報告があります!
ポニ「今度は何?」
ベア「なんかこの展開既視感!」
タイルを扱う業者さん
タイルパークさんの
カタログにMS家が掲載されたよ!
以前は施工例としてHPに掲載
今度はカタログ!
バスルームの
どれもワクワクさんが
必死の思いで組み合わせを考え
タイル職人の通称ひふみんが
施工してくれた思い入れのあるもの。
ちなみに掲載はないけど
キッチンのサブウェイタイルも
タイルパークさん。
タイルパークさん
ありがとう。
ベア「それにしてもオサレな
表紙っすね」
ポニ「アートみたい」
そうなんだ。
タイルパークさんの野望は
「空間をタイルでアートに」なんだよ(→公式ブログ2019年の抱負)
タイルパークは岐阜県の
TNコーポレーションさんが運営
TNコーポレーションさんは
昭和34年から続く老舗タイルメーカー。
地元は美濃焼が有名で
磁器の高い技術を持っている。
そんな会社さんで15年ほど前
ある変化が起きたそうだ。
アメリカのタイルショールームを見て
衝撃を受けたそう。
「タイルとはこんなに魅力的なのか!」
それまで日本の市場で外用のタイルを
扱ってきたTNコーポレーションさん。
アメリカでは
インテリアの装飾として
いろんな種類のタイルを
使うことに驚いたそうだ。
そこから変化が始まる。
タイルを「創る」だけでなく
海外に視察に行き輸入する「集める」
国内や海外にタイルの暮らしを「伝える」
事業を始められた。
例えば「集める」
人気のNYのサブウェイタイルだけでなく
色を変えて雰囲気の異なる「ミッドセンチュリー」
→ミッドセンチュリー LM-1 /47×97mm グリーン商品詳細ページ
エスニックな「モロッカン」
色によって南欧にも東南アジアにも見える「グランツ」
海外に視察しては
新しいタイプのタイルを
作り販売している。
「伝える」では
積極的な情報発信をされている。
例えばこちらのページでは視察や買い付け時の
NYのタイル風景が掲載されている。
これは冊子にもなっていて
読み応えがある。
またこちらのページでは
タイルの文化と歴史について
フランクロイドライトの建築から
語られている 。
タイルの美しさや魅力を
たくさんの人に伝えようとしている。
そして海外から取り入れるだけでなく
日本の伝統的な和柄文様を使った
新しいスタイルも作り伝えようとしている。
水紋が美しい「組絵」
一見洋風でよく見たら和柄文様「ミューズ」
このように伝統を大切にしつつ
それにしがみつくのでなく
変化を受け入れる姿勢が
事業拡大となったのだと思う。
お部屋の中にタイルを装飾として
施工する例が増えている。
これまでももちろんタイルが
使われることはあった。
ワクワクさんの実家の
在来工法のお風呂もタイルだ。
ただ昔のタイルは種類も少なく
装飾的意味いは大きくなかった。
でも最近はいろんな種類の
タイルを内装に使うパターンを
よく見かける。
同じタイルを使っても配置や色で
全く表情が変わって見ていて面白い。
そしてまたタイルの壁は職人を
必要とする。
例えばこの角の処理。
このアールはひふみんがしてくれたもの。
サイズを合わせつつ
滑らかにするのは難しいそう。
だから同じようなタイルを使っても
全く同じものはできない。
つまりインテリアにおけるタイルは
メーカーと施主と職人のコラボによる
世界に1つのアートなんだと思う。
そういうアートのバリエーションを増やし
日本で広めようとするタイルパークさん。
タイルパークさん
伝統を大切にしつつ変化を恐れない姿勢で
日本のお家をもっとワクワクさせてください。
MS家は今日もバスルームとキッチンで
タイルの質感にうっとりしながら
応援しています。