芸術の秋ですね。
ベア「姐さんは花よりおやつでしょ」
いい返せない…
ポニ「そういやルーヴル美術館展
やってるよね」
↓ルーヴル美術展
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/louvre
あれ行きたいけどちょい遠いんだ…
お母さん「あら嫁氏は前にルーヴル
行ったんじゃなくて?」
行ったんだよ!
でもその時は弾丸旅行で
二、三時間しか行けなかった…
あと正直作品が多すぎて
一番気になったのが床だった…
何年も前にフランスへ行きました。
モンサンミッシェルでは本体より
塩が気に入り
パリの名所でちょっと怖い思い
をしたあの旅。
旅行って写真で眺めるだけでなく
自分にしかない出会いがあるから面白い。
ルーヴルでもそうでした。
世界のルーヴル美術館。
歴代王が王宮として住んだけど
ヴェルサイユができてからは
美術品の倉庫になった場所。
外には80年代に設計された
三角形のピラミッドが
目を引きます。
ちょっと嫁氏と見て回りましょう。
ナポレオンの戴冠式
フランス革命の自由の女神
ジャングダルク
チマブーエの荘厳の聖母
どれもこれも教科書で
見たことあるやつ!
380000点以上も
展示されているそうな。
さすが世界一の来館者数!
あ、モナリザがありました!
やっぱりすごい人だかり。
そして思ったより小さい…
あ、左の人も小さいですね。
他にもハムラビ法典とか
ミロの例の美女とかたくさん…
こんなすごい量の作品は
ガチで鑑賞するとなると
一週間はかかるそうです…
無理無理。
そこでアートの知識のない嫁氏は
事前に知り合いの美術の先生に
聞いておきました。
「ど素人が名画をどうやって
鑑賞すればいいんですか?」
先生「絵と実物の違いって何かしら?
想像で描くのは別として
実物だと五感を使って全て感じるけど
それをわざわざ絵にするってことは
作者は何か思うことがあったのよね。
つまり作者が見たことだけでなく
その場で感じたこと
聞いたこと
思い
が凝縮されたのが作品だと思うの。
だから自分が気になったものを
どんな匂いや音がするのかな
どんな気持ちで描いたのかな
って考えながら見ると知識がなくても
楽しめるわ。
近づいたり
遠ざかったりしてみてね。
あれだけあるなら
気になる作品をじっくり見るのが一番よ」
というわけで教科書の有名どころは
一通り見たので気になるやつだけ
じっくり見ることにした。
嫁氏は椅子マニアだけど
美術は勉強したことないので
「お前それ有名なあれやん!」
って思っても気にしないでね☆
この前ブログ仲間のママンさんが
紹介された『名画で学ぶ主婦業』風に
嫁氏流に気になった作品を紹介!
「ハロウィンの飾りをたわしでDIY」
「モアイと浮気中」
「やべ!俺腹でてきたかも」
「最近飲み会多いからな」
「おい、母さん!
消臭スプレーあったぞ!
棚の奥で見つけた!」
「元祖ゆるキャラ」
「昨日の遠足で会ったあいつの
お尻がマジでキュートだったわ
お尻がこう、きゅっと!」
「え?マジで?私はケツより肩幅だわ」
「いやいや身長でしょやっぱ!」
「最近のおチビはませてるわ…
私の苦労わかるでしょ」
うん、自分なりに鑑賞すると
面白い。
近づいたり離れたり
なんでこれ作ったの
って疑問を持ったり
知識があるとより楽しいだろうけど
なきゃないでも面白い。
そんな中嫁氏のハートを
掴んだのは床でした。
木目の板が斜めに
重なってできた模様。
ヘリンボーン(ニシンの骨)
といいます。この画像だと骨に似てるでしょ。
[609(L)パーケットFL] チーク・パーケット・フローリング・ロング (長さ...
詳しく言うなら
ルーヴルのは
フレンチヘリンボーン。
違いは角度のつけ方と
端っこの終わり方。
最近住宅の壁や床で
人気の柄はフレンチが多い。
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この旅行はずっと前で
家や家具のことをあんまり
知らないときに行きました。
だからその時はただ綺麗だな
って思ったぐらい。
でも帰ってから調べたら
ヘリンボーンそのものの柄は
洋服の生地にも使われてるそう。
(嫁氏のお靴)
ヨーロッパでは床や布の模様として
古くから使われていました。
見れば見るほど魅力的で
家を建てるなら絶対
取り入れたいと思ってました。
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MS家の家は海外旅行での経験や
出会ったものや人の影響を
受けています。
外観や家に対する考え方もそう
生き方や働き方もそう
ものとの付き合いもそう。
ヘリンボーンって木材の置き方を
変えるだけなのにかなりいい
アクセントになります。
でもね
やめました。
なぜならシンプルな作りながら
ヘリンボーンってかなり主張が強い。
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合わせるものを考えないと
そのアクの強さに負けてしまうし
置けるものも限られる。
MS家は家具の配置換えが
趣味なのでヘリンボーンでは
行動が制限されます。
ルーヴルは作品数も多く
一つ一つが濃い作品。
だからあの空間には似合う。
でもお部屋の場合は違います。
近づいてみると好みでも
部屋全体としてみると
似合わないこともある。
お部屋をコーディネートする時は
一つ一つへのこだわり
だけでなく調和も大事。
椅子とテーブルの組み合わせ
壁と巾木の組み合わせ
全体で見た時に
家具がみんな仲良く
ハモってるか。
コアと細部のように。
↓インテリアのコアの話
ルーヴルに行き床に魅せられ
自分なりに絵画を見て学んだこと。
それは空間を見るときは
遠くから広い視野で見る
近づいて細分を見る
両方の目が必要だということでした。
お部屋作りの際はぜひ
一つのものだけでなく
全体としてどうかという
視点もお忘れなく。
みなさんが居心地いい
お部屋作りができますように。