ねえワクワクさん
話があるんだけど。
ワクワク「なに?!また椅子が欲しいとか
言うんじゃないでしょうね?!」
いや椅子はいつでも欲しいけど…
ほらやっぱ宮崎椅子のペーパーナイフいいよね。
前に宮崎椅子工場見学行ってから
そのことで頭がいっぱい。
ワクワクさんウェグナーあるしさ…
ってそうじゃなくて!
MS家がねまたまた
掲載されたよ!
ベア「え?今月は確か
カタログにも載ったよね!」
今度は雑誌だよ!
記念すべき掲載7冊目。
今回載せてもらったのは
ネコパブリッシングさんの
ポニ「ネコ?!聞いたことある!
確か…」
そう!
前にネコさんには前に2回
掲載していただいたんだ。
今回載せていただいたのは
総集編。
「これまで取材したお宅の中から
選りすぐりの100実例を再編集」
(本書より)
選りすぐっていただいたよ!
見開き2ページと
収納特集に。
ちなみに『北欧テイストの部屋づくり』は
2019年2月で
10周年だそうだ。
おめでとうネコさん!
ありがとうネコさん!
ワクワク「それにしても
どの家もすごいね☆」
そうだよね。
家全体だけでなく
照明、家具、小物
1つ1つにこだわりを感じる。
そしてそこには暮らしに直結した
お部屋づくりが見えてくる。
「雑貨が好きで増えすぎないよう
厳選したものでないと玄関を通さない」
「登山が好きだから自然と
グリーンが増え北欧テイストになった」
「自宅で仕事するから空間を
適度に仕切りました」
掲載された皆さんは
「北欧」と言えどそれぞれ
全くテイストが違う。
ナチュラルな北欧もあれば
ヴィンテージ感バリバリもあるし
かと思えば古民家と融合したものもる。
そこから感じるのは掲載された皆さんは
自分の家に誇りを持ち
暮らしを楽しんでいると言うこと。
だからこそテイストは違うのに
他の人の家なのになんだか
全てが愛おしくなる。
こう言う話をすると
「雑誌に載ってるお家の皆さん
は素敵に決まってる!」
って思われるかもしれない。
それに時々家づくりの話になると
悲観的な声も聞こえてくる。
「私の家は古いから」
「自分にはセンスがない」
「うちは狭いから無理だ」
でもそれって
「古い」「センス」「狭い」
を盾にしているだけじゃ
ありませんか?
古い家いいじゃないですか。
嫁氏は古いものは新しいものにはない
歳を重ねただけの良さがあると思います。
だからうちもほとんどが
中古の家具です。
センスがない?
これはそのうちお話ししますが
センスって関係ないと思います。
センスがあるとしたらそれって
生まれ持ってのものではない。
名作椅子を産んだ巨匠たちだって
生まれた瞬間から天才でなく
勉強して仕事で色々言われ
失敗しながら道を見つけてきました。
嫁氏だって昔は
サッシとか結露なんて知らなかったし
家具にオイル使うなんて知らなかったし
ましてやイームズ?バス停の椅子?状態。
でも色々知るうちに
自分の「好き」がわかり
こだわりができてきました。
だからあなたにセンスがない
って言うことはないと思います。
やっていないだけで
嫁氏は誰でも素敵な部屋は
作れると思っています。
それから狭い家。
広いお家がいいわけでは
ありません。
MS家もアパートの時は
広くはありませんでした↓
(MS家の前のアパート)
でも自分の家をあれこれして
楽しんでいました。
(MS家の前のアパート)
それに狭くても工夫次第で
快適に過ごす人はたくさんいます。
そんな風に「うちはこうだから無理」
って思う必要はないと思うんです。
もしかしたらそれって逃げかもしれません。
「は?!逃げ?
うちはそこまでじゃないから!」
って言われるかもしれません。
でも暮らしって生活の基本です。
仕事や学校で長い時間過ごしても
やっぱり帰ってくるのはお家。
そんな長い時間を過ごす場所は
居心地が悪いより
気に入らない場所より
そこにいて楽しくて
心地いいなって言うほうがいい。
読者さんであり嫁氏も読者を
させてもらっているtonさん。
彼女はこう言っています。
「あきれるほど、家が好き。」
日々のちょっとしたことを大切にし
家や暮らしをありのままに
楽しんでいらっしゃるのです。
それはとても幸福なことです。
だからあれこれ理由をつけて
無理だ無理だって言うより
自分の家を好きになれるよう
何か変えてみませんか。
いきなり全部でなくてもいい
と思います。
お気に入りの椅子を手に入れる
こだわりの小物をチェストに置く
小さなことでもいいので
自分の「好き」「こだわり」を
何か1つでもやってみてください。
そこから変化が始まると思います。
みなさんが
「うちが世界で一番心地いい」
って言えるような心地いい暮らしができますように。
ワクワクさん「ねえねえ
ワクワクさんせっかく
小屋頑張ったから見てよおお!」
わかったわかった!