三十路も中頃に差し掛かり
最近自分の肌の調子や体臭はどうなんだろ
と気になりだしました…
この間久しぶりにバスに乗ったとですよ。
いつもは立ってる方が好きなんですが
お腹の調子がよくなくて
後ろの席のおじちゃんの隣に座る…
サッ!とかるーく避けられた…
え?私臭い?
口臭?
それともあれか?
乾燥肌で見るに堪えない容貌をしていたか?
とちょっと自意識過剰になりまして
平静を装いながら頭の中は軽くパニック!
でも、その朝シャワーちゃんと浴びたし
歯磨きしたし、確かに毎日ほぼスッピンだけど
寒いからマフラーやら帽子で
人体の80%は覆われていたはず…
そこで気づいた!
よくよく考えたら、
「おじちゃんにとっては距離が近すぎた」
のかもしれない…
パーソナルスペースの侵害ってやつです。
説明しよう!
パーソナルスペースの侵害とは
人には他人に侵害されたくない領域があり
それが確保されない時に不快に思うこと。
それは周りの人や感じる本人によって変わる!
密接距離(0〜45cm)→恋人、親子
個体距離(45〜120cm)→仲良い友達
社会距離(120〜370cm)→知り合い
口臭…じゃない公衆距離(370cm〜)→知らない人
バスにいたおじちゃんとの距離は40cm程度。
おじちゃんと嫁は親密な関係でないから
不快に思われたと言える!
夫氏「そう思いたいだけじゃ…」
実は同じようなことが
家具にも言える!
部屋によってみんなが使う場合もあれば
一人の部屋も。
用途は様々。
それに家具が近すぎたり
遠すぎたりすると
暮らしに不便や不快をもたらす!
さらにぶつけたら大事な椅子たちが
長持ちできなくなってしまう!
ということで、心地いい暮らしを目指す人必見!
家具との適切な距離を考えて
居心地いい空間をつくろう!
家具との適切な距離は
人体寸法によっておおよそ決められている!
ちなみに人体寸法は「人間工学」に
基づいて決められているが
人間工学的なデザインを提唱したのは
コーア・クリント大巨匠!!!
人体の長さや人間の動きを計測、研究し
家具の標準寸法を作り
人と家具とにバランスの取れた
環境を作ろうとしたんですね。
もっと大巨匠の話をしたいけれど
それやったら5000字超えそうなのでまた今度…
では、基本のスペースはこんな感じ。
人間の肩幅を45センチ前後と考えると
・前を向いて歩く通路60cm
・横向き45cm
これに引き出しやドアを開ける動作が
加わる場所はもっともっとスペースが必要!
では具体的な距離を見ていこう!
<リビング>
ソファやテーブルにちょうどいい距離がないと
通りにくいし、ぶつけます!
・低い家具と壁(60cm〜)
・低い家具同士(50cm〜)
・テーブルとソファの距離(30〜50cm)
<ダイニング>
椅子を動かすので、それを考えた動線作りが大事!
・椅子に立ったり座ったりするスペース(80cm〜)
・テーブルについた状態で後ろを通る(40〜50+60〜)
<寝室>
寝室もベッドの横を通るスペースが必要!
・ベッド2台の間(50〜60cm)
・一台のベッドの端(65cm〜)
<収納>
扉や引き出しによって必要スペースは変わる!
・扉なしの収納(75cm)
・扉ありの収納(80cm〜)
・引き出し収納(90〜120cm)
<洗面所>
洗面所を使ったり、着替えたりと
人の動きで必要なスペースは変わる!
・洗面(55cm〜)
・脱衣(90cm〜)
ここであげたのはあくまで目安。
メジャーでぴったりに距離を取る必要はない!
こまかーくなる必要はないのだ!
(夫氏のように)
ただ、生活する上で、こういうのを目安として
ゆとりあるスペースをとったほうがいい!
なぜなら、いくら素敵な家具でもインテリアでも
ぎゅうぎゅうやスカスカでは
住まう人にとって不快な家となってしまうから!
だからこのブログではなんども述べているように、
部屋や家づくりの際は
「どこに、何を、どうやって配置するか」を考えて
家具や雑貨は購入することをオススメする!
激しくオススメする!
そうすれば、買い直しや後悔は少なくなる!
目指せ
「モノを大事にする社会」!
「家族みんなが快適に過ごせる家!」
「STOP!スクラップアンドビルド!」
夫氏「新しい家はいいとして
今の仮住まいはどうなの?」
もう容量オーバーです!
あ、新しい家はもう配置は考えてるから
椅子のフライングゲットは間違いではない!
…はず!