ファーストディだったので
映画へ行ってきました。
14年間待ちに待った
「Mr.インクレディブル 」の続編
前作は
スーパーヒーロー一家の物語。
家庭を持ったスーパーヒーローが
家庭と仕事とヒーロー活動を
どうやって両立させるかを
描いたコメディ。
続編が期待されていたものの
ずーっと先延ばしだったこの作品。
2作目を見て生き方について
考えました。
1作目は衝撃的でした!
お話のスタートは
ヒーローへのインタビュー。
ヒーローの愚痴から
始まります!
「いやあヒーローも
大変なんだよ」って。
ヒーローパパのボブは中年太り。
ヒーローが禁止された時代に
昔の栄光にすがろうとする。
ヒーローママのヘレンは
しっかり者のお母さんで
昔は昔!過去にすがらず
家族を一番にしています。
娘バイオレットは思春期の
ティーンエイジャー。
息子ダッシュはやんちゃ盛りの
小学生。
今回大活躍する赤ちゃん
ジャックジャック。
『アイアンマン』『スパイダーマン』
等の登場で今でこそ当たり前に
なったヒーローの日常。
デッドプールなんて
トイレも見せるし
パンツも見せますからね…
でも2004年当時
アベンジャーズもなく
『スパイダーマン』『X-Men』ぐらい。
ヒーローが愚痴って
中年太りに悩み
パパやママとして奮闘する
なんて画期的でした。
ヒーローも完璧じゃないし
男も女も子供も関係なく
みんな輝けるんだ!
そんなメッセージのつまった
映画でした。
監督のブラッド・バードは
前作から時間がかかった理由として
「ほかのことが頭を占めていた」
と言っていますが
(パンフレットより)
ヒーローの日常映画が
当たり前となっていく中で
続編として描く必要性を
模索していたんじゃないか
と思います(推測ですが)。
じゃあそんな続編のテーマは何か?
正直前作ほどインパクトや
テーマ性は感じませんでした。
でも
この映画がダメかというと
そんなことはない!
脚本も美術も映像も
細かいところまで
よくできています。
ひたすら笑ってアクションも楽しめる
ファミリームービーです。
ただ嫁は違う部分で
グッときました。
前回はヒーローのパパがメインで
過去の栄光にすがりもう一度
あの頃の輝きを取り戻そうとする
様子が描かれていました。
お子さんと一緒に見たパパは
共感するかもしれません。
今作は逆転!
ママにスポットライトが
当てられます。
昔のことは昔のことと割り切り
家族一番で考えてきたママ。
ヒーローが法律で禁止された時代に
その力をもう一度取り戻すための
アイコン的役割になるよう求められます。
最初はためらっていたものの
活躍の場が与えられて
輝きを取り戻すママ。
バイクで颯爽と現場に向かうシーンは
水を得た魚のようにママが美しい!
暮らしの中で自分が輝く場所を見つけた
ママは本当にかっこいい!
一方のパパはママの代わりに
子育てと育児担当になります。
本当は自分が
ヒーローとして活躍したい!
でもママも応援したい…
でも悔しい!!
簡単だと思っていた家事や子育ても
一筋縄でいかずボロボロに…
でもなんとか奮闘するうちに
みんなのヒーローだけでなく
家族のヒーローにもなり
そこにやりがいを見出していきます。
社会的な脚光であれ
家族の中のヒーローであれ
自分が輝ける場所も家族も
大事にして生きていいんだよ。
そんなメッセージを受け取りました。
家族は大事です。
嫁は家族より仕事を強要する
空気には窮屈を感じます。
みんな早く家に帰れたらなって。
↓スペインでも考えました
でも一人の人間としても
家族以外の人の役にも立ちながら
いつまでも輝いていたい
とも思います。
有名にはならなくていいけど
家の中だけでなく外の世界でも
自分が役に立てることをしたい。
お子さんがいるご家庭はなかなか
その両立って難しいと思います。
でもどれか一つでなく
どれも大事にしていい
だけどそのためには
家族の協力は大事。
そう言われているようでした。
あとこの映画の見所は家具!
前作も今作も
50年代〜60年代設定。
だから出てくる家具も
バリバリミッドセンチュリー
(略してバリミ)なものたくさん!
チューリップチェア(もどき)
エッグチェア(もどき)
(imdbより)
アルコランプ(もどき)
チューリップテーブル大・小(もどき)
(knoll社)
イームズラウンジチェア(もどき)
イームズアルミナムグループチェア(もどき)
50〜60年代のアメリカのチーク家具
(Pinterestより)
スワンチェア(もどき)
(フリッツハンセンより)
1回見ただけなので見逃しも
あるかもしれませんが
あらゆるところに
バリミ家具!
映画のオマージュも
たくさん入っています。
例えばこれ。
もちろんトミーリーじいちゃん似も
でてきますよ。
↓MIBの家具について
それから音楽もいいですね。
前作今作どちらもバックに流れるのは
ジャズオーケストラ。
ヘンリー・マンシーニや
ジョン・バリーを研究して
作られているとか。
モンスターズインクの時も
ジャズが使われていましたが
本当にピクサーは世界観への
こだわりに妥協しない!
だからこそ大人も子供も
大人だけでも楽しめる
と思います。
家具や音楽が作り出す50'世界観が
ばっちり作り込まれているのは
さすがオタク集団ピクサー。
そんな世界観の中で
現代にも通じる家族の問題や
個人としての生き方を
考えさせてくれます。
今年一番ではないけれど
見て損はしない映画の一つ
だと思います!
家づくりブログ的には
家具映画としても
おすすめ!
ちなみにピクサーは
本編前に短編もやりますが
今回の短編『パオ』は
本作に負けない出来!
普段は映画じゃ泣かない
嫁氏涙腺結界!!
あと実はこの日は年一回
MS家はしご映画デー。
『ジュラシックワールド』も
見たんですが
感想は…
すいません
差し控えたいと思います…
好みはそれぞれですが
いまいち乗れなかった…
『インクレディブル〜』が
よくできているだけに
『ジュラシック〜」は
脚本の粗さが気になる…
(好きな人すみません…)
あの温厚なワクワクさんが
「もう登場人物みんな
おバカちゃんなの?!」
「恐竜映画じゃない!
僕は恐竜見に来たのに!」
とプンスカしてました…
でも次回作も見る
と思います…
シリーズが好きだから。
ただやっぱりジュラシックシリーズは
1&2が恐竜が
生き生きして好きです…
ジュラシックワールドのアイドル
ラプトル「ブルー」ちゃんの可愛さはいい!
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大事にする生き方がいいです。
インクレディブルの家すごかった!
人の家の写真を見ると
まずは家具に目がいきます…
☆昨日のはてぶ
コメント返信
前回はスターやブックマーク、コメント
ありがとうございました。
最初にハーバリウムを知った時
「標本」と聞いてカエルを想像したので
ホルマリン漬けを想像した方がいて安心!
いいなって思っても連れて帰ると
似合わないという失敗が過去にあるので
何が手にする時の基準は
「そこの部屋に合うか」になっています。
ワクワクさんの青春時代は
デジモン一色だったそうです!
まつげは切っちゃダメですよ!笑
インスタグラム↓
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