ベア「前回は面白い茶葉入れの話をしたっす」
↓ハリオの三角フラスコストッカー
ポニ「今回は中身の紅茶の話なんだね」
そうなの。
MS家ではお茶をよく飲むけど
普段のお茶とは別にこだわりの
お茶があるんだよ。
MS家ではお茶をよく飲む。
外に行くときはタンブラーに入れ
家にいるときはジャグに入れてスタンバイ。
大体1人1日1.5ℓは飲む。
たくさん飲むということは量が必要。
だから普段ガブガブ飲むお茶と
夜や休日のご褒美お茶に分けている。
普段飲んでいるのは
ニチエーさんのルイボスティー。
香りも味もそこそこ良くて
たくさん入っている。
それとは別にご褒美で飲むお茶が
3種類ある。
お茶を飲むときの決め手ってなんだろう。
香り
味
パッケージ
ブランド
価格
いろんな要素がある。
口にするものだから
香りや味は重要な部分。
それとは別にMS家がこだわりのものを選ぶとき
大事にしているものがある。
それが企業理念。
ポニ「は?就職活動かよ?!」
いやこれ大事だよ。
量が必要なものは家計もあるから
そこまでこだわることはできない。
↓MS家の食費は週2人で1500円〜2000円だから
でもたまに少しだけ飲むものって特別だ。
そこにだけはこだわりを持ちたい。
そう考えた場合売り手さんにも
プロとしてのこだわりを感じたい。
どんな思いで会社や店を作り
どんな風に製品を作っているのか。
これは家具や道具を選ぶときにも
実践していること。
だからネットでこだわりを買う場合
まず見るのは企業理念や会社概要。
もちろんそこを見たからといって
その店の全ては把握できない。
けれど少なくともそこをちゃんと書ける会社は
プライドを持って仕事をされていると思う。
どうせお金をかけるなら
そんな会社を選びたい
と嫁氏は思うんだ。
そんなこだわりMS家が選ぶ
こだわりの紅茶3つを紹介しよう。
この紅茶との出会いは旅行だった。
客室に数種類置いてあり
まずダージリンを飲んで驚いた。
なんて香りがよく
味がしっかりするんだろう。
調べたらドイツの会社とわかった。
ロンネフェルトは1800年代創業の
200年近く続く老舗の会社。
その質の高さゆえ海外の5つ星ホテルや
ドバイの7つ星ホテルでも提供されるそう。
その特徴は質の高い味や香りもそうだけど
フレーバーティーの充実。
例えば一番人気のアイリッシュモルト。
ウィスキーとカカオの甘い香りが
ミルクティーに合うとか。
ルイボスピーチはルイボスティーと
桃の香りのいいとこ取り。
白桃系のお茶って味が薄いことがあるけど
これはしっかりと香りと味がした。
MS家が最近買ったのはクリスマス限定の
グリューワインティー。
ポニ「いろんなものが入ってるね!」
ハイビスカスとかりんごとか入っているよ。
グリューワインは欧州で冬のマーケットで
よく売られている飲み物。
MS家は毎年カルディで買っていて
アルコールが低いので嫁氏も飲める。
これはそのグリューワインを
イメージして作られたもの。
甘さや酸っぱさ、スパイシーさなど
いろんな味がして冬にぴったりだ。
ロンネフェルトはホテルでの試飲含め
何種類か飲んだけど味や香りがとにかくいい。
かなり質が高いものだと思う。
なぜ質が高いか?
