ミニチュアハンター嫁です。
夫氏「いつからハンターになった?」
飾れる収納 Uten Siloウーテンシロの
ミニチュアがやってきました♪
かーわいい。
大きさは奥行き26cm× 高さ34cmあり、
文房具を入れるには十分の大きさ。
Design Interior Collection Storage Board レッド
(Amazonに赤1点あり)
![]() Design Interior Collection ストレージボード 【1点】kzei |
(楽天にはグリーン)
ミニチュアなのにでかい!!
って思いますが、元がでかいんです。
Vitraの正規ウーテンシロは
ウーテンシロ1が幅67×高さ87cm
ウーテンシロ2が幅52×高さ68cmもあります…
そしていいお値段。
【正規取扱店】 vitra Uten. Silo II ウーテン シロ 2
新築祝いなんかに良さそうですが、
買うのに勇気入りますね…
喜ばれそうだけど(嫁氏は喜びます)。
前に書いたように我がMS家の新居では
このように文房具を入れて
ミッドセンチュリーモダンスペースを作る!
他にも、キッチンでも使うことができるし、
玄関においてもよし。
鍵とかサッと取り出せる物を入れとくのにいい。
植物のディスプレイにもよさげ。
「入れるだけ」「置くだけ」で
これ自体が一つのアートになる
「速攻のDIY」!!
見せる収納として秀逸。
「何いれよっかな♪」って考えるのも楽しい。
こんな素敵な収納を作ったのは
ドイツ人のドロシー・ベッカー。
なんと語学学校出身で、デザインは未経験!
ポケットをいっぱいつけるアイディアは、
小さい頃お父さんのドラッグストアにあった
壁掛け用のバス用品入れ。
最初は子供に幾何学的な形とは何か
を遊びの中で教えるために、
おもちゃとして作られました。
だからあんなに面白い形なのか。
子供の教育におもちゃ作るなんていいお母さん。
お子さんを楽しませながら学ばせようとする愛を感じます。
YELLOW! (Wall-All Dorothee Maurer Becker Uten.silo Vintage Kartell) | Wall All Variations | Pinterest | Yellow, Vintage and Walls(初期はWall-Allと呼ばれていた)
1969年にウーテンシロを収納として生産することになり、
その際には夫が25万マルク出資したそうです!
25万ドイツマルクを今の換算で行くと
約1800万円なので、当時はもっとですね…
旦那さん、太っ腹!!!
そんなかっこいい旦那さんは
照明デザイナーのインゴ・マウラー。
バックトゥーザフューチャーにでてきそうな
面白そうなおっとつぁん。
おとっつぁん実はすごい人で、
「光の詩人」「 光の魔術師」と呼ばれており、
ザ・照明界の巨匠なのです。
よっグランドマスター!
代表作はバルブ
こんな面白い物も作っています。缶が光る!!
これとかシェード一枚一枚が和紙で
メモが書いてあるんですよ。
日用品買い出しのメモ一覧みたい…
ウーテンシロはヨーロッパやアメリカで爆発的ヒット!!
しかし、その後オイルショックで
プラスティック製品を作りづらくなり、生産中止。
ドロシー自身も17年間連れ添った
おとっつぁんと別れてしまう…
おとっつぁんいわく、彼の照明デザインの成功により、
ドロシー自身が夫の影に隠れているように
感じていたとか。
そして、おとっぁんはそんな彼女を見たくないと。
残念です…
しかし、2002年にはウーテンシロは
Vitraから再生産!
だって、こんなに遊び心たっぷりで、
お気に入りをカッコよく飾れる収納ってなかなかない!
残念ながらおとっつぁんとは別れてしまいましたが、
ウーテンシロには子供への愛と夫からの愛が
いっぱい詰まっていて、
これからもみんなに愛される家具として
生き続けると思います。
いつかはVitraのウーテンシロうちにもこないかな…チラッ…
夫氏「さすがに無理!」
だよね…うちはミニチュアさんで満足だ。