ベア「なんか最近書斎の本棚が
カラフルになったっす!」
あ、ちょこちょこ小物増えてるからね。
ポニ「このゾウさん何?!」
これはフィンランドのノルスっていう
貯金箱だよ。
ベア「この入れ物何っすか?!」
これはドウシシャさんの小物入れ。
中古で200円だった。
ミニチュアを入れてるんだ。
ポニ「ますます賑やかになってるけど
そろそろアレの結果が気になる!」
ああ、アレね。
じゃあアレの結果をそろそろお話ししよう。
アレとはミュージアムジェルのこと。
今年の夏に地震対策でミュージアムジェル
を使ってみた。
海外の博物館でも小物の固定に使わるジェル。
丸めてくっつけるだけで小さなものが
しっかり固定される。ガラスもガッツリ。
ただ数ヶ月ごとに張替えが必要とあり
実際にどうなのか経過観察をしてみた。
すると思っていた以上のメリットと
デメリットがわかってきた。
まず良かったところから。
①3ヶ月後もしっかり固定
3ヶ月前に固定したミニチュアたち。
設置面積が小さいものもあれば大きいものも。
フォトフレームにも使っている。
どれもまだしっかりくっついている。
時間が経ってここまでしっかり固定
されているのはびっくりした。
②丸めてまた使えるかも?
数ヶ月で交換と書いてあるので
交換してみた。
そして使っていたものを丸めて
別のところに使ってみると
まだくっつく。
これが正しいのかはわからないし
地震の時効果はわからない。
(説明書に書いてないから)
一応固定はできるので足りない部分の
補助などにして使うことができそう。
ただしホコリなどで汚くなったものは
処分したほうがいいと思う。
じゃあお次にデメリットいこう。
①素材によっては相性悪い
これはものすごく差が出た。
跡が残るものが出てきた。
<無垢の家具で違いが?>
無垢のオイル仕上げの本棚は大丈夫だった。
一方無垢のオイル仕上げのチェストは
跡が残った。
同じ無垢でもなぜ差が出たのか?
原因はリンレイ。
MS家では一部家具に防水として
オイル後床材リンレイを塗っている。
テーブルは半年ごとにリンレイ。
書斎の棚は以前自分で塗装したので
保護としてリンレイ。
だから書斎棚には跡が
残らなかった。
一方チェストの上はリンレイはせず。
その結果跡が残った。
でも直すことができる。
いつもメンテで使っているワトコオイルを
布で擦り込むように塗って拭き取ればOK。
ちなみに同じ場所で
耐震マットも使っている。
こちらは素材が全く違うため
跡が残っていない。
<珪藻土には向かない>
このジェルはそもそもガラスやプラ等向き。
珪藻土には向かないのはわかっていた。
けれど数ヶ月前一応実験でやってみた。
するとどうか?
ちょっと実験でやっただけなのに
跡が残ってしまった。
上から珪藻土塗って直そう。
珪藻土は水分や油をよく吸うので
やらないほうがいい。
②壁の絵の固定には微妙
3ヶ月前の実験で階段の壁のアートの
ブラブラする部分にもやってみた。
その時は固定されたけど
しばらくすると…
垂れてきた!
流動性があるため 熱や重力で垂れる。
一応くっついてはいたけど
見た目がよろしくない。
しかもMS家は壁が珪藻土だから
ここもまた跡が… これも直そう。
よって壁のアートの固定にも
不向きとわかった。
メリット
・3ヶ月後もガッツリ
・綺麗な状態なら3ヶ月後も再利用の可能性。
(ただし説明書に書いてないので何とも言えず)
デメリット
・素材によって相性があり
(場合によっては直すこともできる)
・壁のフレーム下部固定には向かない
耐震マットではつかない小さくコレクション
を守るミュージアムジェル。
3ヶ月間使ってみて
メリットデメリットが見えてきた。
思った以上にしっかり固定され
そして合わないものもある。
でもがっかりはしていない。
むしろ何ができるかできないか
はっきりしたので付き合い方がわかった。
ただ前回も書いたようにこれが
本当に地震に効果的かは不明。
でも何もしないよりはできることをしつつ
暮らしの中でディスプレイを楽しみたい。
それを叶えてくれるアイテムだ。
家中割と使ってまだまだあるので
使える部分に少しずつ使っていこうっと。
ベア「じゃあ岡本太郎コーナーもやるっす!」
ドテン!
ベア「ん…?くっついたー!助けてー!」
ポニ「面白いからこのままにしようか」