2019年今年一発目の映画体験は
『シュガー・ラッシュ・オンライン』
(原題:Ralph breaks the Internet)
はてなブログの今週のお題らしく
目に入るたび見たいと思って
うずうず↓
映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題
sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)
やっと深夜上映で見ることができた。
新しい世界への挑戦か
平穏な暮らしか
どんな生き方をしていきたいのか
考えさせられる映画だった。
この映画は前作
『シュガー・ラッシュ』の続編。
舞台はゲームセンター。
ゲームの世界の
悪役的ポジションラルフ
レースゲームのヴァネロペ
この二人があーだこーだして
いつもは悪役のラルフが
本当の自分と
なりたい自分の間で
悩んで自分を見つける
のが前回。
ゲームの世界でも夜中になると
実はキャラたちが…と言う設定は
ピクサーの『トイ・ストーリー 』っぽい。
クッパやザンギエフなどが
悪役セラピーをする様子が最高だった。
では今作はどうだろう?
内容についての前に
見せ方で魅力的だったところ。
①ネットのワクワク感
インターネットに初めて
触れたときのこと覚えてますか?
嫁氏は大学生。
それまで知りたかったことって
本で調べるか人に聞くか。
基本的にテレビもラジオも
こちらが知りたいことより
向こうが教えたい情報を発信。
でもネットに触れてみてびっくり。
知りたいことを検索すれば
出てくる。受け身じゃない。
(正しいかどうかは別として)
そのワクワク感を
初めてネット世界に飛び出す
ラルフとヴェネロペを通じて表現。
しかも楽天だのアマゾンだの
インスタグラムだのかなり細かいとこまで
巧みな表現を見つけるも楽しい。
②風刺と自虐パロディ
最近映画においてのお姫様の
描き方が変わってきた。
ディズニーのクラシックな
プリンセスはどの姫も
王子に助けてもらう流れ。
でも『リトル・マーメイド』くらいから
姫は自分で戦うようになり
『プリンセスと魔法のキス』では
姫は現実思考になり
『アナと雪の女王』になると恋愛は別に
テーマじゃなくてもよくなる。
今回の映画では
プリンセスが大集合。
面白いセリフがある。
プリンセスの部屋に迷い込んだ
ヴァネロペちゃん。
不審者扱いされたので
とっさに「私はプリンセスよ!」
と言ってしまう。
姫「魔法の髪は?」
→ヴァネ「ない!」
姫「魔法の手は?」
→ヴァネ「ない…」
姫「動物とおしゃべりは?」
→ヴァネ「しない」
姫「毒は?」
→ヴァネ「え?!」
姫「誘拐や監禁は?」
→ヴァネ「警察呼ぼうか?」
姫「男の人がいなければ
何にもできない女の子
ってみんなに思われてる?」
→ヴァネ「そう!それってムカつくよね?」
↓
姫たち「本物のプリンセスよ!」
最高です。
一昔前ならドリームワークスの
『シュレック』がやっていたようなことを
自らネタにするようになった。
そのほかにもネットを楽しいものに見せつつ
ピリッとした風刺が随所に見られる。
今回のお話は
極めて『トイ・ストーリー3』的。
『トイ・ストーリー3』は
おもちゃウッディが
持ち主のアンディが成長し
おもちゃ離れとどう向き合うかという話。
ウッディはお父さん的役割であり
これはまさに親の子離れだ。
ピクサーってこれまで
「親子」を暗示する話を
色々書いている。
『モンスターズ・インク』もそんな感じ。
ディズニースタジオによるこの映画も
新しい世界に飛び出したいヴァネロペ(子供)
安心安全に暮らしたいラルフ(お父さん)
の対立が見える。
今までずーっと「シュガーラッシュ」と言う
同じ世界で同じことの繰り返しに
飽きたヴァネロペちゃん。
一方のラルフはそんな平和で楽しい
毎日がずっと続くといいな
って思っている。
どちらの言うことも理解できて
どっちも間違っていない。
でもヴァネロペちゃんは
ネット世界で「スローターレース」
と言う新しいエキサイティングな
ゲーム(=世界)と出会う。
荒くれ者がたくさん住む街で
急にサメが飛び出してきて
