大掃除の時期だから家のメンテも開始
なんか床がいつもより輝いているっす!
植物の周りにあった水シミも薄くなってるねえ。
よく気づいたね。
もうすぐ年末、大掃除の時期だから
オイル塗装の無垢床のお手入れをしたよ。
うちは自然素材の家だよね?無垢床って温もりはあるけど扱いが大変そう…
それは人によるね。
神経質なタイプだと
しんどいかなと思う面もある。
でも別の見方をすれば
扱いが楽な部分もあるし
お手入れが楽しいとも言える
捉え方によって真逆の感想になるんすね!
うん。
だから無垢フローリングを4年使ってみて
実際どうなったかやお手入れ方法を話そう。
新築やリフォームの床材選びは悩むから
MS家の話が参考になればと思うよ。
【オイル塗装】の無垢床を選んだワケ
無垢材って確か、木を切り出してできる材料っすよね?人工的に組み合わせるんじゃなくて。
そして塗装はテカっとした【ウレタン塗装】と自然に近い【オイル塗装】があるんだよね
ウレタンは表面に膜を張るような塗装
オイルは浸透するタイプの塗装だよ。
ウレタン塗装 | オイル塗装 | |
見た目・手触り | テカテカ・ツルツル ※中にはオイルのようなウレタン塗装もある |
ナチュラル、さらさら |
塗装の仕方 | 樹脂で表面を覆う | オイルを染み込ませる |
水がついた時の対処法 | 水に強いからすぐに気づかなくても大丈夫 (でも完全じゃないから拭いてね) |
速攻拭け!シミになるそ! |
一見するとオイル塗装って面倒そうだけどなんで選んだの?
オイル塗装の無垢床にした理由
・オイルの自然な風合いが好き
・嫁氏は家具の傷や汚れを味と思って好む
・お手入れしながら経年変化を楽しみたい
・ウレタンの再塗装のほうが面倒
ウレタンorオイルの向き不向きは
汚れや傷を味と思えるかどうかで変わってくると思うんだ。
嫁氏はヴィンテージの家具が好きで
古さに価値を感じる。
だからお手入れはするけど
ある程度の傷や汚れは大歓迎。
でもそう思えない人にとっては
小さな傷でも気になるし
お手入れは面倒に感じると思う。
あとウレタン塗装は普段の手入れは楽だけど
剥がれたら専門業者対応になるのが面倒。
オイル塗装はお手入れ方法を覚えたら
自分でできるのがいい。
嫁氏は仕事で家具リペアも少ししてたから
余計に楽しいと思うのかもしれない。
4年後の無垢床の状態と年末のお手入れ方法
お手入れ前の状態
遠目ではわからないけど…
近くで見ると植物周りや台所など
水を使う場所ではシミが多い。
あと水分吸収と乾燥を繰り返して毛羽立っている。
これはお手入れ面倒そうっす
ぶっちゃけシミはそのままで
オイルを塗るだけでも構わない。
え?いいの?
蜜蝋を塗り込めばある程度は消えるからね。
でも今回は年末だし
せっかくだからシミの手入れもやろう。
年1回のお手入れ方法
まず掃除機をかける。
シミを削るサンドペーパーを用意。
数値が小さいほど目が粗く削れる。
目が粗いものは床を傷つけるから
80番は極力使わず240〜400で対応。
(ひどい場合は使うけど力を入れない)
240〜400番を使って
家族で仲良くゴシゴシ。
家族でのお手入れは楽しい。
家族でのお手入れは楽しい。
木目に沿ってゴシゴシするのがポイント
ここでは完全にシミを落とさなくてもいい。
あとで蜜蝋ワックスを塗り込むと
目立たなくなるから。
逆に必要以上にこすりすぎると
かえって傷めるから注意。
気になる部分を削ったら
ウエスと蜜蝋ワックスを用意。
適量をウエスにとって
床に塗り込んでいこう。
最終的にこんな感じになる。
若干残ってるっすけどだいぶシミが目立たなくなったっす!
遠目で見たらあんまりわからないね。
なるほど、気になる人はしんどいってそういうことか
細かいキズやシミを完全になくすのは困難。
時間もかかるし完了しないこともある。
だから気になる人は落ち着かないだろうね。
でもそうでないなら
お手入れはそこそこでいいから
意外と大変ではないよ。
関連記事
4年間でやってきたその他のお手入れ
日常的なお手入れ
普段は基本的に掃除機または
ドライシートのワイパー。
オイルの無垢床は水が苦手だから
水拭きは基本的にしない。
水分がこぼれたら即拭く。
冬の乾燥で開く隙間の対処法
物を落としてできる床の凹みは水分+アイロン
ひどい黒シミへの対処実験
MS家の床はパインやオークなんだ。木の種類や塗料によって対応が変わることもあるから、不安な人は家づくりでお世話になったビルダーさんに確認してね!
4年間で感じたオイル無垢床のメリット・デメリット
メリット
・温もりがあり床に寝転ぶと気持ちいい
・冬もひんやり感が控えめで素足で歩ける
・家族でお手入れするのが楽しい
デメリット
・温もりのせいで床で寝てしまう
・蜜蝋ワックスのお手入れ直後はすべる
待って!メリットとデメリットが同じやつある!
オイル塗装の無垢フローリングの温もりは
良くも悪くもなんだよね。
気持ちがいいから
つい寝転んで触りたくなる。
でも暖かい日に寝転ぶと
うっかり寝ちゃって体バッキバキ。
パイン材は熱伝導が小さくひんやりは控えめ
密度が高いオークはひんやりすることもある。
大人でそうだから小さな子供は特に注意。
後悔しないためには
すってーん!ああああ〜!!!
言ったそばから!
無垢床にはデメリットもあるけど
嫁氏はそんなに感じていない。
普段の手入れの楽さを求める人は
メンテナンスでのデメリットを感じ
後悔することがあるかもしれない。
イメージで決めないほうがいい。
経年変化が許容範囲かなとか
お手入れを楽しめそうだなとか
付き合い方を踏まえて検討するのがいい。
無垢床と一緒に年をとっていこう
家具や家の好みは人によるけど
嫁氏は長い年月を重ねてきた
木の家具や家を美しいと思う。
新品ピカピカには出せない風格があり
ほっとする気分になるからかも。
新築から4年経ちシミや傷ができて
いい感じに味が出てきた。
4年はあっという間だっと実感し
自分の最期もすぐかなと思ってしまう。
そう考えると焦りや不安が出てくる。
でも「まだ」4年とも言えるし自分もまだまだ。
うちの床が美しい飴色になるには何十年も必要。
嫁氏もまだまだやりたいことがある。
床に刻まれるシミや傷を愛おしみ
夫と床と一緒に仲良く年をとりたい。
今回は床の話だったんだね。最初はてっきり椅子の話かと…
なんで?
一見床の写真を撮っていそうで
実は椅子の画像ばかりになっていたから。
やっぱり椅子オタクだなと。
実は椅子の画像ばかりになっていたから。
やっぱり椅子オタクだなと。