さて、前回のお話は…
・我がMS家は富豪じゃない
・削るべきものを削って優先順位を!
・ライフスタイルに合わせて「我が家の必要基準」をつくろう
・ちなみにMS家の基準は「ずっと使える家や家具」
・夫氏の楽器が危機!?
ではMS家は具体的に何を削ったのでしょうか?
WARNING!
以下、記事のどこかに車好きには
一部辛い描写があるのでご注意ください!
夫氏「ねえ、それよりも俺の楽器は?!」
まず家づくりしながら削ったもの。
①二階のトイレ
夫氏「ホントにいらないの?」
えぇ、いりません!
最近の新築戸建の二階建て住宅は
当たり前のように二階にトイレがある。
でも、それって家族が多いご家庭。
我が家は今は二人暮らし。
今後子供ができるかは不明。
できたとしても
「その子が大きくなり巣立つと
トイレは二つも必要なし」とMS家は判断。
よってデリート!
②食洗機ミーレ
この子は初期にとても欲しかった…
ミーレについてはこちらの丁寧な解説をご覧ください。
管理人さんのヨーロピアンなステキ暮らしと
優しい記事がおススメなブログさんです。
でも我が領土は土地改良が必要だったので
諦めました…
ミーレはうちには払えない…
かっこいいけど…
よくよく考えたら
MS家の基準では「家具 > ミーレ」で
標準の食洗機でも十分
ということに気付いたよ。
よってデリート!
③収納
MS家の収納は、
寝室のクローゼット
子供部屋のクローゼット
(嫁氏作成のイメージ)
階段下のストック場所
通称「ハリーポッターの隠れ部屋」
シューズクローク
(アレッタさんのモデルハウス)
スケスケキッチン
(神戸ウッドワンショールーム)
<妄想Web内覧会>隠すものなんて何もない!!見せる収納で北欧キッチン
以上!
リビングには造作収納はなし!
夫氏「最近の家は収納重視するお家が多いのになぜ?」
それはMS家には必要ないからだ。
収納を多くすれば
ものが増えたらしまえる
という安心感はある。
でも裏を返せば
そこにモノがどんどん増える可能性!
収納はあればいいのでなく
「そこに何を入れるか」
考えて配置するのが大事。
モノは捨てないが
ムダを省くMS家としては
余計な収納は削除!
デリートデリート!
④家具は中古という選択
うちの家具はほぼすべて中古ヴィンテージ。
夫氏「ヴィンテージって高いのでは?」
そうとも限らない。
MS家の得意技は?
夫氏「宝物探し!」
↓あるリサイクルショップ での
マウイチェア 2脚で約4000円
正規品新品↓一脚3万円近く
我が家は家具の購入にちょっと一工夫。
オサレなヴィンテージショップで買うと
一脚五万する椅子も
おっちゃんがやってるような
田舎のリサイクルショップでは
1万円以下で買えることがある。
中古でも考え抜かれた素材やフォルムは
手入れをすればまだまだ長持ちする!
むしろ、壊れやすい素材で作られた
新品より強いこともある。
うちのイームズワイヤーチェア
峰不二子さんだって
50歳をゆうに超えた熟女だが
まだまだ十分セクシーであり
座り心地もよし!
よって、新品で買った場合と比べ
家具予算もデリート!
ただ、「中古はちょっと…」
という方の考え方も理解できます。
だからあくまで我が家の基準でのデリート!
元々持っていたもので
「今後の生活のために」手放したものもある!
中には泣く泣く手放したものも…
これらは「ムダ」ではないが
暮らし方を考えて「必要ではない」
と考え手放した…
①愛車コペン
一年前まで
嫁氏の相棒はコペンだった。
夫氏「俺は…?」
相棒1!
この子は平成15年製造の初期型。
毎週洗車し真冬の空でもオープンして
滑走するほど大好きだった…
止まってしまうその日まで乗りたかった…
でも手放した…
なぜなら、仕事を辞めて普段使わないため
ある日バッテリーが
上がって止まってしまったのだ!
ごめんよ、コペン!
もちろん、すぐ修理した!
ただ、そのときこう思った。
使わずに置いておくより、
毎日乗って使ってあげられる人の手に
渡った方が幸せじゃないか?
それに車検代や修理費もバカにならない。
今の暮らし方では車は2台も必要ない。
それならと腸がちぎれる思いで
泣く泣くドナドナした…
あの子がどこかで幸せでありますように。
②ポケモン・遊戯王・シャーマンキングカード
夫氏の思い出の品。
夫氏「僕は昔カードゲームが大好きで
何百枚も持ってました。
カードゲームの地方大会にも行き
カードには思い出がいっぱい。
でも、今は全く使わない。
こういったカードはレアなものもあり
今も欲しい人がいっぱいいます。
使う人が持っている方が幸せだし
家の予算の足しにもと手放しました…
決して、嫁に脅されてはいません!
(たぶん…)」
よくがんばったね…
安心したまえ!
楽器は無事です!
嫁もさすがに人のものを
勝手に売ることはできないよ。
夫氏の「よかったぁ…」
今はね…
③食費・雑費
以前は二人で30000円。
夫氏「週一回はラーメンだったね」
でも、今は15000円〜20000円。
高いか安いかはご家庭によります。
MS家としては以前の半分。
最初は「節約」と考えると不安でした。
でも「心地よく暮らすため」
と考えると意外とそうでもなかった。
いやむしろ最近は予算内チャレンジが
楽しくなって来た!
チロルチョコ毎日1個我慢すると、
一年で7,300円ダウン!
5年で36,500円ダウン!
ヴィンテージの椅子買える値段だ!
ではどうやって
「必要かどうか」を取捨選択したのか?
それはリストづくり!
以前、雑貨予算チャレンジでも書いたように
「衝動買い」や「手放して後悔」をなくすために、
リストは有用!
家づくり以外の普段の生活でも、
「何が必要か」を整理することでムダが整理できます。
例えば、生活費のカットの方法。
①週一回の買い出し前に
「一週間の献立」をつくる
嫁は献立アプリを使っています。
②「買うものリスト」を
作ってお買い物へGO !
つくるものがわかれば、何が必要か見える!
このとき、「カレーはじゃがいも一個だから
一週間にじゃがいもは3つぐらいかな」
などと何となく概算を出すと良いです。
買うものが決まれば
「あれ安い!」
とムダなものを買わなくなりました!
家づくりのときも同じようにしています。
必要かそうでないかの基準を作るため
MS家はこんなことをしました。
「目標を確認!」(予算、上限)
↓
「必要なものを洗い出す」(とにかく書く)
↓
「リストを作って整理する」(カットしたり加えたり)
↓
「視覚化して『我が家の必要基準』を家族でシェアする」
MS家は物欲にまみれた一家。
でも、「欲しい」「かっこいい」というのと「実際必要」は別物です。
また、家族全員が居心地い家づくりをするには
「価値観をシェア」することが大切だと思います。
家づくりや居心地のいい暮らしのためには
「我が家の必要基準」を視覚化し
全員で共有することが大事なのでは
と思うのです。
我が家のモットーは
全員が居心地よく
幸せに暮らせる家づくりです。
あの椅子も、この椅子も。
夫氏「もちろん、俺もだよね?!」