昨日は真ん中誕生日でした。
説明しよう!
真ん中誕生日とは
嫁氏の12/3誕生日と
夫氏の12/5の誕生日の間に
行われる宴である!
夫氏三十路突入!おめでとう、夫氏。
九州のお土産陣太鼓とダイエットコーラで乾杯。
夫氏「僕の誕生日だけショボくないですか…?」
そしてイームズ ワイヤーチェア
通称「峰不二子」の加入で
我が家の椅子がついに18脚に!
周りからは「こんなに椅子いる?!」
「ちょっとアタマがおかし(以下略」
と言われますが必要なんです!
だって椅子が好きなんです!!
でもなんででしょうね?
テーブルやチェストだって大好き。
でも椅子は格別。
なぜ、こんなにも椅子に惹かれるのか?
ちょっと考えてみた。
①椅子は個性が出やすい
「椅子好き」って人ならたくさんいるし
雑誌や本でも「椅子特集」ならやってます。
「私はテーブル命!」
「今買いたいコーヒーテーブル特集」
「今熱い本棚はこれ!」
なんてのはあまり聞かないですよね?
おそらく椅子は
一番作り手の
作家性を反映しやすい
のではと思います。
テーブルって
足に天板がついて
それ以上はあまり変わらないですよね。
天板の形を変えたり
脚を装飾することはできます。
それ以上形を変えると
機能が失われます。
でも椅子って機能を追求しながら
変化球も可能!
脚の形を変えることで
使う人の目的地と共に
デザインにも応えるシェルチェア
ほぼぬいぐるみ!モフモフパピー
それバランスとれるんですか?メッツァドロ
「人をダメにしそうな椅子」サッコ
図工室の椅子 ウルムススツール
スペースエイジなルイ15世 ルイゴースト
これどうしたらいいですか…?エクストレム
家具のデザイナーって
最終的に椅子をデザインしたくなるそうです。
ミッドセンチュリーモダンなデザインだけでも
あらゆる素材を使ってどれもインパクトの強い椅子が。
なんなら脚なくしちゃう
みたいな椅子もあるし。
それは「私のデザインってこんなのだ!!」
と一番体現しやすいのが
椅子だからかもしれません。
そしてそのそれぞれの個性に
惹かれていくのでしょう。
②人に一番近い家具
現代人の多くが家では
寝るときやお風呂に入るとき以外は
椅子やソファに座って過ごすと思います。
(夫氏はよく床に転がってますが)
会社では椅子に座って仕事
バス停では椅子に座って待ちます。
日常でよく使う道具だからこそ
「座り心地やデザインは
自分にフィットしたものを選びたい」
「お気に入りを使いたい」
という衝動に駆られるのかもしれません。
③自分を表すデザイン
椅子は古くは権力の象徴でした。
Egypt: Hetepheres I (la reina mariposa) | Egyption | Pinterest | Egypt and Html
(ほぼ完全な形で現存する世界最古の椅子)
英語では議長や司会者のことを
’’chairman’’といいますが
あれも「偉い人だけが座れる!」
と椅子の権力さを示していると思われます。
現代でも社長は肘かけ椅子!
平社員は肘つきなし!
みたいな風潮があり。
ハーマンミラー も肘つき椅子は
「エグゼクティブチェア」
として売られています。
Eames Aluminum Group Executive Chair
お家の中のダイニングの写真を見ても
Yチェアを揃えてるインテリアをみると
「この人北欧好きで
きちんとしてるんだろうな」とか
バラバラな色や形の椅子の家を見ると
「この人変わりモノで
自己主張激しいんだろうな(いい意味で)」
「こだわりのうるさい人だ(いい意味で)」
なんて考えちゃいます。
あ、うちか…
「人は見た目が9割」だとすると
持っているものや着ているもので
その人自身がどんな人かわかります。
「家は見た目が9割」だとすれば
特に個性の出やすい椅子が
「うちはこんな家ですよ」
「住んでる人はこんな人ですよ」
と表すのかもしれません。
そして自分の家や自分がどんな人間か
表現したいから
椅子にこだわりたいのだと思います。
夫氏「じゃあまとめると
我が家は個性的で
自己主張が強くて
収集癖のある逆ミニマリストな家…
そしてそんな嫁…」
そんな私に惹かれたんでしょう。
夫氏「…違うけど。
っていうかなぜ椅子が好きかに
ついて約3000ワードを使って
書いちゃうあたりちょっと頭おかし(以下略」
!(◎_◎;)
夫氏「でももう、椅子は増やさないからね。
置くとこないから。
ミニチュアで我慢しなさい。」
はい…わかってます…