腹ペコっす!
ごめん、お土産ちゃんとあるから!
お土産がたまねぎばっかり!
さて、玉ねぎが特産品として有名なのはどこでしょう?
兵庫県の淡路島だね!
正解!先月結婚記念日だったから
ワクワクさんと小旅行に行ってきたよ。
淡路島って同じ関西県内で結構近いっすよ!
旅行っていうかドライブじゃないっすか!何しに?
何もしない時間を楽しみにいったんだ。
海の見えるホテルへね。
は?わざわざ時間をかけて行って何もしない?意味不明!
でも結局椅子に興奮してたけどね…
まあね…でも外にあれこれ観光にいかず
のんびり過ごし自分と向き合う時間になったよ。
今回の淡路島の「カモメスローホテル」でも
波の音を聴きながらそんな時間を過ごせたよ。
かもめスローホテルのことを知ったのは
2020年7月のオープンを知らせるニュース記事。
全室オーシャンビューで
周りには海しかなくて
部屋のインテリアが面白そうで
朝ごはんついて一人12,500円〜
※価格は時期やお部屋で変動
GOTOあるし行くしかない。
予約は公式HPや旅行サイトなどからできるので
2週間ほど前に予約しておいた。
今回は朝夕がついたプランを予約。
GOTO使って二人で33,000円ほど。
場所は淡路島の西側の海岸沿い。
明石海峡大橋を渡り
迷路みたいな安藤忠雄の淡路夢舞台で遊んで
お昼には淡路牛の牛丼を食べて
到着。
本当に周りには海と家しかない。
※近くに淡路城があったけど2020年11月現在休館
よって何もしない時間の
確保完了。
建物は外壁に無垢材を使ったモダンな雰囲気。
さあ中に入ってみよう。
面白い装飾がたくさんある。
かもめのネオンライトとか
トイレのユーモラスなマークとか。
そしてロビー奥のテラスには
でっかい海が広がる開放的なテラスが登場。
プールもあった。
このプール、若干パリピ向けっぽい。
オタク嫁氏は御呼びでない感じだ…
秋なので寒いけど夏はここで過ごすと気持ちいいんだろうな。
受付は古いレコードがディスプレイされた
カジュアルな雰囲気。
受付のお姉さんは
丁寧すぎず、いい意味であっさりで
気楽に過ごせる雰囲気。
部屋にはレコードプレイヤーがあるらしいので
一枚借りて部屋に向かうことにした。
今回泊まるお部屋は二階のスーベリアルーム。
部屋は13:00や14:00など時間になっている。
なぜかは不明だけど何か面白い。
ではお邪魔します。
何これ、面白い。
部屋の中央のミラーと照明が一体化した
謎のオブジェは個性的で遊び心がある。
テレビはなく代わりにあるのはレコードプレーヤー。
壁は無垢板をペンキで塗装したもので
DIY好きとして見ていて楽しい。
暗がりを満喫できそうなほんのりした灯りの
照明は金属の打った跡が反射して美しい。
でも遊び心だけでなく
空間の使い方のうまさも感じる。
モルタルがかっこいい洗面所周りは
アメニティだけでなくゴミ箱や冷蔵庫も収納。
シャワーブースはシンプルで最小限。
ベッドの向いには広々と寛げるカウチがある。
約11帖のそうそう広くない部屋なのに
ゆったりしていて無駄のない空間使いだ。
そして部屋の奥にはオーシャンビューのベランダ。
ベランダにはソファや椅子があるので
ゆったりと寛ぐことができる。
海がすごく近い。いい感じだ。
海の音を聞きたい方は動画でお楽しみを。
(こちらをクリックで再生↓)
この投稿をInstagramで見る
夕食まで時間があるので部屋でのんびり
過ごすことにした。
ロビーでボサノバのレコードを借りて
コーヒーを入れる。
あとはひたすらぼーっとする。
普段はぼーっとするのはすごく苦手。
予定を立てて次はあれしてこれしてと
考えてしまう。
でもここでは何もしないことを楽しむ。
波の音に耳を傾け暮れゆく夕日を眺めて
心を無にする。
自分の家は好きだけど時には環境を変えて
こうやって過ごすのもいいもんだ。
そうこうしながら過ごすうちに
絶景が現れた。
なんて綺麗なんだろう。
言葉を失うってこういうことなんだな。
寒いけどそんなの気にならないくらい
とにかくこの景色をいつまでも眺めた。
ちなみにワクワクさんはというと…
いつも通りNetflixを見ていた。
うん、家と変わらない。
そうこうしているうちに夕食の時間になった。
めちゃくちゃかわいい。
風除けと毛布が用意され移動中も不快ではなく
むしろ楽しかった。
数分するとレストランに到着。
ガーブコスタオレンジというレストランで
ホテルと同じ系列らしい。
レストランはホテルと同じように
ややヴィンテージ感ある西海岸テイスト。
席はソファ形式でゆったり座ることができる。
嫁氏はお酒が飲めないので島ソーダで乾杯。
お料理は完全なイタリアンではなく創作っぽさもある。
淡路島の玉ねぎやわかめなどをふんだんに使い
淡路島愛にあふれている。
この淡路島わかめのパスタ激ウマ。
特に感動したのが淡路牛のステーキ。
グリルで焼き上げられた赤身肉はジューシーで柔らかく
普段節約で牛肉を買えないMS家には感動ものだった。
デザート、コーヒー付き大満足の7品のコース。
夕飯付きとそうでないのは7,000円くらい差があるけど
新鮮な食材でこのクオリティならむしろお得に感じる。
嫁氏はシャワーを浴びて
ボーッとしながら過ごしながら眠りについた。
ワクワクさんはapple信者らしく
夜中のappleイベントをリアルタイムで
視聴したらしい。
やっぱり彼はどこにいても家と
やることが変わらないようだ。
朝ごはんはレストランか部屋か選択できるので
今回は部屋で景色を見ながら食べることに。
お願いしていた時間になったらお部屋に
カゴに入れてやってくるので受け取る。
カゴ好きとしてはこの竹の籠すごく欲しい。
ポットや籠の中に朝ご飯が入っているので
付属のお皿に出して並べていく。
まるで朝からベランピング(ベランダアウトドア)
しているようですごく楽しい。
美しい海を間近で見ながらの朝食、なんて幸せ。
特に美味しかったのがこのパン。
出来立てでモチモチして感動もの。
普段は朝そんなに食べないけどこれは美味しくて
二枚食べてしまったくらい。
しっかり美味しい朝ごはんに
ベランダで楽しめるという演出
素晴らしすぎてもう1日くらい泊まりたくなった。
11時がチェックアウトでギリギリまで過ごし
名残惜しさを残しつつホテルを後にした。
カモメスローホテルでの滞在は
美しい海を眺めて何もしないで過ごせる
という最高に贅沢な時間となった。
またいつか「何もしない」をしに行こうと思う。