北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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モダンとエスニックが融合するギャラリーな階段ディスプレイ

さて変身の時間です

ナウガ親分「とうとう

階段ディスプレイだネ!」

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そうだよ!

前回までのお話は…

 

階段ディスプレイのために

デコパージュするも失敗しリメイク。

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そこから古着をリメイクして

エスニックなファブリックパネルが完成。 

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 ベア「ついに役者が揃った!」

ポニ「はよディスプレイ!はよ!」

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多国籍な交差点で冒険する

今回目指すのは

モダン×エスニックの交差点

 

嫁氏はヨーロッパの東洋西洋が

うまく融合した多国籍空間が好きだ。

 

例えばスイスの大手

家具メーカーVitraの広告。

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↓Vitra

https://www.vitra.com/ja-jp/home

 

プルーヴェやジャスパーモリソン

などモダンを代表する家具に

イサム・ノグチことノグッティーのAkari。

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↓akariペンダント

 

AKARI/あかり イサム・ノグチ 

 

イームズやプルーヴェといった

ミッドセンチュリーやバウハウス的

家具にもノグッティー。

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↓置き型Akari

 

イサムノグチ AKARI あかり 

 

ちなみにジラルドのおっちゃんの

こけしもここにチラリ。

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↓おっちゃんこけし 

 

ヴィトラ Vitra Wooden Dolls 

 

巨匠の家を見ても東西の融合が

見え隠れする。

 

例えばトリニダードチェアで有名な

ナナ・デッツェル

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FREDERICIA(フレデリシア)

 

家具の中に旅先で集めた小物がたくさん。

その中に日本の傘のようなものが見える。

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 MS家の照明タリアセンをデザインした

フランクロイドライトことフランキー。

 

YAMAGIWA タリアセン ウォール 

 

彼は浮世絵マニア

自宅には浮世絵が並んでいた。

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このようにモダンにエスニックや

アジアなものを混ぜると

その部屋の個性がより際立つ

 

もちろん1つのインテリアで

統一するのも悪くないが混ぜると面白い。

 

例えば北欧のお部屋を作る場合。

 

マリメッコにセブンチェア、Yチェア

など北欧を代表するアイコンを並べると

失敗は少ないし綺麗に見える。

 

でも嫁氏は綺麗で終わりたくない。

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家は結局自己満ではあるけど

MS家に来た人が

 

「この空間何?!」

「面白い!」

「嫁氏っぽい」

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ワクワクするような

個性が全面に出るような

楽しい場所にしたい。

 

あと2ヶ月で1歳のMS家。

 

基本から逸脱し次の段階の

コーディネートにチャレンジ中。

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失敗もあるけど

失敗してなんぼだ。

 

おっちゃんコーナーです

今回の階段の世界観のテーマは

嫁氏が敬愛するテキスタイルの神

アレクサンダージラルドおっちゃん。

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ジラルドおっちゃんについてはこちら 


おっちゃんは民芸品マニア

その作風には民族的な面が

たくさんみられる。

 

ヴィトラ Vitra Wooden Dolls 

 

ただそのまま取り入れるのでなく

カラフルさ、図柄の線のシンプルさなど

おっちゃん解釈の上でのモダンさがみられる。

 

Alexander Girard Blocks

 

例えばこの生命の樹

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中東のギャッベなどにもみられる

生命の樹というシンボル。

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これは作る民族によって

いろんな表現がされる。

 

ギャッベ・ルリバフ

 

おっちゃんはこれを

シンプルな線で表現。

 

モダンも感じつつ

どこか可愛らしさもある。

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エスニックとモダンの

絶妙なバランスがおっちゃんの魅力。

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そんなエスニックとモダンが混じる

おっちゃんコーナー作ってみたよ。

 

階段内覧会2019

はいこちら。

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ポニ「このお面ここに来たんだ!」 

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そうなんだ。

前にリサイクルショップで

見つけたやつね。 


アメリカの博物館のおっちゃんコーナーでは

お面が飾られているからそこからヒントを。

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↓サンタフェの国際民芸博物館


このカゴは中古で見つけ

いつか飾ろうと寝かせておいた。

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数年前くらいからモロッカンな

インテリアもだいぶ浸透してきた。



アフリカンなカゴをこんな風に

壁に飾るのをよく見かける。

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去年イケアに行った時も

そんな展示があったしね。

 

カゴやお皿を壁に飾ると

空間のアクセントになるんだ。

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ちなみにこのカゴは軽かったから

こうやって紐を通して掛けてるよ。

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そして前回作った

ファブリックパネル。

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どう飾ろうか迷ったんだけど

下の方に赤いフレームがあるから

交差するようにしてみたよ。

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ちなみにナウガくんの剥製は

書斎へ移動。

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こんな感じで

お面やカゴ、パネルの背景で

エスニック要素

 

おっちゃんのデザインで

モダンもエスニックも感じる

要素を入れてみた。

 

階段を上がるとジラルドコーナー

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さらに上がるとミッドセンチュリーモダン

フレンチモダン

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エスニックを感じながら同時に

いろんなモダンを感じられる

インテリアの交差点が完成。

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おっちゃんに感謝して

ベア「多様性のあるミックスインテリア

って面白いっすね」

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ゴロ子が前回失敗したように

難しい面はもちろんある。

 

でも色とか形とかテイストを熟慮して

こだわり抜いたものをおけば

お気に入りの空間になると思う。

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空間全体として個性があり

飾っているもの1つ1つを

じっくり眺めたくなる深みが出る

インテリアになったよ。

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おっちゃんが民芸品を大切に集めていったように

今後もこだわりで満たされたギャラリーにしよう。

 

昔北欧は北欧だけフレンチはフレンチだけ

そんな一辺倒なディスプレイしか知らなかった

嫁氏にミックスの楽しさを教えてくれたおっちゃん。

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民芸品の奥に潜む職人の心意気と

民族文化の美しさを教えてくれた

おっちゃん。

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そんなおっちゃんが

天国でニヤリってしてくれたらいいな。

 

大好きなジラルドの

おっちゃんに捧げます。

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