みなさんこんにちは。
毒舌ポニたんです。
ベア「自分で言う?」
数日間嫁氏とワクワクさんが
ブログに出られないので
僕とベアが担当。
コメントの返信や皆さんの
ブログやSNSへの訪問は
後日嫁氏がするから!
ごめんよ!
みんな知ってた?
僕って実は椅子の
ミニチュアなんだよ!
ベア「そういやそうだった…」
本物はこれね!でっかい!
(Pinterestより)
でも人間工学に基づいて
作られたちゃんとした椅子。
アメリカの某企業では
会議室に置かれているそう。
おっさんたちが
モフモフしながら
僕に座っている姿想像して…
和むう…
デザインしたのはこの人
エーロ・アールニオ
おじいちゃん。
おじいちゃんはいろんなものを
デザインしてこのジョウロも
そうなんだよ。
アールニオおじいちゃんのことは
前に話したことがあるね。
1932年生まれの現在86歳。
ボールチェア
パスティルチェア
などミッドセンチュリーを
代表する家具をデザインしたよ。
そして今なお現役バリバリで
活躍するスーパーじいちゃんなんだ。
じいちゃんのデザインって
ユーモアと未来を感じるよね。
そんなじいちゃんが組んだのが
イタリアの
キッチンメーカー。
アレッシィ(Alessi)だ。
アレッシィと言えば
MS家には2人いる。
ワインオープナーの
アンナちゃん
キッチンタイマーのガー子。
アレッシィは日常に
ユーモアをもたらそうとする
メーカー。
人参ペーパーホルダーとか
マジシャン爪楊枝入れ
あとこれ嫁氏が好きな
レモン絞りのジューシーサリフ
アールニオおじいちゃんは
フィンランド人だけど
世界のデザイナーと組み
デザインを全力で楽しむのが
アレッシィ。
アールニオおじいちゃんが
デザインしアレッシィが
製造販売するのがこの子。
ジョウロのDivaちゃん。
ベア「なんか下の方が
スカートみたい!」
うん、Divaって
歌姫のことだからね。
イタリア語では「女神」。
使っている時だけじゃなく
置いている時もまるで
踊っているように楽しい。
見ているだけでつい
ニヤッとしてしまう。
そんな存在になるように
デザインされている。
ベア「使い勝手としても
悪くないね。水入れやすい」
たっぷり入るしね。
ベア「ボールに歌姫に…
おじいちゃんの
発想ってすごいや!
一体どうやって
閃くんだろう」
じゃあアレッシィのパンフレット
に載ってたおじいちゃんの
言葉(英語)から考えてみるね。
①可能性を追求するんじゃ!
おじいちゃんは
「新しい素材がデザインにどんな
可能性をもたらすか研究するんじゃ!」
と言っている。
このDivaができたのは2000年代。
この頃は樹脂って一般的。
でも長い歴史でみると
プラスチックは新しいよね。
おじちゃんがデザインしてきた
家具はプラスチックが多い。
ボールもパスティルも。
プラスチックはモダンを象徴する
素材だけど時に冷たい感じがする。
それに今は技術が発達したけど
昔は強度を保ちながら球体や
曲線を作るのは難しかった。
強度を保ちつつ
冷たい感じを出さず
どこまで魅力的なものが
作れるか。
人がなんと言おうと
研究し続けたおじいちゃん。
だからこそこういう発想が
できるんだ。
②素直な感情で
創造するんじゃ!
おじいちゃんはこうも言う。
「感情だけで創造するんじゃ!
それが皆に終わりなき可能性を
与えることができるんじゃ!」
おじいちゃんはボールチェアも
なんか家でのんびりできる
椅子ないかのぅ
ってなノリで作っちゃった。
理屈で考えたり合理的に判断したり
そんなことも暮らしには必要。
だけどみんなに
おっ!
なにこれ!
って思わせるのは
案外その人が自由に考え
思いついたものだったりする。
だってそれって
その人にしかない個性だから。
もちろんおじいちゃんは
鋭い感覚を努力して磨いてきただろう。
だけど実際にものを作る時は
理屈抜きで感じるままに
作った方が面白いことも。
まるで子供のような心でね。
そしてそれって可能性が無限大。
ベア「おじいちゃんの写真って
どれもニコニコだよね」
実際はどうか知らないけど
こんな写真が多いのは
幾つになっても
チャレンジャーであり
心が少年だからな気がする。
暮らしってしんどいこともあるけど
お家の中でさDivaちゃんが
るんるん迎えてくれたら
ちょっと嬉しいよね。
そんなものをつくちゃう
おじいちゃんにはいつまでも
お元気でいてほしい。
ベア「とりあえず
鬼の居ぬ間に
家でパーリー!!」
Divaちゃん踊ってー!!
嫁氏「ただいまー!」
まずい!!
色々片付けよう!