製法はもちろん提供する人々への
徹底教育もある。
年に4日間少人数でテイスティングから
ホスピタリティまで学ぶ講座を開設。
筆記や実技の試験を行い合格すれば
マスターのバッジを手にできる。
上位者はゴールドマスターの称号を与えられ
日本でもゴールドマスター店がある。
販売するどのお店をネットで見ても
・お茶の種類毎の特徴
・美味しい飲み方
などなど詳細がしっかり明記され
お客さんへの丁寧さを感じる。
フレーバーの種類が多いお店ほど
売る人の知識や技能が大事になってくる。
製品そのものがいいだけでなく売る時もお客さんに
満足して欲しいという思いを感じる。
お次はミルクティーを作ってみよう。
使う茶葉は京都セレクトショップ
VERYGOODTEAさんのアッサム。
茶葉や水を計り小鍋で温め
牛乳を入れたら沸騰する前に止める。
ミルクティーって難しい。
普通の紅茶に牛乳を入れただけだと
薄くて微妙な味わいになる。
でもこの茶葉はミルクに決して負けず
香りも味わいも豊か。
このお茶を教えてくれたのは
絵描きの月来子さん。
以前うちに遊びに来てくれた方だ。
月来子さんは芸術的な才能はもちろん
料理の才能もずば抜けている。
お茶には好みがあるけれど
そんな方が勧めるお茶はいいものに違いない。
そう思って購入したら
本当にいいものだった。
しかもこのお店がすごいのは
茶葉にこだわりながらも値段は高すぎない。
MS家が愛飲しているアッサムも
100gの送料込みで980円。
ちょっといい高級店なら2,000円前後する
と考えるとこれはすごい。
秘訣は直輸入。
生産地に直接行き直接仕入れることで
コストカット。
店の人が現地で直接味わって
いいものだけを提供している。
そして鮮度のいいものを提供するために
大量生産ではなく少量生産をしている。
さらにリピーターさんには割引もある。
お客さんを考えて製品を販売していることが
パンフレットやHPから伺えるお店だ。
最後に紹介するのは台湾の紅茶。
ポニ「これ見たことある!」
そうそう。
去年台湾旅行で出会った
奇古堂の紅茶ね。
詳細は上のリンクを見てもらえばわかるけど
このお茶を作るおじいちゃんが魅力的。
お茶の世界の人間国宝のような人だ。
旅行の時はいろんなお茶も買ったけど
紅茶もお気に入り。
この紅茶のすごいところは
いつまでも飲めること。
普通紅茶はティーバッグの場合
1杯出して終わってしまう。
でも奇古堂の紅茶は違う。
2日ぐらいかけて
同じ濃さで飲めるのだ。
普通のティーポットでもいいけど
せっかくだからおじいちゃん作お茶器で。
まずお湯を魔法瓶に入れておき
トレーに茶器をセット。
テーブルに着いたら急須にお湯を注ぎ
壺に移す。
この時すぐには飲まない。
小さい方の湯のみに入れて
まずは香りを味わう。
そして飲む用の湯のみに写し
舌で味わう。
うまい。
量としては1リットルの魔法瓶2回分
つまり2リットルくらい楽しめる。
朝起きて前日のお茶を飲んでも
まだしっかり味わえる。
なぜこんなに長いかというと
そもそも茶葉の作りが違うから。
お湯を入れるとワカメのようになる程
茶葉が大きい。
結構いい値段するお茶だけど
長く飲めると考えるとエコなお茶だ。
残念なのはネット通販が見当たらないこと。
実店舗では京都の茶香房長竹さんと
錫蘭紅茶本舗sinhaさんで扱いがあるそう。
※2018年のパンフレットに記載ありだが今は不明
気になる方はお店に確認するか
台湾で買うのがいいと思う。
今回はMS家のお気に入りの
こだわりのお茶3つをご紹介した。
この3つのメーカーには共通点がある。
それは購入時しっかりとした
説明書きを添えてくれること。
飲み方や保存の仕方
お店のモットーまで
丁寧に書いてある。
ただ売って終わりではない。
家でベストな飲み方をしてもらい
素敵な時間を過ごしてほしい。
そんな心遣いを感じる。
こだわりのあるお茶のおかげで
特に冬は家にいるのが楽しくなった。
ベア「お茶がうまいから僕はもう引きこもる!」
ポニ「動かないとまた腹が出るぞ」