ベア「今回は旅行で見つけた
面白いグラスに迫ってみるよ」
ポニ「まじでこれフラスコじゃん!」
うん、マジモンのフラスコだよ。
だって作っている会社がそうだからね。
けれど理化学系のガラスってインテリアや
収納のも使うことができるんだ。
4-5年くらい前だろうか。
日本で「理系インテリア」という言葉が出てきた。
発端は諸説あるので割愛するけど
海外では以前からlabware decorという言葉がある。
これは実験で使うようなビーカーや
フラスコをインテリアとして使う方法。
こんな風に植物を飾ってみたり
調味料を入れてみたり。
MS家でもダイソーの試験管で
水耕栽培をしている。
インテリアのジャンルとして爆発的ヒット
とまでは行かなかったけど一定程度定着が見られる。
SNSや雑誌でも一部取り入れたスタイルは
たまに見かける。
ではなぜ理系インテリア(この言葉どうかと思うけど)
は人を惹きつけるのか?
嫁氏なりに観察して考えてみた。
①意外性が面白い
まずはパッとみてなんだこれ?!
という面白さがある。
調味料にしろプランターにしろ
本来はないはずの実験器具が使われる。
まあるいフラスコとかメモリのあるビーカーとか。
お仕事で使われる方以外は
普段はあまり馴染みのないもの。
それがインテリアにあるって
なんだか面白さがある。
②丈夫で実用的な道具
理化学系のアイテムが浸透し今や
ダイソーや雑貨屋でもガラスは買える。
でもそういうなんちゃってだけでなく
学校や研究機関に卸す会社のガラスも買える。
例えば今回紹介するBOROSIL。
BOROSIL ボロシル BOROSIL LAB GLASSトールビーカー
日本製だとHARIOさんの製品も
ネットで買うことができる。
HARIOさんと言えばこっちの方が
馴染みがある方も多いかもしれない。
でも元々は理化学系のガラスを作る会社だ。
そしてこういうガチな製品は
丈夫で機能性が高く色々使える。
レンジや直火で使えることが多い。
(全てではありません)
そういうところもインテリアや
収納に使われる要素だと思う。
③シンプルでミックスしやすい
理化学系ガラスは形がユーモラスながら
シンプルで美しい。
インダストリアルインテリアには
もちろんぴったり似合う。
でもシンプルだからミッドセンチュリーにも合うし
モノトーンにも合う。
色々合わせやすいのも魅力の一つだと思う。
さてじゃあ今回やってきた
BOROSILさんは一体どんな子なのか?
BOROSILさんはインドの会社。
1962年に創業し工場や研究所の実験に使う
理化学系ガラスを製造している。
つまり正真正銘ガチな理化学系ガラスを
製造する老舗のメーカーだ。
そんなメーカーでは家庭用の
VISION GLASSというシリーズを展開。
こちらはメモリがついていないタイプもあり
食卓やお部屋で気軽に使うことができる。
一見繊細そうな美しいガラス。
でもそこはガチな実験器具。
その実力は半端ない。
ベア「表示見たらびっくりしたっす!」
そうなんだ。
・電子レンジOK
・直火OK
・オーブンOK
・食洗機OK
・耐熱温度150°
さすがガチな理化学系ガラス。
熱にしっかり対応できる。
もちろん製品の種類によるから
購入の際はご注意を。
じゃあ本当に表示通りか実験してみよう。
MS家はIHなので直火は無理だけど
それ以外を試してみることにした。
まず実験準備としてガラスに常温を入れ
しばらく置いておく。
以前に話したようにガラスは温度差に弱い。
最近寒いから温度差が怖いので念の為。
<電子レンジ>
水を入れてチンする。
全然平気。お湯ができた。
<オーブン>
温めたオーブン150°で軽く焼いてみる。
これも全然大丈夫。
<食洗機>
最後は食洗機。
形状が形状だから中に水分が残ったけど
こっちも全然大丈夫そう。
さすがガチな実験器具のガラス。
これならいろんな使い方ができそうだ。
ボロシルはいろんなタイプの製品がある。
蓋付きのものは調味料や小物入れに使えそう。
ビーカーも液体を測るだけでなく
そのまま調理に使えそうだ。
BOROSIL ボロシル BOROSIL LAB GLASSトールビーカー
シンプルなグラスは飲み物だけでなく
料理をよそったりするとテーブルが映えそう。
MS家にやってきた子は割と個性的な形。
丸みがなんども可愛らしい。
この子は一輪挿しに使うことにした。
さてどこに置こうか?
いろんな場所に置いてみよう。
階段のアートコーナーにも合う。
客間の北欧インテリアとも馴染む。
モノトーンな洗面所に置くと
シンプルだけど形状が目をひく。
インダストリアルなキッチン。
似合いすぎてどうしよう。
色々置いてみたけど
どこでもしっくりくる。
他のインテリアと馴染みながらも
ちょっとだけ個性を主張してくる。
いつも使っている牛乳瓶も好きだけど
それよりさらに個性がある。
インテリアのアクセントとして
かなり使えそうだ。
ポニ「そもそも ガラスって綺麗だよね」
そうだね。
そのままでもいいけど
光の当たり具合で反射して影ができて。
理化学ガラスはそこに実用性や
意外性といった要素が加わる。
耐熱性や丈夫さから道具として優れていて
安心して使える。
普段のインテリアにミックスさせると
遊び心があって楽しい。
しかもいろんなインテリアにマッチする優秀さ。
ガラスって元々好きだったけど
さらにガラスが好きになってしまった。
ガラスの魅力を再発見できるプロダクトだ。
ベア「オーブン使えるからこれでグラタンもできる!」
ポニ「どうやって食べるんだよ!」
作っても洗いにくいからやめて!
そう言えば旅行で買ったものがもう一つあるよ。
ポニ「このもふもふですな!」
そうそう。
次回はそのお話。
☆続く↓