北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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かや織り素材が懐かしい。中川政七商店のマスクがしまえるティッシュケース

マスクどうするの?
  
今日も暑いっすね!僕と一緒にいる時はマスク外していいっすよ
僕ミニチュアだから!
 
 

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ありがとう。

それじゃ遠慮なく今は外させてもらうよ。

 

家ではいいけどさ外で外したマスクってどうしてる?
そのまま衛生的に心配だよね…
 
 

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そうなんだよね…

 

今まではジップロックに入れてたけど

それも大きいから鞄でかさばるしなあ…

 

なんて考えていた時いいものを発見し

先日から使い始めたんだ。

 

このケース。 

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今回はちょっと懐かしくなるこのケースで

夏のマスクの着脱を楽しいものにしよう。

 

 

 

ティッシュもマスクも入れたい
 

え?これティッシュケース…?

 
そう!
ティッシュもマスクも入るんだ。
 

ポケットティッシュなんて普段使わないじゃないっすか!いつも「ほっとけば乾く」なんて言ってるっすよ!

 
読者さんにいらんこと言わんでいい…
 
確かに今までポケットティッシュなんて
あんまり使わなかった。
 
ほとんどハンカチでなんとかなるし
嫁氏は細かいこと気にしないから
濡れてもほっとけば乾くと思うタイプ…
 
 
でも仕事で外にいる時間が増えて
草取りとか掃除とかもするから
ティッシュも必要になってね…
 
だからティシュもマスクもまとめて
収納できるのないかと探してたんだ。
 
で、見つけたのが中川政七商店の
マスクがしまえるティッシュケースだった。

日本の工芸を元気にする中川政七商店

 

中川政七商店って聞いたことある…なんかオサレな和雑貨だよね?

 
 そうそう。
 
でも実は歴史が長くてなんと創業は
今から約300年前の享保元年。
 
 
 
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最初は問屋業としてスタートし
その後生活雑貨工芸品の製造販売。
 
途中で社長が世代交代し「美しい暮らし」を掲げて
ブランディングを行い売り上げが10倍以上になったそう。
 
[粋更kisara]紅白あわせふきん中川政七商店
 
今では「日本の工芸を元気にする」を掲げメーカーさんが
補助金に頼らず経営できるようコンサルもされているそう。
 

日本のものづくりを元気にする会社っすね!どんな商品があるっすか?

 
 例えば塩や砂糖が固まりにくい壺。
 
 
日本の六古窯の一つに数えられる信楽で作られ
粗い土素材が湿度変化を防いでくれるそう。
 
こっちは堺の伝統工業である和晒を使った
モンペパンツ。
 
このフォルム可愛いよね。
 
裏には昔赤ちゃんの肌着にも使われていた和晒ガーゼが。
肌あたりがよく着心地が良さそうだ。
 
こちらは老舗のバケツ屋さんが作った
ゴミ袋が固定されるゴミ箱。
 
 
中にリングをつけることでゴミ袋を固定し
外からは袋を見えにくくしたそう。
 
こんな風に中川政七商店は日本の昔ながらの素材や
技術を生かしつつ現代ににフィットした製品を扱う。
 
しかも見せ方もうまくて製品やHPを見るだけで
日本の工芸品の素晴らしさを再発見できそうだ。
 
ケースの使い方
 
その中川政七商店さんのかや織りの
マスクがしまえるティッシュケース。
中川政七商店 蚊帳ビニールのマスクがしまえるティッシュケース
 
日本製できつすぎないカラーバリエーション。
今回は紺を選んでみた。

かや織りのマスクがしまえるティッシュケース

サイズ

幅15×高さ11cm

素材

表:PVC、裏:綿

グレー、赤、紺、黄色

原産国

日本

 

端っこに中川さんのマーク入り。

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機能はとてもシンプル。
 
表にティシュが入り

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裏にマスクを畳んでしまえる。

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ティッシュもマスクもこれひとつで
カバンにしまえるのが嬉しい。 
 

機能としてはシンプルだよね

 
そうだね。
 
マスクもティッシュもしまえるケースって
色々あるし手作りすることもできる。

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嫁氏がこれを選んだのは
機能面だけでなく素材のかや織りが気に入ったんだ。
 
懐かしい蚊帳をPVCで楽しむ
 
遠目で見るとわからないけど
ティッシュやマスクを入れると
はっきりわかるアミアミの蚊帳素材。

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どこか懐かしくて涼しげで
取り出すたびに夏を感じる。
 
今の暮らしでは蚊帳は使わないけど
昔おばあちゃんの家で使っていた。
 
普通の和室に寝る前蚊帳を張ると
なんだかそこが特別な空間に感じた。
 
おばあちゃんちでのみ楽しめる蚊帳は
夏の密かな楽しみだった。
 
蚊帳の中では別の部屋がぼんやりして
線香の匂いがして
タオルケットが気持ち良くて…
 
これを使うとそんな夏の日を思い出して
なんだかいいなって。

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しかも現代の生活に合わせてちゃんと
PVC加工がしてあるのが嬉しい。

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これなら濡れても大丈夫。
 
昔の伝統工芸をこんな風に現代の暮らしに
取り入れるアイデアがとても素敵だと思う。
 
工芸も形を変えれば現代にフィット
 
実は中川政七商店さんの本社は奈良県。
 
奈良県の特産品のひとつが蚊帳だ。
 
蚊帳は現代では需要が減少したため
いろんなメーカーさんが別の形の商品にしている。
 
中川政七さんもそう。
 
このケース以外にもふきんも作っている。
 
 
マスクと同じようなシリーズで
トートバッグもあった。
 
中川政七商店 蚊帳ビニールのトートバッグ
 
暮らしは時代と共に変わっていき
需要も変化していく。
 
けれどこんな風に「別の形」に変化させ
日本の技術を守っていこうとする人たちがいる。
 
そんな人たちをこのブログでは
これからも応援したいと思う。
 
懐かしさを込み上げさせてくれる
マスク入れのおかげでお出かけも楽しくなりそう。

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僕も蚊帳使ってみたいっす!

 

うーん…

でもミニチュアの蚊帳って難しいしなあ。

 

これならどうっすか?日本のものづくり技術を使った柳宗理のザルっす!
 

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いや、それなんか違う!
ベアくんそれちゃんと洗っといてね。