それオブジェじゃなかったんだ…
ベア「あったかいもの飲みたいっす」
ポニ「家でカプチーノとか飲みたいなぁ」
よしじゃ入れてあげよう。
ベア「え?これで入れられるんすか?」
うん。
ポニ「使ってるの見たことない!オブジェかと…」
その指摘間違っちゃいない!
確かにしばらくオブジェだった。
でもね最近使い始めて使いやすさに
驚いたんだ。
シンプルで機能的でコスパ高い
MS家のキッチンにはコーヒーメーカーが2つ。
一つはシロカ。
siroca 全自動コーヒーメーカー SC-A211
もう一つはデロンギのエスプレッソ&
カプチーノマシーンのスタンダードモデル。
デロンギ エスプレッソカプチーノメーカー EC152J
エスプレッソの抽出からフォームミルクまで
手動で行うシンプルなもの。
その作りのシンプルさゆえ
一万円以下で買えるマシン。
※当時は7,000円弱で購入。
現在は9,000円〜で価格は店舗による。
シンプルとは言っても
機能はしっかりしている。
業務用マシンと同じポンプの抽出で
最適な圧力で抽出可能。
カフェポッドと粉2種類の抽出を
選ぶことができる。
エスプレッソ・カプチーノメーカー デロンギ EC152J
ポニ「シンプルで初心者に良さげだね
なのに使わなかったなんて勿体無い」
そうだよね…
このマシン6年くらい未使用で
オブジェと化していた…
価格と見た目だけで選んだら…
結婚前一人暮らしをしていた時
気軽な気持ちで買ったマシン。
「家でカプチーノ飲める!」
「しかも安い!」
アマゾンで注文した。
やってきたマシンを早速使うも
その時はこう感じた。
面倒臭い…
当時の仕事は激務だった。
朝は日が昇る前に家を出て
夜は日をまたぐこともある暮らし。
口にするものは手早さ命!
だからコーヒーは
インスタントのドリップばかり。
スターバックス コーヒー ギフト オリガミ
そんな時に
いちいち粉を入れて潰して…
手入れをして…
面倒以外の何物でもなかった。
今は買い物は必要性を考えて実行する。
メーカーを調べ会社概要を読み
製品のメリットデメリットを吟味し
長く使えるかどうかを判断する。
1つの物を買うのに時間をかける。
でも当時はそんなこと考えず
価格と見た目だけを考えていた。
だから1回使って「面倒!」と思い
完全にオブジェと化した。
使わないもの0な暮らしを目指す
見た目は気に入っていたから
引っ越しても飾り続けた。
けれど家づくりを始めて暮らしも
考え方も変わっていく。
使わないもの0な暮らしを始めた。
持っているけど使っていないものを見直し
活用するようになった。
そんな中使うのを
先送りにしていたのがデロンギ。
どうしても最初に感じたイメージ
「面倒!」がこびりついていた。
でも節約生活でで食を工夫する楽しさに目覚め
美味しいカプチーノが飲みたくなる。
そこで使ってみたところ驚いた。
簡単に美味しいカプチーノできる!
すごいよデロンギ!となる。
デロンギエスプレッソマシンの使い方
じゃあ実際にこのマシンを使って
カプチーノを作ってみよう。
①水を入れる
満水にと書いてあるけどしなくても使える。
むしろ満水にしても全部使わない。
②マシンを温める
文字が少ないこの表示すごく好き。
③粉を入れる
ポッドでも抽出できるけど
嫁氏は粉の方好きだ。
④粉をギュってするタンピング
マシンの下にあるまあるい部分で
粉をギュッとする。
これはタンピングという作業で
エスプレッソ作りに大事な作業。
粉を固定し抽出のムラをなくすため。
プロの人や慣れている人は
タンパーという道具を使う。
プレッソ タンパー コーヒー ステンレス製 (51mm-S)
慣れてきたら単品で必要かもだけど
今は初心者だから特に問題ない。
タンピングしたらマシンにセット。
⑤抽出
下にカップなどをセットし
抽出にダイヤルを回す。
クレマができる。
⑥ミルクを泡立てる
ダイヤルをスチームモードに回し
牛乳シュコー!っとする。
結構きめ細かな泡ができる。
カップに移して完成。
ベア「わー!フワッフワでうまいっす」
でしょでしょ。
こうしてみると結構簡単。
つまり
水入れる
→粉いれてぎゅっと
→抽出
→ミルク泡立て
たったこれだけ。
しかもちゃんとクレマができる。
使う粉によるかもだけど
イリーやスタバのやつは毎回できる。
イリー/illy イリーブレンド エスプレッソ粉
ミルクもフワッフワ。
何がそんなに面倒だったのか?
あの時の自分に問いたい。
お手入れ
ベア「手入れはどうなんすか?」
そんなに難しくないよ。
普段はオフにして冷めたら
抽出部分やミルクの出入り口も拭き取る。
マシンを拭く。
これぐらい。
定期的な手入れは水の状態で
スチーマーを作動して汚れを出したり
たまにホルダーをぬるま湯につけたり
家のリペアに比べたら
全然難しくもなんともない。
まあ家や家具のリペアは
今や趣味だけど。
デメリット
ポニ「結構使いやすそうじゃない!
気になることはある?」
うん。
①ダブル抽出は薄い
粉用ホルダーはダブル抽出できる仕様で
2カップ同時に抽出可能。
可能だけどダブルはすごく薄い。
だから1杯入れたら取り替えて
2杯目を入れることにしている。
つまりダブル抽出ホルダーは微妙だ。
②使えるカップが限られる
抽出口から底までが狭く7cm前後。
抽出に使えるカップが限られる。
底の台座を外せば大きなカップもいける。
だけど外すと下にコーヒーが液だれする。
エスプレッソだけならいいが
カプチーノは大きなカップで飲みたい。
だから小さなカップに抽出して
大きなカップに移している。
そのうちこういうジャグを買う予定。
KINTO キントー OCT コーヒージャグ 300ml
③音が結構する
これは気になるかどうかが分かれるところ。
全自動に比べサイズは小さいけど
音は結構する。
抽出の時もミルク泡だての時も。
嫁氏はこの音結構好きだけど
気になる人はうるさいと感じるかも。
6年越しに自分の変化も感じる
6年間で1回しか使っていなかった
デロンギのエスプレッソマシン。
でも今は毎日使っている。
ちょうどいいコクになるに?
ミルクの泡をしっかり泡立てるには?
試行錯誤する楽しさは
全自動ではない手動ならでは。
だからと言って使い方が難しい
というわけでもない。
「面倒だ」と思っていたのは
6年前の嫁氏の思い込みだった。
6年経って仕事やプライベートで
ちょっとだけ色々な経験をした。
家具を直す楽しさ
捨てずにものを大事にする大切さ
不確かなことに挑むワクワク感
そういう経験が考え方や性格に
大きな影響を与えてきた。
思い込みを捨てて新しいものに飛び込んでみたり
家や道具を手入れする喜びを知ったり。
6年越しにデロンギを使ってみて
6年での自分の変化を感じた。
そして過去は過去で今は違うのだから
諦めていたことも挑戦しようと思った。
もっともっと美味しい
エスプレッソ作ろうっと。
ベア「じゃあこっちのシロカはもう使わないっすか?」
そういうわけじゃないよ。
シロカにも役割があって
使い分けるようになったよ。
それはまた次回紹介しよう。
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