嫁氏→「日本の住宅は
なぜ長生き出来ないか」を熱く語る。
夫氏「あれだけ
『新築ばっかりもてはやされる
のはどうかな』とか
『古いものも
もっと評価されたらいいな』とか
書いておきながら
我が家が新築な理由
をちゃんと説明したまえ!
返答次第では
今から古民家にしてもいいんだぞ!」
いいの?
夫氏「…今からは無理です…
ごめんなさい」
じゃあビバヴィンテージで
古いものの価値を大切にしたい
MS家がなぜ新築一戸建てか?
①ステキ古民家は遠かった…
嫁氏には密かに
古民家への憧れ
があったんだよ。
(近くの古民家チックなラーメン屋)
古い歴史を感じさせる家に手を入れ
自分のスタイルを作っていく
というのにはロマンを感じないかい!?
古民家にはイームズ さんも
きっと似合うし!
しかし住む場所というのは
立地も大切。
MS家が住む地域で
リノベできそうな古民家は
物凄い山の中…
夫氏の職場への通勤距離
を考えるととても無理!
②洋館は保存対象、住居用でない
明治や大正時代に建てられた
赤煉瓦の建物や洋館に
そこはかとなく魅力を感じないかい?
帝国ホテル中央玄関|エリア別建造物|文化財|園内の楽しみ方|博物館明治村
NYで歴史的建築物をアパートにするように
赤煉瓦を住居として住む憧れがあったのだよ。
(2013@NY旅行)
しかーし!
夫氏の通勤圏内にある
歴史的建築物は保存対象!
例えばこの概観はツボですが
美術館!!住むのは無理!
③通勤範囲内に長く持ちそうな中古がない
夫氏「じゃあ、中古住宅は?」
それは近所を見渡すと
ちょっと無理だと思った。
というのも
いずれ建て直しが
必要になりそうだったから。
中古って言っても
建てられた時期はいろいろ。
でも今のように
耐久性に力が入れられる前の家は
前回書いたように
コスト重視の場合があるから
構造や建材に不安があり…
少なくとも我が家の近所には、
見ただけで不安になる家が多かった。
例えば、サイディング。
最近は性能は上がって良いものもあるが
継ぎ目のゴムの部分は劣化する!
これはしょうがないことだ。
一般的な窯業系サイディングは
5〜10年ごとぐらいにメンテナンスが必要。
20万円〜150万円かかる!
30年くらい前の
古い、昔の基準のサイディングなら
最悪全部張り替えだ!
メンテナンスぐらいで住めるならまだいい。
せっかく買っても
十年経って建て直しをしないと
住めなくなるようでは
コストも廃材もなんだかもったいない
気がしたんだよ。
戦前に作られた建物で
メンテナンスをしながら
残っている建物だったら
魅力的だけど…
④街中に住みたくない
夫氏「じゃあ、マンションは? 」
マンションのメリットっていろいろあるけど、
その一つは立地の良さだよね。
うちの近くのマンションってほぼ街中だから、
電車通勤や街で働く人にはいいかもしれない。
でも、MS家って駅近の立地って必要?
夫氏「必要ないなぁ…
会社が駅から遠いし
あまり街中には住みたくないな…
もっとのんびり住みたい」
じゃあ、戸建という選択になるよね。
⑤「一生賃貸」は我が家には合わなかった
夫氏「家を建てないという選択肢もあるよね」
もちのろん!
一生賃貸でいることに
不安に思う人もいるけど
デメリットだけじゃなく
もちろんメリットもある。
(詳しく知りたい人はもっといいサイトがあるから
google先生に聞いてね☆)
でも、前回書いたように
日本の住宅は
「新しいモノに価値を見出す」。
壁紙を自分で張り替え
棚を塗装し、手を入れると価値が落ちるし
むしろ賃貸では禁止しているところが多い!
自分のすみかを手入れをしながら
暮らしていきたい派としては
望ましい暮らし方とは言えない。
というわけで以上の理由から
長い目でコストや耐久性、暮らし方を考えて
新築一戸建てという選択になった!
自分のお気に入りを
メンテナンスしながら
長生きさせたいからこその
新築一戸建て。
夫氏「なるほど。合点承知の助」
ただ、繰り返すがこれは
我が家の暮らし方の
特徴を考えた結果
であって
決して新築戸建だけを勧めるわけではない!
家づくりや部屋づくりをする場合、
①住む人みんなが
どうやって暮らしていきたいか
②住まいにコストを
どのくらいかけるか
によって選択は異なる!
実際、マンションや中古住宅
ずっと賃貸という住み方を選んで
ステキに暮らされている方は
たくさんいらっしゃる。
例えば、インテリアのお手本のような
yokoyumyum さんのブログ↓
すごくオサレな方で
芋くさい嫁氏が読ませていただくのが
申し訳ないぐらい素敵なサイト!
しかもためになる!
なぜマンションを選んだか
丁寧にわかりやすいので
ぜひ、ご一読ください!
つまりは、大事なのは住まう人で
「どんな暮らしがしたいか」
を徹底的に話し合うこと。
今の目先の生活だけじゃなく
20年後、30年後の生活について
ときには専門家の手を借りて
プランニングしてみること
ではないかなと思います。
MS家はいろんな理由から
新築一戸建てを選択し
地元工務店さんとパートナーを組みました。
新しい家ができたら
丁寧にメンテナンスやリペア してあげて、
ずっと大事にしていきます。
素材のことを記事にしているのは
正しい知識でお世話をしたい
という自分の為でもあります。
ときにはどうにもならないことも
あるでしょう。
でもたとえ大きな、消えない傷が
できて残ったとしても
心を込めて使ってあげたら
それは傷ではなく、
我が家の「味」「勲章」です。
そして、いつか年老いて
家と別れをつげるとしても
次に使う人が現れて
「このヴィンテージの家いいね!
ちょっと手を入れたら絶対よくなる!」
なんてことが当たり前になる世の中に
なってたらいいなと思うのです。
自分の持ち物に手を入れて
より魅力的に
長く付き合っていくのが
我が家の理想です。
夫氏「それはいいけどさ
長く付き合っていくなら
たまには夫氏にもかまってください…」
え?いつも家では一緒に過ごしているよね。
夫氏「だって、最近嫁氏
家づくりやブログに夢中でMacがお友達だよね。
たくさんの人が読んでくださるように
なったからって調子のっちゃってさ!ケッ!
あ、ご訪問いただいた皆さんありがとうございます。」
じゃあ、ワクワクさん、何か作って♪手伝うから♪
ワクワク・夫氏「おう!まかしとき!」
ちょろい…ʅ(◞‿◟)ʃ
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