おととい昼過ぎから
夜通しヴィンテージの
セブンチェアのリペア中。
夫氏休みだったから
夫氏はクルマのリペア、
嫁は椅子リペアっていう趣味の休日。
本気出しすぎてお腹すいてラーメン食べに行って
勢いで餃子と唐揚げも頼み、
途中から苦しくなってラーメン半分夫氏にあげる
っていういつものパターン。
今回綺麗になっていただくのは
フリッツハンセンのボロボロのセブンチェアさん。
今では作られていないチーク材の
珍しいもの。
座面に輪染みのあとあり。
水を吸いすぎて膨張…
座面裏や背面に剥がれやタッカー跡
うーん、だいぶひどいですねえ…
おそらくだけど
ファブリックを貼り付けて
座面に鉢かなんか置いて
水をいっぱい吸ってたんじゃないかなと。
チークは水に強いからまだ原型留めてるものの、
他の木だったら割れてるかもってレベル…
今回はこれをリペアして蘇らせよう。
まずペンキなど付着してる汚れを
薄め液又はシンナーで剥がします。
シンナーは強すぎるので薄め液を試して
効果がない場合にシンナーを。
次に全体を400番→800番のサンドペーパーで削り、
木割れや膨張跡をならす。
サンドペーパーはやりすぎると
キズになるので600とか大きい番号から試して、
削れなきゃ小さくしていく。
真っ白。
木粉を取り除いたらパテ。
今回はタッカー跡の1mm以下の部分は
塗装で行くので、大きいところだけパテ。
数時間寝かせて
削ります。
ステインで塗装。
色むらがあるので混ぜて塗装する。
使うステインはチーク
けやき
チーク×けやきミックスで使い分け。
完全に色剥がれしたところには
チークの暗い色を入れた方が木目に見せることができる。
ほーら、パテ跡も目立たなくなりました。
全体をけやきで塗装。
乾いたらオイル。
この瞬間が一番好き。
オイル後塗装が剥がれたときは
拭き取った後に再塗装するとよいかと。
待つ間に足も綺麗にしましょう♪
定番のピカールからのクレ556
拭き取って仕上げに床材ワックスを塗ったら完成!
今日のリペア65点(色が納得できない部分があったから)
セブンチェア メンバーでハイチーズ。
椅子好きにはたまらん景色。