北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

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ダブル断熱の家のメリットデメリット。快適だけでなく家の長持ちのための選択

建築中のMS家暑かったり寒かったり

 

ベア:建築中のMS家に行ってきたよ!

 

タイルの匠のおかげで床が完成。

3月頭にはここにバスタブとシャワーブースが。

 

お部屋のなかでは珪藻土の壁を

左官職人さんが作業中。

 

毎日MS家のために寒い中

ありがとうございます。

 

MS家は断熱の性能上現場では

昼間はあったかいこともあればすごーく寒いことも…

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これはMS家の断熱材の性質によるもの。

 

ポニ:ダブル断熱っていいやつでしょ?なのに寒いの?

 

ダブル断熱だからって

いつも完璧な暖かさを保つわけではないよ。

 

じゃあ今回は我が家の断熱材の特徴をご紹介。

 

ちなみにこの記事は家づくりをした個人が

書いています 。建築のプロではない点を

ご了承ください。

 

 

 

 

だんねつせいのうってなあに?

 

部屋の中で快適に過ごすため大事なこと。

「いかに中の空気を外に逃さないか」

「いかに外の空気を持ち込まないか」

 

それを支えるのが断熱性能。

 

※本当は「熱」だけど

イメージしやすくするため「空気」と表現。

 

断熱性能に大事なポイント

①断熱材

②窓

③換気システム

 

 

 

断熱材は厚さだけが全てではないけれど

ある程度の厚さはお部屋の暖かさ涼しさに繋がる。

 

また窓は家にフィットするほど隙間を防ぐ。

  

でも断熱性能って快適さだけじゃなくて

「家を長くもたせる」ためにも重要。

 

断熱材は種類だけでなく施行も大事

 

断熱材の種類はいーっぱいある。

 

それぞれ良さがあり種類だけでなく

どう施行するかが重要。

 

 

いろんなメーカーさんを回って

こんなことを耳にした。

 

「うちの断熱は業界一」(何が基準…?)

「◯◯は断熱材として使っちゃダメ」(何がダメ?)

「南極でも使われている!」(その性能いる?)

 

嘘ではないけれど。

それが全てではないとMS家は思う。

 

企業は利益を出す必要があり

そのための売り文句って必要なこと。

 

 ただ「それだけが真実!」ではなく

何百とある断熱材にはそれぞれ一長一短がある。

 

そしていかにいい断熱材を使おうとも

施工に失敗し隙間ができて意味がない。

 

ポニ:ちゃんとしてるかどうかどうやってわかるの?

 

わかんないよ。

嫁氏も含めお客さんは素人だからね。

 

だからこそそもそも契約の時

信頼できるビルダーさんを選ぶのがいいと思う。

 

施行をするのは外注の大工さんのこともあり

誰が建てるかはわからない。

 

けれどちゃんとしてる会社は万一何かあっても

ちゃんと対処してくれると思う。

 

ちなみにMS家がビルダーさん選びで

大事にしたことはこれ。

メリットもデメリットも教えてくれる

施工方法を説明してくれる

家を長持ちさせることを考える

 

 

じゃあそんな我が家の断熱材の

メリットデメリットは? 

 

ダブル断熱のMS家

 

 

MS家は内断熱と外断熱の両方がある

ダブル断熱の家。

 

壁、屋根、床で厚みは変わるけど壁はこんな感じ。

 

◯内側:アクアフォーム吹き付け

モフモフしてる素材。厚さ105mm

 

◯外断熱:EPSボード

発泡スチロールのような素材。厚さ40mm 

 

合計145mm

 

一般的なハウスメーカーが内断熱100mm前後〜

分厚い断熱材で有名なスウェーデンホームが120mm

 

そう考えるとだいぶ断熱材が厚い家。

 

関西の暖かい場所のMS家がこんな厚さなのは

快適さだけでなく長持ちのためでもある。

 

内断熱のモフモフが熱が外に出るのをストップ。

 

これだけだと家の中と壁に温度差ができ

結露が発生する。

 

結露はおうちの構造や断熱材を腐らせる敵!。

 

そこで外断熱。 

 

外断熱でくるんで部屋の中と壁に

温度差ができにくくする。

 

イメージとして 

MS家のお家は魔法瓶に包まれている感じ。

 

だから家を長持ちしやすく

熱交換がしにくいのがメリット。 

 

一方でデメリットも。

 

熱交換しにくいということは

一旦お部屋が冷えたらしばらく寒い。

  

お家で暖房をつけて過ごしているときは

問題ないそう。

 

 でも何日も旅行に行って

帰ってきたら寒いらしい。

 

 

あと安くはない。

 

だから何を優先するかだと思う。

 

快適さだけでなく家の寿命も

家づくりって見た目に目がいきがちだけど

MS家は見えない部分も大事にしたい。

 

せっかく素敵にしても長持ちしないと

30年して1000万近く出してまた建て替えは嫌だ。

 

それよりも最初にランニングコストをかけて

何十年も補習だけで長持ちさせたい。

 

快適さももちろんだけど

家に長生きしてほしい。

 

そう考えダブル断熱を選択。

 

さて実際住んでどうなるのか。

それがとても楽しみ。

 

追記記事▶︎
実際住んでみて夏編 

実際住んでみて冬編