お正月休み後のMS家はこんな感じ。
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なんということでしょう!
床が貼られた!
壁にパネルが!
一月中には内部の基本は終わるとか。
楽しみ。
ちなみに見える部分の素材は
無垢が多い。
フローリングは全て無垢。
ドアも無垢。
嫁氏のようにおうちも無垢だなあ。
ワクワクさん「は?」
え?
まあいいや。
一階はオーク
オークってこんな木↓
二階はオークとパイン。
↓パインってこんな木
ただ木材は必ずしも無垢がいい訳ではない。
(うちの父にはそんな謎の無垢信仰があるけど…)
無垢にもメリットデメリットがある。
床やドアに無垢を選んだのは
そのメリットデメリットが
MS家に合っているから。
家の構造や家具には集成材や合板もある。
大事なのは適材適所。
木材って言ってもいろいろあるけれど
どんなものがありどう選べばいいのか?
理解してお気に入りの家具や家と
上手につきあおうっていうお話。
じゃワクワクさんに絵を描いてもらおうかな。
ワクワク「お腹すいたから
肉に例えるね☆」
お、おう!
天然物のよさはリペアしながら
味が出て長く持つこと。
<無垢材>
固まり肉。あまり手は加えないよ
無垢材は木をそのまんま削り出したモノ。
メリット
・自然素材だから温かみ。
・触ると気持ちE。強い。
・傷ついてもリペアOK!むしろ味がでる!
デメリット
・種類によってはビニール素材と比べ価格は高い。
・呼吸するので伸びたり縮んだり。反る。
・お手入れを面倒に感じる人もいる。
用途
フローリング、ドア、家具
人工の良さは正確で伸び縮みがないこと。
反面、キズは味というよりまさにキズ…
だって人工だもの。
<成形合板(プライウッド )>
薄くスライス重ねて良さがでる
ミルフィーユカツ
合板は薄い板を張り合わせたもの。
うちのイームズDCMさんもそう。
アントチェア、セブンチェアもね。
メリット
・伸び縮みしない。反らない。
・強い。
・無垢より安い。
・安定品質。
デメリット
・接着剤使用→劣化するとキズが目立つ。
・今は改善されたけど体に悪い物質を出す接着剤も。
用途
建物の下地、椅子、椅子、椅子、家具
<集成材>
バラしてくっつけて大きさは
自由自在なBBQ肉
木の破片や角材を接着したもの。
無垢ではできない大きな長さのものも可能に。
メリット
・伸び縮みしない。反らない。
・安定品質。
・大きなもの長いものが作れる。
デメリット
合板と同じ。
用途
柱、階段や本棚などのパーツ、家具
ちなみに合板は板を重ねているから
木目面への垂直の力に強い。
そして張り合わせているから
断面への力に弱い。
一方集成材は木目に平行な力には強いけど
垂直な力には弱い。
だから同じ家の構造に使う場合も
特性を考えて使いわけ。
<その他の肉、いや木材たち>
北欧家具の背面に使われる
ファイバーボードやパーティクルボードなど。
これは紙や破片をくっつけたもの。
肉で言うとハンバーグ。
細かく砕いたものをくっつけてできあがり。
メリット
・安い!
・無垢のように伸縮はしない。
デメリット
・キズがものすごーく目立つ。
・水に濡れると崩壊する場合も。
だからコストダウンのために
家具の見えないところや
安い建具に使われる。
・リペアしながらながーくつきあいたい
・木の変化=味と思える人
・多少反ったり縮んだりしてもOKな場所
→天然のもの
・寸法が狂ってはいけない縮んではいけない場所
・リペアもあんまりする気ない
・家具はヴィンテージより新しいもの好きな人
→人工のもの
じゃあお家の材料や家具の木材は
実際どうやって選ぶの?
<お家の構造>
集成材や合板が多い。
無垢は狂いや伸び縮みが心配だから。
でも中には無垢を使う業者さんもいる。
もし無垢を使う会社さんを選んだら
伸び縮みや反りにどう対応しているか確認を。
<ドア>
無垢にすると経年変化が楽しめる。
ただし玄関ドアを無垢にすると
湿気で反ってキズができやすいので要メンテ。
※追記:住み始めて実際のメンテはこんな感じ。
一方仮住まいのファイバーボードや
パーティクルボードのようなドアは安くすむ。
でもキズや穴が開いたら
中はパルプなのでリペアは困難。キズも目立つ。
<ダイニングテーブル>
天板が無垢だと経年変化を楽しめるし愛着が湧く。
宮崎椅子製作所 Universe ユニバースダイニングテーブル
反面ひび割れや反りの可能性あり。
オイル仕上げなら輪じみもできる。
お子さんと鍋や焼き肉をする場合は油はねに注意。
オイル仕上げのテーブルは
オイルなどで定期的にお手入れを。
↓こんな風にお手入れ。防水の方法もあり
一方人工の木材や無垢のウレタン塗装
は水拭きもOK。
↓オイルって?ウレタン塗装って?
反面人工木材の
キズやヘコミを直すのは困難。
扱いは慎重に。
<椅子>
一本の木から取れる無垢材は
量が限られるから高い…
温度や湿度で反りやひび割れが起こるので
大事にメンテナンスを。
合板は一度キズや凹みがつくとリペアが大変。
接着剤が剥がれてくることも。
購入時扱いやメンテナンス方法を聞いておく。
<チェスト>
全てが「無垢だけ」「人工木材だけ」ではなく
1つのチェストでもパーツによって違う。
特に北欧家具は意図的にコストダウンや
軽量化のために木材を使い分けている。
例えば引き出し中はパイン材無垢。
裏はファイバーボードなど。
見えるところだけ無垢や突き板で軽量化。
ただ人工木材を使うからと言って
北欧家具は決して安い訳じゃない。
よく使われるチーク材は希少な木だから値段は上がる。
↓チーク材について
安い買い物ではないので購入の際はお店の人に、
素材やメンテナンス方法の確認を。
インテリアや家はデザインも大事だけど
デザインは素材あってこそ生きる。
どれもメリット、デメリットがあるので
考えて選び上手にお付き合いを。
MS家はリペアやメンテナンスを小まめにしながら
買い替えをせずに 変化を楽しもうっと。
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木のある暮らしはいいですね。
家の木材の種類って本当に多い。
リペアの仕方はよく調べてから。
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