ベア「前回は階段のディスプレイの話だったね」
↓壁の飾りのコツ=「まとまり」について
ポニ「今回は…」
ここで読者さんからリクエスト!
リクエストありがとうございます。
このドアはベランダの入り口。
中はこんな感じ。
この扉元々は勝手口ドア。
ベランダはルーフトップな雰囲気に
したかったから引き戸よりドアかなって。
だから家づくりの時無理言って
つけてもらった。
ポニ「頭おかC!!どこまでこだわるの!」
だってお部屋にあるものって
一つの方向からだけでなく
空間全体が大事なんだよ。
一方向から良くても全体を
考えなければちぐはぐ。
インスタ映えより
住まう人の心地よさこそ大事。
そしてそれって壁面ディスプレイ
にも言えることだよ。
嫁氏は家具遊びが好きだ。
家具が好きだからもあるけど
勉強のためでもある。
インテリアはセンスや才能でなく
いかに知るかや経験値が重要。
だって名作チェアを生み出してきた
多くの巨匠だってそうだから。
だから家を部屋ごとにテイストを
変えてコーディネート。
時々模様替えもする。
飽きたからでなくチャレンジして
実践して勉強したいから。
そんな理由で客間2も色々
変わってきた。
最初はこんな感じ。
↓引っ越し直後
次にベッドの配置を変えた。
そしてこうなった。
↓半年くらい前
すると問題発生。
この壁の絵の位置が変。
それぞれのアートはとても好き。
・入ってすぐアーチスト月来子さんのアート
・ウィーンのお土産カフカ
・美術館のお土産ゴッホとロートレック
・ドイツのカモメモビール
・デンマークのお土産モビール
・月来子さんのポストカード
・手作りのミニチュア博物館
でもこれを全体で見ると変。
どう変かというと
目線のやり場が忙しい。
最初はよかった。
ベッドの位置が違うから
ここに焦点を合わせたらいい。
でも家具の位置を変えて
アートが増えた。
そのことでお部屋全体でみると
非常に忙しい部屋になった。
壁面ディスプレイは
1壁1グループがいい。
これは色々失敗してきた
嫁氏が感じた個人的な気づき。
例えばリビングダイニング。
先日ダイニングの絵を一つ
撤去して移動した。
書斎から見るこの絵が
好きだった。
だけどお部屋全体で見ると
この絵だけ浮いている。
なぜならこの壁にはすでに
インナーウィンドゥが。
インナーウィンドゥは機能性もあるけど
見た目の効果が非常に高い。
その横に個性の強いアート。
目線が忙しい。
だから外して書斎へ移動し
グループにした。
書斎はカラフルでなんでもアリな
秘密基地だからしっくりきた。
例外もある。
・あえてごちゃっと感を楽しみたい
・全部のトーンを完全に揃える
そんな時はたくさん飾って
似合うこともある。
ただリビングや休む空間には
ある程度すっきり感も必要。
つまりここで述べたように部屋作りは
部屋の目的を考えないといけない。
この点客間は
まったり北欧テイストな休む場所。
だから基本的には
1壁に1グループがいい。
1グループとは一枚でなく
ひとまとまりという意味。
あれもこれも無計画にやってしまうと
その絵の良さが減ってしまう。
というわけで客間2を改善する!
①配置決め
今回絵の位置はこのように絞る。
ぱっと入ってきた時
目に飛び込むものを制限。
スッキリさせよう。
端っこの絵を外し
ムンクも外した。
②組み合わせ決め
前回と同じ方法。
組み合わせと基準線の大きさを決める。
ちなみにステルトン社の
時計は自分で塗装。
この部屋色は
ベースカラーがグレー
あとは白が少しと
赤青黄色のカラフル。
カラフルと言っても
色を絞る方が綺麗に見える。
オレンジは異質だったので
水性塗料で塗装。
③設置しよ
ここも前回と同じ要領。
基準線をつくり
印をつけてフックをつける。
今回も3点ピンで。
大きいものから取り付け。
でーきた!
コンパクトにまとまり
部屋に入ってきた時焦点がわかる。
左に何もないから目線が
分散しない。
ポニ「時計を塗装したことでグループに
統一感も生まれた!」
全体で見たらこう。
お部屋の方向性と焦点が定まり
全体で見て整った。
ちなみにカフカの絵は大きすぎたので
階段の床へ。
今後移動予定。
アートを飾るのは楽しい。
壁に絵を飾るだけでお部屋の雰囲気が
ぐっとよくなる。
でも楽しくてやりすぎることがある。
模様替えで配置が合わないことも。
そんな時は見直してみよう。
そこで大事なのは
「部屋全体の空間としてどうか?」
という視点。
部屋にパッと入ってどう見えるか?
部屋を見渡してどう見えるか?
一面だけ見てよくても空間全体がバラバラだと
そこで過ごすと違和感を感じることがある。
一面だけよい部屋は
写真ではよいかもしれない。
写真を見る人は嬉しいかも。
だけど一番大切なのは住まう人。
自分が心地いいと感じなければ
よいお部屋とは言えない。
ここを見て好きじゃないと
思う人もいるかもしれない。
それは当然。
ここはMS家の部屋でMS家が心地いい
からそれでいい。
ただ壁ディスプレイをする時の
1つのアイディアを知ってほしい。
そんな思いで書きました。
どうかあなた自身が心地いい部屋に
するためにお部屋を見渡してみてください。
ポニ「ところで絵の位置をガンガン
変えたけど穴大丈夫なの?!」
それは前にも述べたとおり。
MS家は珪藻土だからね。
ビルダーさんにもらった珪藻土で
修復すれば…はいこの通り。
ベア「でも賃貸にすむ読者さんもいるし
壁に穴を開けたくない人もいるっす!」
それはそうだね。
じゃあ次回は壁に穴を開けない
飾り方をご紹介しよう。
そして嫁氏はある実験をしよう…
ふふふ…
☆続く… ↓