冬はヒュッゲなボドゲ
前回MS家でボドゲ新年会
したことを書きました。
MS家にとって冬は
ボドゲの季節。
夏ももちろんやるけど
寒い冬こそあったかい家で
楽しく学びながら過ごしたい。
ボドゲが発達したのは
そもそもヨーロッパで
寒くて長い冬を家で
楽しく過ごすため。
画面に向かってピコピコせず
家族や友達とワイワイできる
ヒュッゲにぴったり。
そう、ボドゲって
楽しいだけでなく
大人も子供も
プレイすることで学びが
生まれるのです。
さてエクステンションテーブルを
ビヨーンと伸ばし
ボドゲナイトスタート。
↓エクステンションテーブルについて
差し入れのオヤツをセット。
今宵プレイしたボドゲのうち
このお菓子のように甘くて
でも中身は甘くないボドゲ
をご紹介しましょう。
ケーキを平等に切り分けるには
今回集まったのは
みんな結構ガチなボドゲプレーヤー。
〜参加者〜
・嫁氏…ブログの中の人。ズボラプロ
・ワクワクさん…つくってあそぼプロ
・面兄（おもにい）…地域興しのプロ
・ピエール（瀧さん似）…住宅プロ
・M女王(負けると喜ぶドMさん)…海外民芸品のプロ
・老子…何をしてるかわからないがすごい人
面白兄さん（通称：面にい）
が持ってきてくれた
顔に似合うか不明な（失礼）
可愛いらしいゲーム
『もっとホイップを！
』。
面兄が言いました
「みんなケーキの平等な
切り分け方知ってる？」
じゃ、じゃんけん？
「ケーキを平等に分けるには
まずケーキを取る順番を決め
最後に取る人が切ると
平等になるんだよ」
あ、確かに！
最後に取るってわかっていたら
自分が不利にならないよう
平等に分けようとするもんね。
へえ。
みんなで平等に
和気藹々するゲームなのかな。
絵柄可愛いし。
そんな思いとは裏腹に
ごっついエグい
でも学びがある
ゲームでした…
もっとホイップくれ！
・プレイ人数2〜5人
・目的：ケーキとホイップを
たくさんゲットしよう
まずはケーキを取る順番を決める。
ケーキ柄の山札をセット。
山札を開いてまあるく
ケーキを並べる。
並べたらケーキを取るのが
最後になった人が切り分け。
この時いくつに切り分けてもいい。
どんな風に切り分けてもいい。
だけどあまりに不平等に
切り分けると
自分がいいカードを
もらえない。
切り分けたら順番に
ケーキを取っていく。
取る時にはすごく悩む。
なぜなら得点ゲットの方法は
２種類。
・ホイップクリーム=１つ１点
・特定のケーキを集めて
大きな点数ゲット
モンブラン=3点
マンゴーケーキ=4点
フランボワーズ=5点
桃タルト=7点
抹茶ケーキ=8点
ブルーベリータルト=9点
いちごのケーキ=10
チョコレートケーキ=11
それぞれのケーキには
それぞれ別の数字が書いてある。
各ケーキのカード枚数で
各種類を一番多くゲットした人に
点数が入る。
例えば桃タルトは「７」
これは桃タルトは７枚の
カードがあるということ。
最後の得点計算で
嫁氏が桃４枚
ワクワクさん桃３枚なら
嫁氏に７点入るけど
ワクワクさんは０点。
ホイップをたくさん集めてもいいけど
一つのケーキに
ホイップは1〜2個。
大きな点数をゲットするには
ケーキの種類別に大きな点数を
集める必要がある。
切り分けで悲鳴…
このゲームでは
切り分けの時
阿鼻叫喚となる。
「いやだああ！やめて！」
「そこで分けるか？！」
なぜなら切り分ける人が
平等を目指すとはいえ
何が平等かは人によるからだ。
例えば嫁氏は桃を集めている。
普通に考えたらこれを取るだろう。
でもこっちも捨てがたい。
なぜならホイップ数が多いし
抹茶を集めるワクワクさん
を牽制できるからだ。
桃はイチゴとセットにされたため
最終的にイチゴを集める人に
桃は取られたけど…
ゲームでは欲望むき出しに
現実の暮らしでも
全ての人に平等になんて
ことは難しい。
人に思いやりを示すことは
大切なことだ。
でもいくら思いやりを持って行動しても
誰かに取っては思いやりでも
別の人にはそうでない場合もある。
人が何か行動する時には
己の欲望
他人との利害関係
駆け引き
が生まれる。
だけど現実の世界で
そんなものをむき出しにすると
人との付き合いはうまくいかない。
でもゲームの中なら
思いっきり駆け引きできる。
もちろんルールを守りながら。
平等って何だろう
自分の欲と他の人の願望に
どう折り合いを
つけたらいいだろう
そんなことを楽しみながら
考えさせられるのが
ボドゲの一面でもあるのです。
ちなみに今回勝利したのは
いつも負けて嬉しそうな
M女王。
勝ったのに嬉しそうなのは
１位の商品シュークリーム
をゲットしたため。
いいなあ嫁氏も
シュークリーム食べたい…
なんて思いつつ
現実世界は現実世界。
ゲームでは欲望むき出してでも
現実では友の勝利を喜ぶ
嫁氏に戻ることにした。
みんなで楽しみながら
学んで考えることができる
ボードゲーム。
寒い冬にお家での
過ごし方としてオススメです。
さあ早くお家に帰って
みんなであったかくして
過ごそう。
ボドゲって結構深いんだね！
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冬は早く家に帰ろう。
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ボドゲは少しずつ浸透中。
☆はてぶコメント返信。
いつも暖かいコメントや
ブックマークありがとうございます。
考える系の記事を書くと皆さんの
ディープな意見を拝聴できて
さらに考えが深まります。
ブログをされている方はそれぞれ
興味や得意分野をお持ちの方が多いので
（日々の暮らしや雑記ももちろん一つの分野です）
それぞれの視点でのご意見を聞けて
読みながらウンウンうなづいております。
SNSでは「カーテンも上がっているんだよ」とか
「運送系やっているけど本当にしんどい」とか
それぞれの分野での生の声も伺いました。
安いものって魅力的に見えますが
安いもの便利なものに囲まれると
それに慣れてしまい「もっと」と
なりがちなのが人間です。
時には立ち止まって
作っている人のこと
売っている人のこと
それが変わるとどう影響するか
見直してみることも大事なんじゃないかな
なんて思って記事を書きました。
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