泥棒がうじゃうじゃ。
根っからのレーサーの彼女は
コースもクソもあったもんじゃない
何が起こるかわからない世界に
自分の生きがいを見出す。
でもラルフは可愛いヴァネロペが
自分の元から去るのは辛いし
彼女に危ないことをさせたくない。
さてこの二人が葛藤と対立に
どう向き合っていくかというお話。
これはまるで実家を出て
新しい世界に飛び込む子と
どう向き合うか葛藤する親だ。
嫁氏はこれをみて
昔関わった生徒を思い出した。
ある田舎の高校にいたときの話。
そこでは生まれた時から
地元で成長し
地元で就職するのが当たり前。
「東京いきたい」
「ジャスティンビーバーのライブ行きたい」
「渋谷を歩いてみたい」
そんなことを言いつつも
実際修学旅行で関東にいった時は
自由行動でどうすればいいかわからず
多くの子が速攻帰ってきた。
地元で知った顔がいて
知った空気感でいるのが
心地いいからだ。
そんな中Cちゃんという子がいた。
Cちゃんは家庭環境が複雑で
今すぐにでも家を出たいと
言っていた。
勉強したいこともあった。
でも進路希望は
地元での就職。
理由を聞くと
「そんなの怖いし無理」
外に出たいと思っていても
その方法を知らなかった。
だって周りは地元に残る雰囲気
家では大人が関わってくれない。
気持ちは外に向いていても
外に行く方法を知らないし
出ることは許されないと
思っていた。
そこで授業では
いろんな世界を見せた。
アフリカの民族の話
※ブラックパンサーの話はしてません。だいぶ昔のことです。
アメリカでのコミケ話
フィンランドの日本語が
話せるサンタの話
別に海外に行かなくてもいい。
同じ地球にいる人で
こんな生き方もある
世界は広いんだよと伝えた。
そして部活動の後は
具体的にどんな風になりたいか
そのためには何が必要か
二人でよく話をした。
彼女とは卒業まで一緒には
過ごせなかった。その前に退職したから。
でも人づてに聞いた話は
実家から遠い親戚の家で
専門学校に通い就職したそう。
「mashley先生に今楽しいですと
伝えてください」と言われた。
泣いた。
嫁氏はCちゃんのために
十分なことができたかと言うと
そうも言えない。
でも彼女は「不安」「無理」
と思いつつも新しい世界を覗き
自分で踏み出した。
周りが反対しても
他の人と違う生き方でも
自分で決めたやり方を選んだ。
勇気がいることであり
嫁氏は彼女を尊敬している。
新しい世界って
ワクワクする。
でも怖いし不安もある。
それでも飛び込んで
新しい世界、自分を見たい。
そう思う子は少なくない。
嫁氏も子供みたいなもんだから
どっちかと言うとヴァネロペ
ちゃんみたいにチャレンジしたい方。
友人や親御さんとしては
大事な人や子供が知らない場所に
行くのは不安も大きいと思う。
嫁氏は子供ができなかったから
無責任なことは言えないけど
可能な範囲で見守って
応援してほしい。
だってやっぱり人間って
好きな世界で輝きたいと
願うものだと思うからです。
有名とか知名度とかの輝きでなく
自分が好きなことを
自分らしい形で取り組むと言う意味で。
新しいことやってみようかな
周りの頑張る人見守ってみようかな
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☆はてぶコメント返信。
いつも暖かいコメントや
ブックマークありがとうございます。
ワクワクさんは高専で勉強したり
技術教科を教えたりと
ちょっとだけものづくりに携わったものの
大工は完全な素人です(^◇^;)
だからいつも二人で手探り
しながらやっています。
よーく見ると歪みなどあるのですが
そこは素人工事で味だと思って楽しんでします。
ただ壊れてよそ様に迷惑は
かけない様には気をつけています。
嫁氏の服はだいたいユニクロやGUや無印です。
服は適当でずーっと同じものばっかり
着ているので褒められてなんだか
嬉しい様な恥ずかしい様な。
今年はもうちょっと自分にも気を使おうと思います。
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