパン。

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出来立てでモチモチして感動もの。

 

普段は朝そんなに食べないけどこれは美味しくて

二枚食べてしまったくらい。

 

しっかり美味しい朝ごはんに

ベランダで楽しめるという演出

 

素晴らしすぎてもう1日くらい泊まりたくなった。

 

11時がチェックアウトでギリギリまで過ごし

名残惜しさを残しつつホテルを後にした。

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デメリットを覆すコスパの高さ
 
これまでコスパの高いホテルには
いくつか泊まったことがある。
 
例えば徳島の1万円代で泊まれるリゾートホテル


思いっきり本の世界に浸れて一人4,000円〜
泊まれる愛知のLamp Light Book Hotel。

 
お値段控えめのホテルというのは
一見デメリットになる要素がある。
 
例えばアクセスしにくい場所だったり
お部屋が小さかったり。
 
でもコスパの高いホテルというのは
デメリットをメリットにしてしまう 。
 
今回の場合は立地と演出。

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周りには店も少ないし海岸沿いは歩けない。
アクセスもそんなにいいところではない。
 
でもだからこそ、あれこれ考えずに
この景色を存分に楽しめる。

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そして
トゥクトゥク移動やベランピングなどの演出で
日常とは違った面白さを体験できる。

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カモメスローホテルでの滞在は

美しい海を眺めて何もしないで過ごせる

という最高に贅沢な時間となった。

 

またいつか「何もしない」をしに行こうと思う。

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